2週間に一度お送りしてる、全国の美術系大学関連情報をピックアップして紹介する美大ネタまとめとムサビネタまとめを一緒にお送りします。
12月12日、13日以降の情報をお届け!
石田さんは職員から理事長になった方なので、手羽のキャリアプランの参考にさせてもらってる方(笑)
残念なお知らせ。
■杉野服飾大学短期大学部 学生募集停止のお知らせ
学校法人杉野学園は1926年ドレスメーカー女学院設立から始まる歴史ある学校法人さん。
短大の今年度定員充足率が71%という状態だったので、「とうとうか・・」という気持ち。ただ、大学の収容定員充足率も今は約78%なので、ここは踏ん張ってほしいと思ってます。
こういう素敵なフリーペーパーもずっと発行してるし。
■富山大学芸術文化学部|令和3年度入学者からの1年次対象科目の実施キャンパスについて
令和3年度から芸術文化学部1年次対象のすべての授業科目を五福キャンパスで実施するそうです。
2年次以降の授業はこれまで通り高岡キャンパスで実施されるので、単位を取り損ねると2時間ぐらいかけて五福-高岡の両キャンパス間を行き来する必要がある、と。 かなり重要な情報。
2023年度キャンパス移転を広くPRするために、客員教授でもあるアニメーション監督の米林宏昌氏と学生20名が短編アニメーション「With All Our Hearts」を作成。
2020年より長岡市と連携して地域おこし協力隊制度を活用した「イノベーター育成プログラム(いのプロ)」を開始。
■吉本興業ホールディングスと「日本と地球をおもろくする会」を設立
東京藝術大学COI拠点文化外交・アートビジネスグループと吉本興業ホールディングス株式会社が「日本と地球をおもろくする会」を設立。
ただ、この東京藝大のリリース以上の情報が出てないのが気になるところではありますが・・。
ここからタマビネタが6つ続きます。
■「必ず女性が(子どもを)産む、それが当たり前の社会にちょっと違和感があります」美術家・青木美紅が“人の手が加えられた生命”を題材に作品を作る理由 | NEUT Magazine
青木さんはタマビ油画卒で、あいちトリエンナーレ2019に最年少で招聘された作家でもあります。
■リアルでもWebでも「アイコン」として強烈な印象を残すブックデザインを:佐々木俊さんインタビュー | ほんのひきだし
佐々木俊さんはタマビグラフィックデザイン卒。
■STOCLO TOKYO(ファッションレンタルサービス)が「Maison MIHARA YASUHIRO」の取り扱いを開始@PRTIMES_JP
MIHARA YASUHIROさんのプロフィールが「多摩美術大学デザイン学科テキスタイル学部に入学」となってて、これ多分「生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻」の間違いなんですよね・・。
■災難を乗り越えるために必要な「禅」の考え方〜「受け容れる」とは?|ライフハッカー[日本版]
枡野俊明さんは、曹洞宗徳雄山建功寺住職であり、庭園デザイナーであり、多摩美術大学環境デザイン学科教授でもあります。
■日経デザイン2021年1月号
TCLの特集が組まれていて、広告記事だと思ったら違った(笑)
この中で建畠学長が「ムサビ新学部の動きを注目していて、ムサビが成功すれば我々の将来設計の参考になる」と語っていただいてますが、それよりも気になるのは「2、3年以内にビジネススクールの開校も計画」という部分。
こういう大事な話をこっそり出しちゃっていいのかな、もしうちの学長が勝手にこういうことしゃべってたらかなり怒ると思うんだけど、とドキドキ(笑)
タマビTCLといえば、
■令和2年度「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定について:文部科学省
こちらに採択されてますが、実はムサビも造形構想研究科造形構想専攻で採択されました。
これがどういう意味を持つか理解してる人は、まだ美大では少数かも。
というわけで、ここからムサビの話題を9つ続けてお送りします。
■「チームで弱さを共有したら、個性を生かしあう“余白”が生まれた」soar事務局スタッフ・河野奈保子|soar
「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」をコンセプトに活動するNPO法人soarの事務局スタッフとして働く河野さんは視デ卒。
視デは卒業生の幅が広く、映像作家の藤井亮さんも視デ卒。こういうのを最近公開しています(笑)
■オメでたい頭でなにより - 「金太の大冒険」 Music Video | "THE ADVENTURES OF KINTA
今敏さんも視デ卒。もう10年たつんですね。。
いまだに手羽のアニメ第1位は千年女優です。
■「書き順」間違うと完成しない 美大生考案の漢字パズル:朝日新聞デジタル
んで、こちらは視デ在学中の楠藤桃香さん。
■【アーカイブ動画】連続講座 全4回通し券 〈表現の自由を学ぶ 法律・憲法・政治・社会〉
NADiff×美術手帖企画のオンライン講座がアーカイブ動画販売中されていて、こちらには志田陽子先生が登壇してます。
武蔵野市にある武蔵野学芸専門学校高等課程の授業に、ムサビ芸術文化卒で現DNPの太田浩永さんが講師となり授業を行ったそう。
■【エデュケーショナルネットワーク】“完売画家”中島健太氏と女子校美術部の共同制作企画が始動!プロフェッショナルと学校を結ぶ「Yellz(エールズ)@school」第一弾! @PRTIMES_JP
中島健太さんの名前はほんと最近あちこちで見かけます。
■FOD『公開思考実験』『未来構想会議』(全8回) | #落合陽一 百科事典
中身はほとんど知らずにタイトルだけで予約してたんですが、これが予想以上に面白い番組で、ムサビ非常勤講師の西村真里子さんも登場してた。こういう内容の番組をずっと待ってたかも。
次回は2020年12月29日(火) 26:55~27:55放送で、西村真里子さんの他に先ほど紹介した中島健太さんも登場します。(てかFODで先に見れるのだけど)
●会期:2020年12月19日(土)-2021年1月11日(月)
●休館日:12月29日~1月3日※28日は15:00閉館
●開館時間:11:00-18:00(カフェ L.O 17:30)
●入場無料
この展覧会では、ムサビの学生さんが自らと向かい合うことをテーマにした展示や来場者との共創アート企画、京都芸術大学の学生が禅とスティーブ・ジョブズをテーマにした映像作品で参加。
7学科に渡る複数学科横断型プロジェクトで、学生11名が長浜盆梅展(新館)の空間ディレクション提案と制作を担当。
もうひとつ瓜芸ネタ。
■【3年生対象】「大学院学内特別選抜制度(冬期)」実施と説明動画のお知らせ
在学生向けサイトを見てて発見したんですが、通学部3年生を対象とした制度で、審査に合格すれば大学院入学の内定を得られるんだそう。これいいですね。
高校の話題を2つ。
■難関進学校・吉祥女子が芸術系大学に強い秘密 (1/4) 〈dot.〉|AERA dot.
吉祥女子さんは今は美術コースはないのだけど、美大進学者が多い高校でして。
■久留米大附設の「秀才」支える ゲーセンの人間教育 : NIKKEI STYLE
考え方はムサビのCIと一致しそう。
美大とは関係ないけど大学関係者はチェックしとかなくちゃいけない情報なのでリンク張っておきます。
■文化庁|授業目的公衆送信補償金の額の認可について
最後はこちら。
見たままにしか描けない美大生と
見えないものが見える女の子の話(1/10)#創作漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/lAWqS5nyfS— すぅ???? (@suu_san_g) December 22, 2020
以上、途中に出てくる建物はムサビかな?の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。