【Tama Design High School】美大ニュースまとめ20231120

2023年11月20日(月)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回10月10日以降の情報です。

次期学長に漆工芸が専門の山村慎哉教授が選任されました。
 
 
愛知県立芸術大の次期学長に白河宗利氏 2024年4月1日から4年間:中日新聞Web

任期満了する戸山俊樹学長の後任に白河宗利先生を選任。
絵画・油画技法材料が専門の白河先生は東京藝大大学院を修了されていて、今年から教授になられた54歳!若い!
手続きについてはこちらに詳細でています。
愛知県立芸術大学次期学長予定者の決定について

これで国公立5芸大の学長は全員ファインアートや工芸系の先生ってことになりますね。

 
愛知県芸さんといえば、こういう取り組みもされてます。
高校生向けアントレプレナーシップ教育 SUMMER SCHOOL 2023

バブソン大学山川恭弘先生と開催している学部生向けアントレプレナーシップ教育と、デザイン実技で実施しているアイディエーションメソッドを連携させ開発した高校生向け教育プログラム「SUMMER SCHOOL 2023」の最終プレゼンが行われました。
 

 
専任職員の募集だと、
学校法人京都精華大学 事務職員(専任)を募集します
京都精華さんが11月22日(水)16:00書類必着で募集しています。
 
 
京都精華さんといえば、
建築学科主催、世界で活躍する建築家の山本理顕氏による講演会を開催。モデレーターは建築家の高松 伸氏。 | 京都精華大学

●日時:2023年12月9日(土) 15:00〜16:30 開場:14:30 
● ゲスト:山本理顕(建築家)、
● モデレーター:高松 伸 (建築家 / 工学博士 / 京都大学名誉教授)
● 会場:京都精華大学 明窓館大ホール 
● 定員:500名(当日先着順)
● 料金:無料

 
デザイン学部建築学科が主催する講演会シリーズ「MASTER ARCHITECT」で、モデレータは建築学科特別顧問である建築家の高松 伸さん。
豪華!

京都画壇の展覧会が・・・というか、アート探訪インスタグラマーマンガ家・NARIさんの連載はいつも楽しみにしてます。


先週大きな話題になったのはこちらですね。
Tama Design High School

<講義>2023年11月27日(月)〜12月24日(日)
<展示>2023年11月20日(月)~12月24日(日) 11:00~19:00 会期中無休
*講義の会場参加は要事前申込(YouTube視聴は申込不要)

 
昨年は「Tama Design University」で、今年はHigh Schoolだから「逆3年奇面組パターンだ!」とコーフンしちゃっいました。
ただ、手羽がどうしても気になっちゃうのは登壇者28名中女性が4名しかいないことで・・。ま、その女性4名中3名がムサビOGだったりするんだけど。


永井先生がTama Design High Schoolの意気込みについて語っている記事はこちらです。 
デザインを、一人ひとりの生きる力に。–【「Tama Design High School」開講記念対談】多摩美術大学×宝仙学園中学校・高等学校 | 大学通信オンライン

来年から「環境デザイン学科」は「建築・環境デザイン学科」に変わります。
もともと1998年に建築科とデザイン科立体デザイン専攻インテリアデザイン専修が統合してできたのが「環境デザイン学科」なので、少し先祖返りした感じですね。
 
 
高橋士郎 自由の気膜 2023年11月13日(月)〜12月9日(土)多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー

会期:2023年11月13日(月)〜12月9日(土)
開館時間:11:00〜17:00
休場日:火曜・日曜、11月18日(土)、12月2日(土)
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー
入場無料
主催:多摩美術大学 高橋士郎研究会
協力:株式会社バボット、多摩美術大学情報デザイン学科

元学長でもある高橋先生に手羽は学長退任後もずっとお世話になってました。上野毛キャンパスに遊びに行くと、いつもいらっしゃるんです(笑)
この展覧会は絶対に見に行かないと。
 

 
情報デザイン学科といえば、
できごとのかたち2023

●会期|2023年12月16日[土]― 17日[日]
●時間|11:00-19:00
●会場|AXIS GALLERY 入場無料

多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース課題作品展。
今年のメインテーマは「EXPANNEXT」です。
 
 
『ゼクシィ』創刊編集長が語る「婚活ブーム」のはじまり/女子アナ日下千帆の「私にだけ聞かせて」 | Smart FLASH

タマビ広報の宮下さん!
いつもお世話になっております。
  
 
インタビュー:デザイナー深澤直人が自ら語った、現在地とこれから | ELLE DECOR

統合デザイン学科主任教授の深澤先生。

 
さて、ここからはいろんな美大ネタを一気に紹介していきましょ。
東京工芸大学 ― 朝日教育会議2023

●日程:12月9日(土)13:30~16:30(予定)
●会場:ベルサール御成門タワー
●定員:1,400名(ライブ配信1,000名 当日来場者400名)
→申し込みはこちら

