京都に新店舗。美大生が行くべき!現代のセレクトリサイクルショップPASS THE BATON

美大生なら知っている人も多いはず。東京・丸の内と表参道に店舗を構えるセンス溢れる現代のセレクトリサイクルショップPASS THE BATON。8月8日(土)、京都祇園に新店舗が開店します。初の飲食スペースも展開。関西近郊にお住いのみなさんはぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

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現代版セレクトリサイクルショップPASS THE BATON。

個人から集めた想い出の品物や、すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい。そんな品物を、大切に使ってくれる次の人へ、持ち主の顔写真とプロフィール、品物にまつわるストーリーを添えて販売するのが「PASS THE BATON」。美大生なら、気になって足を踏み入れたこと(またはONLINE SHOPで追いかけたこと)があるのではないでしょうか。そう、それくらい、「リサイクル」「リユース」という言葉のイメージを覆す、センス溢れる一点モノが並んでいるのです。

せっかくなので、少し見てみましょう。



アンティークな古着はもちろんのこと、店内にはアイキャッチーで心くすぐられるホビー雑貨や、なかなか出会うことの出来ないユニークなおもちゃなどが集まっていて、ひとつひとつのストーリーを追っているだけでも楽しい時間を過ごすことができます。もちろん、ONLINE SHOPでも商品ひとつひとつに写真とストーリーが丁寧に掲載されています。





ただおしゃれでセンスが溢れるだけじゃない。
お店のコンセプトにじっくり目を向けたい。

PASS THE BATON Conept

東と西、北と南の風土の違いは価値であり、しかし摩擦の種でもある。
国ごとの文化の違いは価値であり、しかし、戦争の種でもある。
企業ごとのプロダクトの違いは価値であり、しかし過剰な競争の種でもある。
その争いの結果、物は過剰に溢れたり、過剰に消失し、社会にも地球にも負担をかけてきた。
ならば、国や企業を越えて、個人の文化の違いに価値を見出してはどうだろうか。
それぞれ培った個人の文化をお互いに尊重しあい、交換しあう。
新しいものを創造するのもよいし、既にあるものを大事にするのもよい。
既にある誰かの技術、今の私の価値、将来の誰かにとっての大事。

Pass the Personal Culture.
New Recycle.
Pass the Baton.






ついに関西進出、京都祇園の新店舗は喫茶とバーが併設される!

これまで、丸の内店・表参道店と東京都心に2店舗を構えていたPASS THE BATONがいよいよ関西へ進出する。選ばれたのは、京都祇園。

「PASS THE BATON KYOTO GION」がオープンするこの祇園新橋伝統的建造物群保存地区は、文化財保護法に基づき国から選定を受けた重要伝統的建造物群保存地区であり、優れた歴史的風致を形成しています。築120年を超える建物(町家)のインテリアデザインは、丸の内店・表参道店と同様に片山正通氏(Wonderwall)によるもの。伝統的な建築様式という美しい制約の中で生まれたデザインが今から楽しみです。



京都ならではの商品ラインナップ、
そして初の飲食スペース「お茶と酒 たすき」が誕生。


これまでも多くの企業やブランド、クリエイターの方々と世の中にすでにあるものにセンスとアイデアを加えて新たな価値を生み出してきたPASS THE BATON。今回の京都祇園店では、素晴らしい技術とクリエイティビティに溢れた伝統工芸とのコラボレーションが多々生まれました。


  • 金網つじ×PASS THE BATON / [KANAAMI JEWELRY] 13000円~18000円(税抜)

料亭の調理道具として、現代も京料理を支え続けている京金網。世界中を旅してきたアンティーク缶バッジたちが菊や亀甲の文様で編みつつまれ、世界でたったひとつのジュエリーに。



  • 開化堂×PASS THE BATON[Back to the future 茶筒] 12000円~18000円(税抜)

  • 開化堂×PASS THE BATON[Back to the future 茶筒] 12000円~18000円(税抜)

明治8年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗・京都「開化堂」の茶筒は、毎日使うことで「手擦れ」により風合いが変化。使用には差し支えないものの、ちょっとしたキズやへこみ・高さ違いなどのある茶筒にPASS THE BATONの手が加えられました。



  • 公長齋小菅×PASS THE BATON[シミ竹箸と京焼箸置きセット] 1600円(税抜)

  • 公長齋小菅×PASS THE BATON[シミ竹箸と京焼箸置きセット] 1600円(税抜)

1898年創業の老舗創作竹芸品メーカー「公長齋小菅」。竹籠の制作過程においてはじかれてしまうシミのある竹でつくられたお箸。京焼の絵付け前のB品お箸置きとのセットで販売されます。



  • 中川木工芸 比良工房×PASS THE BATON[Natural-born-cutlery] 1800円~3300円(税抜)

  • 中川木工芸 比良工房×PASS THE BATON[Natural-born-cutlery] 1800円~3300円(税抜)

中川木工芸は老舗桶屋。現在は木の桶づくりは衰退したものの、「用」と「美」と「技」が一つに集約したシャンパンクーラーを制作するなど、革新的かつ美意識の高いものづくりをしています。木桶の制作からはねられてしまった最高の木質の木材、その自然な曲線を生かして作られたカトラリーのシリーズです。


紹介したのは一部ですが、PASS THE BATONのコンセプトがとても美しく生きた品ばかりが集結しました。

店内を堪能したあとは、併設の飲食スペース「お茶と酒 たすき」で白川の美しいせせらぎの音に癒されながら、お茶やカクテルで一服はいかがでしょうか? 1年中楽しめる「富士山の天然氷」を使ったかき氷や、他では味わうことのできないお茶をベースにしたオリジナルのカクテルなど魅力的なメニューばかりです!
関西近郊にお住いのみなさんはもちろんのこと、夏休みに京都を訪れようと考えている全国のみなさんはぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。



▼店舗概要
店舗名:PASS THE BATON KYOTO GION(パスザバトン京都祇園店)
住所:京都市東山区末吉町77-6
開店:2015年8月8日

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