岡山・広島ツアーのレポートをお届けしております。
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いよいよ最終日5日目!
8月4日(金)9時半、
広島YMCA 芸大・美大受験科に到着。
タマビとムサビは同じ控室に案内されました。
というのも今日は
多分初の試みである、ムサビタマビ合同説明会をやることになったんです。
というのもタマビさんもムサビ同様地方相談会に合わせて高校や予備校を訪問されてるんですが、訪問先もだいたい同じだし、正直なところ「去年タマビは●●画塾に行ったそうじゃん。うちも負けじと行かないと!」みたいなことが起きてました。だから大手美術予備校さんや高校だと「朝はタマビ、午後はムサビ説明会。明日は女子美と東京造形大」なことが起き、生徒さんは1枚でも絵を描きたい大事な時期に2日間とか東京の大学の都合でつぶされてたんです。
でもちょっと待てよ、と。
地方での本当の競争相手はタマビさんではなく「東京の美大へ行く」というハードルなはず。
詳細な大学説明は確かにできなくなるけど、「地方からわざわざ東京の私立美大に行く価値はなんなのか」をムサビタマビが一緒に語ることで強いメッセージになる。一番言いたいことは「ムサタマ一緒に受験して受かった方にいけばいい。若い時期に東京で学ぶことが大事なんだよ」なわけで。そうすれば同時に両大学の比較もできるし、高校も日程調整しやすくなり、生徒さんもその方が集中力をキープできる。
というわけでタマビさんと調整をして、この企画が成立した、と。
職員だけならムサタマトークは昔からやってるし、先生の個人的なつながりや予備校で一緒になってフリートーク形式でやったことは今までありましたが、複数の教員職員が参加し、ちゃんと役割分担を決めて(笑)開催したのは、多分両大学の歴史上初めてだと思います。
多くの生徒さんが参加してくれました。
まずはムサビの説明から。
そのあとは、
生徒さん達から質問シートを回収して、お昼を取りながら両大学で「この質問いいんじゃない?」「これ答えてあげようよ」な初めての共同作業をやってから、
午後は質問シートに答える形でクロストーク、てな構成でした。
東京が頂点にあるような考え方は前時代的であり、今は地方が注目されてます。
でも「東京の大学・美大で学ぶ価値」となると少し違うわけでそのあたりが話が中心になりました。
2時過ぎに終わって、ムサビ勢は急いで
広島市立基町高等学校へ向かいました。
もうね、校舎が立派で、
大きな吹き抜け構造になっており、校舎内にエスカレータもあるんですよ。
竣工が2000年で、その直後ぐらいに手羽は見学させてもらったことがありました。
あ、映画「君と名は。」の瀧が通う高校の校舎内のモデルと言われます。
こういう環境で学んじゃうと、美大に入ってから「あれ。高校の設備の方がよくね?」となりそう。
恒例の張り紙チェック。
京都精華さん、成安造形さん、東京造形大が張られてた。
んで、なんでやってきかというと、やはりタマビムサビ合同説明会のためです。
15時、最初はタマビから。
そうなんです。タマビさんはたくさん先生と職員が広島に来てたから、二班に分けて広島YMCAと基町高校は全くの別メンバーなんです。
ムサビはしょうこりもなく同じメンバーでして、
ムサビスタッフは手羽のスライドがちゃんと基町高校版では「多摩美術大学×武蔵野美術大学 合同説明会」と大学名の順番も写真も広島YMCAとは変えてたのは気が付いてくれたかな。この配慮。
そのあとは、
クロストークという流れ。
生徒さんから面白い質問もあり、予定を少し超えて17時半に終了。
長時間真剣に聞いてくれてありがとうございました!!
もし別々にやってたらこれを生徒さんは2セットですからね。それは集中力が持たない・・。
高校の先生から「最後にこちらを見て帰ってください」と案内されたのは普通教室。
特別な設備があるように見えないけど、ふと窓を見ると
広島城がデーーンと鎮座してました。
いつもこれを横に見ながら授業を受けてるのか・・・。
と思いながら撮ってた様子をプクシマさんに撮られてた。
プクシマさんも初の長期地方相談会業務、お疲れ様でした!
以上、
「むさびはむさし」に空目した完全なムサビ病な手羽がお送りいたしました。
岡山・広島レポートもこれにて終了!!
みんな大好き!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。