【荻か萩か。それが問題だ】ムサビニュースまとめ20201127

2020年11月27日(金)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして、「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回11月12日以降のムサビ関連ネタをまとめます。
 

まずは学生さんのおめでたい話題から。
第41期 国際瀧冨士美術賞の優秀賞・特別賞が決定しました

第41期 国際瀧冨士美術賞のグランプリを彫刻学科4年の小林このみさんが受賞されました!おめでとうございます!!


彫刻4年といえば、

彫刻学科四年有志による自主企画、制作者のための「展示インストール・梱包」レクチャーが11月19日に2号館FALで開催されました。
対象が彫刻学科と油絵学科の学部4年、大学院2年だから卒制展に向けた活動ですね。
学生時代にこういう企画があるって、ほんとうらやましい・・。
 
 

日本からは二人選ばれてて、1人がグラフィックデザイン部門にSHA inc. アートディレクター 伊佐奈月さん、もう一人がアニメーション部門にディレクター/ストップモーションアニメーターの見里朝希さん。
この二人ともがムサビOBOGなんですわな。

志村信裕さんは2007年大学院映像コース修了。
志村さんの独自の視点から選んだテーマや作品を、ビジネス分野からも注目される「対話型鑑賞」の手法を使いながら、読み解いていくイベント。
 
 

アニメーションアーティストの南家真紀子さんは、ムサビ卒業後NHK・Eテレ「いないいないばあっ!」のアニメコーナーなどを手掛けた方。
 
 
エコリゾート?!武蔵野市ゴミ焼却場が大変身‼️|goen°TIMES @morimotochie #note

視覚伝達デザイン学科OGの森本千絵さんが関わった武蔵野市の「むさしのエコreゾート」。
やられてることは、まさに視デのワークショップ手法。
 

森本さんはいろんな仕事を同時にされてて、
青森空港に大型ステンドグラス作品『青の森へ』を2021年2月に設置予定

青森空港旅客ターミナルビル1階チケットロビーの大型ステンドグラス原画だったり、二子玉川ライズクリスマスツリーのイルミネーションプロデュースだったり、情報を追っかける方が大変(笑)


栗林さん作品展 原子炉に似せた「元気炉」 富山・入善:朝日新聞デジタル

●会期:2020年11月21日(土)~2021年3月21日(日)
●観覧時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
●休館日:月曜日(祝休日の場合を除く)、祝休日の翌日(土、日、祝休日の場合を除く)、年末年始(12月21日~1月8日)
●観覧料(入場料):一般:600円/高大生:300円/中学生以下無料


現代美術家・栗林隆さんは日本画学科卒で現客員教授です。
そして手羽とサッカー仲間だったりします(笑)

伊丹十三記念館などを手掛けた中村好文さん。
ちなみに「百戦錬磨の台所」の vol.2は2021年に発売予定とのこと。


元無印良品の商品開発担当で、3児の母の整理収納アドバイザーによる家事負担を減らすためのモノ選びのコツを紹介!@PRTIMES_JP

水谷妙子さんはデザイン情報学科卒業後、無印良品で生活雑貨の商品企画・デザインを13年間務めた方。
整理収納アドバイザー1級を持ってるそう。
 
 

そうそう、デ情といえば。
視デ卒のCMディレクター・中島 信也さんから「登壇します。高山 穣先生も出演しますよ」と開演30分前ぐらいにメッセージが届いて慌てて見たのが、こちら。

直前に中島さんからメッセージが届くのはこれで2回目。もう少し早く教えてもらえると助かるんですけど・・。

 
デ情報といえばもう一つ。 
デ情卒でリクルートの萩原くんのSNSって高い頻度でバズるんですよね。今回も。
日本では「正」という字を使うけど、ほかの国では違うみたい…多彩な「モノの数え方」を紹介する投稿が話題|まいどなニュース

