ミッドタウンは夏イベントの準備真っ盛り。
芝生広場は天の川をテーマにしたイルミネーションになるそうです。
個人的にはイルミネーションの進化より昼間のこのみっともない姿を早く改良すべきだと思ってるんですが・・。
打ち合わせの合間だったり、終わってから参加したものが2つありまして。
まずは月曜日の話。
Tokyo Midtown Award 2015アートコンペ部門の2次公開審査会です。
アートコンペ1次審査通過者12組による審査員への公開プレゼンテーションで、2次審査は一般公開されるんです。
ただ会場内の写真撮影や電子機器での記録は不可で、しかもどこまで言っていいのかわからないんだけど、たぶんこのあたりまでなら大丈夫だろうなーって範囲で書かせてもらいます。
2次に残った12人の最終学歴(大学院・在籍生含む)は、
東京藝術大学2名
多摩美術大学3名
武蔵野美術大学2名
東京都立大学1名
筑波大学1名
愛知県立芸術大学2名
東北芸術工科大学1名
京都精華大学1名
今年はタマビが3名も入ってる・・。
1次審査段階では学歴を隠した状態で行われるので、東北芸工の先生をやってる中山ダイスケさんが「君、ゲイコウなんだね。学生時代ボクに会ったことある?」なんて質問が飛び出たり(笑)
現役の学生さんも二人入ってたかな?
男女比は男性9名、女性3名で、応募も少しだけ男性が多かったよう。
ぶっちゃけ、結構ガチな講評会です(笑)
ファインアート経験者だと授業では先生からもっと厳しいセリフを言われるんで厳しい講評会は慣れっこなんだけど、初めてこの審査会を見た人は「審査員は若者をそんなにいじめてどうするんだ!!」と思うかも。
それぐらいガチです。
でも手羽が感じた疑問を全部審査員の方が聞いてくれたので、「ああ。デザインのことはよくわからんけど(えっ)、ファインだとまだいけるな」と。来年特別審査員にしてください(何様)
「ミッドタウンで展示する」意識の弱いプレゼンがいくつかあって、もう少し研究すればいいのになーと思ったりもしたけど、去年よりプレゼンのうまい人が多かったです。
ムサビの二人もプレゼン良かったし、今年こそは!!!
あの人はグランプリ獲りそうな予感がしてるんだけど。
でも、去年も思ったけど、「せっかくの大チャンスだから今まで試してない作風にも取り組みます!!」という場合のケアが難しいなあ、と。
これ、すごく作者の気持ちがわかるんですよ。
自分の中では昔の作品に飽きてきて、(お金も出るから)せっかくだから新しいことにチャレンジし、新しい自分を見てほしい・・のだけど、昔の作風に興味を示し1次審査通過させた審査員からすると「え?なんで昔の流れで作品作らないの?それが良かったのに(余計なことしなくていいのに)」という作者と審査員の考えの差ですね。
さて結果はいかに。
10月16日(金)にデザインコンペも含めて結果発表・授賞式があるのでお楽しみに。
あ、デザインコンペと言えば締切が近づいてきましたよ。
■Tokyo Midtown Award 2015デザインコンペ概要
7月27日までです!
とりあえず出しとこ!ムサビ生は 迷ったら出しとこ!
で、火曜日の夜は・・・明日に続くっ!
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。