朝日新聞社が毎年連続フォーラム「朝日教育会議」を開催していて、東京工芸大はテーマを「いま求められる「美意識」の探究~テクノロジーとアートが融合する価値を考える~」とし、独立研究者・著作家・ライプニッツ代表の山口周さんんの基調講演、東京工芸大の小林紀晴教授やGOTO AKI氏、西野壮平氏、吉田志穂氏の写真家4氏によるディスカッションを行います。

●会期:2023年11月4日(土) ~2024年3月31日(日)
●会場:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム
●時間:10時~18時〔入館は17時30分まで〕*最終日の3月31日は16時で閉館
●休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12/28〜1/4)、臨時休館あり
●入館料:無料(シアターを含めて無料)


東京工芸大がネーミングライツ協定を結んだ杉並アニメーションミュージアムでSPY×FAMILYの展示!
これは来場者が多そう・・・。
 

准教授に就任するまでの流れが描かれたマンガって今までないかも。
「大学の専任教員は教員免許がいらない」「公募だと試験で模擬授業をやったりする」ってのは意外と知られてないことで、今後の連載が楽しみ。
ただ、専任教員が学生のことを面白おかしく描くのはいろいろ難しいところもあるんですよね・・。 
 
 
東北芸工さんといえば、
Idemitsu Art Award 2023 受賞作品 | Idemitsu Art Award(旧シェル美術賞) | 出光興産

次代を担う若手作家のための公募制の美術賞「シェル美術賞」は2022年に名称を「Idemitsu Art Award」に変更されてます。
そのIdemitsu Art Award2023のグランプリを、東北芸術⼯科⼤学⼤学院の髙橋侑子さんが受賞!
おめでとうございます!!
 

●日時:2023年11月27日(月)19:00~ 20:30
●参加費:無料(事前登録制)
*長岡造形大学 映像編集室からオンラインで配信(映像編集室でのオフライン参加も可能)

「これからの時代に入学金に授業料に生活費を払ってでも大学に行く意味・価値は何か?」をテーマに先生たちが語ります。
なお、このイベントはデザインの研究勉強会で、長岡造形大学公式のものではありません。
 

九州大学大学院芸術工学研究院SDGsデザインユニットと九州大学未来デザイン学センターが主催する「SDGsデザインインターナショナルアワード2023」国内授賞式が2023年11月11日に開催。
今年度は、韓国・東西大学アジア未来デザイン研究所と連携し、「未来の子育て」をデザインしよう!をテーマに、世界17の国と地域から79の大学や高校の学生が参加。
 
 
名古屋造形大学×武蔵野美術大学 交流展「information invent incident inside」

【会期】2023年11月15日(水)ー12月2日(土)
【場所】名古屋造形大学1階 メインギャラリー
【時間】平日|11:00ー18:00、土日|13:00ー18:00 ※最終日17:00まで
【休館日】11月18日(土)、19日(日)
【入場料】無料


名古屋造形大学 美術表現領域・佐藤克久先生、武蔵野美術大学油絵学科・小林耕平先生の企画による学生グループ展。
あ、今月はムサビネタが多かったので、ムサビネタまとめを別記事として明日書きます。
大きな話題も発表されるので・・。
 
 
服飾博物館「魔除け」展で知る、民族服の身を守るデザイン発想|Pen Online

開催期間:2023年12月9日(土)~2024年2月14日(水)
開催場所:文化学園服飾博物館
開館時間:10時~16時30分※12月15日(金)、1月19日(金)は19時まで
休館日:日曜、祝日、振替休日、12月28日(木)~1月5日(金)
入館料:一般¥500、高校・大学生¥300、小・中学生¥200


文化学園さんの服飾博物館で開催される今度の展覧会は、日本と世界各地の民族衣装や装身具に見る魔除けや招福の役割を探る内容とのこと。
確かに衣服に邪気を払ったり幸運を引き寄せる文様を描いたり、装身具で結界を築いたりされてきたわけで、これは面白そう!!
 

リクルート進学総研の小林浩所長の分析。
 
 
カロリーメイト CM|「光も影も」篇 120秒

「わかってる人が作ってるなあ」と。
 
 
高校生が「個性的」と思う大学ランキング2023|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア
関西に京都芸術大学さんがランキングしてないのが面白いなと思ったり。

 
安全な作品を作るには:体験型作品展示の安全管理チェックリスト|山岡 潤一 @jun1chi
全美大生は読んでおいた方がいいやつ。

 
以上、リンクロウがデザフェスで例のマフィンを食べたけどなんともなかった、と衝撃の報告を受けた手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。