このシリーズは美大ネタが一切出てこないので、読み飛ばしてもらって結構です。
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まず前置き。
この度、永年勤続の副賞でリフレッシュ休暇をいただきました。
「連続した10日間(土日除く)」というルールなので、実質2週間の長期休暇。
勤めだして初めてのまとまった長期休暇で、これだけ長く休むとさすがにいろんな方に迷惑かけちゃうけど、自分が休まないと後輩達も取りにくくなるので、比較的学事が落ち着いてる10月中旬に勇気を出して休むことに。
さて、でも何をやるか。
家族と旅行・・と偽って実は全国美大巡りというパターンじゃいつもと変わらないし、今までできなかったことはなんだろう・・・と考えてる時に奥さんに言われたんです。
「あんた、たまには親孝行したら?お母さんたちと旅行に行けばいいじゃん」と。
福岡から東京の美大に進学し、そのまま東京で就職しちゃった手羽。
気が付けば、福岡にいた時間より東京に住んでる時間の方が長くなってしまいました。
親とすごく仲がいいわけじゃなかったから数年に一度実家に帰るぐらいで、恩返しをしたことも考えたこともなかった。
ムサビの大先輩・みうらじゅんさんが2007年に「親孝行プレイ」という本を出してて(ドラマにもなった)、そこでこう言ってます。
「偽善でもいい。まずは行動。親の喜ぶ顔を見れば、心は後からついてくる。」
ありがたいことに両親がまだ健在だけど、この1年で母親の足腰がかなり弱り、杖を突かないと歩けないことを福岡に住む姉から聞いてました。
親と旅行に行くならこれが最初で最後のチャンスかも・・節目の年に親孝行家、親コーラーになるのも悪くないか、と。
でも一人じゃ心もとないので、奥さんも一緒に行ってくれることになり、初めての親孝行旅行へ行くことになったのです。
前置き終わり。
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というわけで、
手羽の大好きな黒い飛行機、スターフライヤーに乗り、北九州空港へ。
レンタカーして実家で両親をピックアップして、いざ出発!!
どこに行ったかというと、
下関!!
奥に見えるのが関門橋です。
母親の腰のことを考えると長距離ドライブは難しい。
いろいろ考えた末、福岡の隣・山口県って自分はほとんど旅行したことがなかったから、今回は山口旅行にしました。
最初に向かったのは、
毎週末(金~日)は観光客でも買い物やお寿司が食べられる有名な市場です。
あちこちの出店でお寿司を買って、
外のデッキで食べます。
ぶっちゃけ、今回の旅行で一番おいしかった食事は何かと聞かれたら、ここで食べたお寿司でした。
あ、気を付けなくちゃいけない点が一つ。
市場自体は朝5時からやってますが、お寿司などの出店は金土は10時、日祝は8時からなので「早朝の市場で朝食!」はできません。手羽はYoutubeで下調べをしてました(笑)
次に唐戸市場から10分弱歩いたところにある
市立しものせき水族館「海響館」へ。
2001年開館なので、まだまだ新しい水族館ですね。
入口にはスメナリのモニュメント。
宮田亮平先生の作品かと思ったけど、イルカじゃないから違うのかな。
入口でテンションが高くなります。
写真には一匹しかいないけど、下関の水族館だけあって、いろんな種類のフグがいました。
フグ目の展示数は世界一なんだそう。
タイミングが良くて、餌やりタイムに何度も遭遇。
日本最大級のペンギン施設の名称は「ペンギン村」。ほよよ。
ちなみに下関市の鳥はペンギンなんだそう。
屋外にフンボルトペンギンの特別保護区がありました。
スメナリがつくる天使の輪「バブルリング」。
バブルリングを作るスナメリはここ海響館だけ。
イルカとアシカが共演する「アクアシアター」。
久しぶりにイルカショーを見たけど興奮しちゃった。
てなわけで、親孝行旅行シリーズはまだまだ続くっ!!
以上、
山口では「ふぐ」と言わず、濁点入れない「ふく」って言うんですよ、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。