【東横線の私立大?】第69回東京学芸大学美術科 卒業・修了制作展に行ってきた

2021年2月10日(水)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2月9日(火)、

東京学芸大学に行ってきました。

「あ。東急東横線にある大学だ。学芸大学駅ってオシャレなお店が増えてて、注目されてるスポットですよね」と思ったあなた。それ、「学芸大あるある」その1です。
詳しくは後で書きますが、東急東横線の学芸大学駅には今は附属高校しかなく、東京学芸大学キャンパスは小金井市なのです。最寄り駅は中央線の武蔵小金井駅や国分寺駅、西武新宿線小平駅。


  • 小金井公園みたいな100mぐらいあるアプローチを通ると、

正門にたどりつきます。

東京経済大学へ行く時とか、車で時々学芸大の前を通ることがあるんだけど、通るたびに「あ。こんなところに東京学芸大ってあるんだ」と毎回思っちゃうくらい、交流がほとんどないんですよ。
そうなんです。初めての東京学芸大学訪問!コーフン!

キャンパスの広いこと広いこと。

普段ならガシガシキャンパスを紹介するところですが、「関係するところしか歩いちゃダメ」と指示が出てたので、ギリギリの範囲で。


  • 正門正面

正門正面にはけやき並木のウッドデッキ「けやき広場」があります。(東工大みたい)

ただ、正面の建物が微妙に中心軸からずれてて、けやきに隠れて見えない。

やっぱりこの建物がウッドデッキ・けやき並木のド正面にドーンと見えたいと思うのは手羽だけかな。
以前は噴水広場だったのを2014年に横25m長さ100mのけやき通り・ウッドデッキにリニューアルしたそうだから、中心軸的なものが後から生まれちゃったってことかな。

2015年にOPENした附属図書館入口にあるおしゃれなベーカリーカフェ「note cafe」!・・はコロナの影響で11月に閉店したそう・・。

キャンパス内は歩けないから、グルっと東門側にまわると、

こちらは附属小学校、附属中学校
東京学芸大は小金井の附属小学校と中学校の他に、大泉地区に附属大泉小学校と附属国際中等教育学校、世田谷に附属世田谷小学校と附属世田谷中学校、そして「学芸大学駅」の附属高等学校、文京区小石川に附属幼稚園竹早園舎と附属竹早小学校、附属竹早中学校、東久留米に附属特別支援学校があります。

これを聞いて、「へー。意外と巨大な私立大学なのね」と思ったあなた。「学芸大あるある」その2です。
東京学芸大学は国立なんです。正式名称「国立大学法人 東京学芸大学」。大学としては1949年設立だけど、1873年に開設された東京府小学教則講習所が淵源にある歴史ある学校なんですね。

名前の感じから私立、もしくは東京都立だと思ってる方が多いんですが・・・すんません、手羽も数年前まで都立の教育系大学だと思ってました・・まさか国立大学とは・・すんません(本気で思ってたので2回謝った)
手羽の学芸大の知識は「押井守さんが卒業生」ぐらいしかなく、今調べたら「でんじろう」さんも学芸大出身だった。

ちなみに「学芸」という言葉は、「自由7学芸(自由七科)」「リベラルアーツ」の意味で、今だと「教養」という言葉が近い・・と津田塾の先生から以前教わりました。


  • こちらは附属幼稚園。

学芸大と聞いて、手羽みたいに「教育系・教職に強い大学」という印象を持ってる方も多いはずで、これは間違いないですよね?

教育学部の一学部のみだし、

「教員養成カリキュラム開発研究センター」(次世代教育研究センター)もあります。

キャンパスが広く緑豊かなんだけど、何より木が大きい!


  • 目的地とあまり関係ないところには行ってないんで、もっと奥も見てみたかった。


  • 写生大会をやりたくなる木ばかり。


  • 立派な弓道場もあった。

ここからようやく本題に入ります(笑)

今日の目的地はこちらでした。

芸術館です。

で、何を見に来たかというと、
第69回 東京学芸大学美術科 卒業・修了制作展/論文発表会

●会期:2021年2月3日(水)-11日(木)
●時間:10時-18時
●無料・事前予約制
●会場:東京学芸大学 芸術館
●オンライン卒展:2021.2.22(月)-28(日)

https://www.facebook.com/sotsutenTGU2020/
https://twitter.com/tgu_sotsuten20
https://www.instagram.com/tgu_sotsuten2020/
事前予約制で1月31日に申込は締め切ってますが、空いてれば今でも申込可能だそうです。(確認済み)
ただ2時間で定員20名なので、複数人で行くと意外と埋まるかも。行ってみたい方はWEBサイトの問い合わせフォームからどうぞ。

 
以前から手羽が気になってた卒展でして、というのも「東京学芸大の『美術科』ってなに?教員養成課程じゃないの?!」という疑問があったんです。
東京学芸大学・美術科
美術科とは初等教育教員養成課程(A類)の「美術選修」、中等教育教員養成課程(B類)の「美術専攻」、そして大学院の美術教育専攻が所属するのが「美術科」で、洋画、日本画、版画、彫刻、工芸、グラフィックデザイン、環境・プロダクトデザイン、造形芸術学、美術教育学の研究室に分かれてるそう。謎が解けた。
パンフレットを見ると出品者は56名なので、1学年だいたいこれくらいの人数なんでしょうね。


  • では中に入りましょ。

1,2階が会場で奥にはホールがありました。

検温と消毒をし、使った鉛筆は「使用後」へ。


  • 2階へ

階段の床模様がワニ皮でかわいい。


  • 版画と工芸系に好きな作品が多かったです。


  • 教職大学院のパネルもあった。

作品ではないけど、使ってる暗幕に「東学大」と刺繍されてた。手羽は「学芸大」派だけどそういう略称もあるんだな。
ちなみに東京学芸大学鉄板ネタで「東大には芸がない。東京藝大には学がない。両方あるのが東京学芸大」というのがあるそうです。

ここまで来たら、美術科の建物も見てみたい。

芸術・スポーツ4号館へ。
といってもズカズカ入るわけにはいかないから、入り口付近だけ見学させてもらうことに。


  • そうか、書道もあるんだな。


  • 入り口そばにはギャラリーが。


  • こういう雰囲気はどこも同じですね。

VR教育実習報告展をやってました。学芸大らしい企画。


手羽が注目してる学芸大さんの動きだと、最近はこれかな。
公教育を変革する「未来の学校みんなで創ろう。プロジェクト」

東京学芸大学と孫泰蔵さんのMistletoe Japan合同会社が2018年に共同設立した一般社団法人「東京学芸大Explayground推進機構」と、2019年に設置された東京学芸大学 教育インキュベーションセンターが核となり、東京学芸大学大学院 教育学研究科、岡山県津山市教育委員会、岩手県山田町教育委員会、その他の教育委員会、企業20社が共同で進める、「Society5.0」時代に向けた新しい学校システム創りに挑戦していくプロジェクトです。
盛り上がると相当面白くなりそうなんだけど、なんとなく学芸大さんの先生方はそんなに興味がなさそうで(笑)

なかなか面白いキャンパスだったので、今度リアルオーキャンがあれば参加してみます。


以上、学芸大さんの近くに

というお店があったけど、最近ポパイをあまりメディアで見なくなったのは、パイプをいつもくわてて、腕に入れ墨があるからなのかな、の手羽がお送りいたしました。(去年大野くんがCMやってたけど、そのへんうまくフワフワさせてた)

しかし、これだけ卒展レポート書いてると入試のことが書けないというか、こんなに入試のことに触れない年もない(笑)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中