 
ちなみに普段は「幸也くん」と呼んでるから、苗字が荻原くんなのか萩原くんなのかいまだにわかりません。このゲームで勉強中。
荻原ゲーム4「荻でしょ〜か?」#DPZ

●日時:2020年11月30日(月)20:00〜21:30(オンライン配信)
●ホスト:柴田文江(プロダクトデザイナー・デザインスタジオエス代表)
●ゲスト:作原文子(インテリアスタイリスト)
●司会:柴田隆寛(編集者)


工デOGであり基礎デの教授でもある柴田文江さんのイベント。

 
てなわけで、ここからは先生だったり大学関連の話題をまとめて。
スペシャルインタビュー2020 第8回「新しいデザイン教育とデザイン・ラウンジ」

デザイン・ラウンジのインタビューシリーズ第8弾。
今回はWEデザインスクールなどを一緒にやってきた、OFFICE HALOの稲葉裕美さんと滝澤幸子さん。お二人ともムサビOGだったりもします。
 
 
Designing Culture 第3回イベント 「新しい学際的領域としての文化デザインの可能性 -私たちは文化をデザインすることが出来るのか?」(オンライン)

●日時:12月5日(土)9:40-12:00
●主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所、武蔵野美術大学
●協力:コニカミノルタ(株)、ソーシャルクリエイティブ・イニシアチブ、Xデザインフォーラム
●参加費用:1000円、学生は無料(事前申込が必ず必要です)


福田 卓郎さん(Creative Director, SYPartners)をカリフォルニアよりオンラインでお招きして、新しい学際的デザイン領域の歴史的な事例(バウハウスやインタラクションデザインなど)を振り返りながら、コロナや社会的分断など様々な問題に直面する現代において、なぜ改めて文化のデザインを考える必要あるのかについても議論します。

プロジェクトの中心となるのは、国産材を活用する「木へのまなざしを変えるアイデア」を募集するアイデアアワードの「WOOD CHANGE AWARD」と、異分野のクリエイターたちが合宿を通してアイデアに磨きをかけてプロトタイプ制作を行う「WOOD CHANGE CAMP」の2つで、アワードの審査員としてクリエイティブイノベーション学科の若杉浩一先生が参加してます。


これはムサビ生限定の募集。
武蔵野美術大学との共同プロジェクトがスタート、参加学生を募集します!|PLAY! MUSEUMとPARK

PLAY! と武蔵野美術大学が共同で課外プロジェクトを行うことになりました。
募集説明会が2020年11月30日(月)18:00からオンラインであるので、ムサビ生学部2年生以上の方はぜひ。
PLAY! については以前書いたこちらの記事をご覧ください。
【PLAY!MUSEUM】「tupera tuperaのかおてん.」内覧会に行ってきた

 
ムサビ生限定ってことだと、大学としては学生さん対象にこういうこともやってますよ。
武蔵野美術大学学修資料支援制度について
図書カード16,000円分が50名の方に。

 
そうそう。以前募集がかかってたこちらのプログラムの第1回レポートが公開されました。
「2020年度 クリエイティブ・スタートアッププログラム」レポート

はたしてこの中から起業する学生さんは誕生するのか。

あ、タマビの米山さんから頼まれてたやつを紹介するのわすれてた。
第3回 多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム開催「メディウムとしてのアートアーカイヴ」

●日時:2020年12月5日(土) 10:00~17:00 
●参加費無料
●事前登録制(先着順400名)オンライン開催


タマビアートアーカイヴセンターのイベントですが、第2部「アートアーカイヴと遠隔教育」にムサビ油絵学科教授で美術館・図書館館長の赤塚祐二先生が登壇されます。
 
 

 
最後は、現在ミッドタウンのデザインハブで開催中のデザイン・ラウンジ企画展「見えてないデザイン展ー社会に問い続けるムサビー」の関連イベントを紹介します。

追加で詳細情報が発表されたのがこちら。
トークイベント「見えてないデザイン、社会に問い続けるムサビ 」
最終日の12月13日(日)13:00からオンライン配信されるんですが、登壇者がですね、


  • 北崎允子(視覚伝達デザイン学科准教授)

  • 山中一宏(工芸工業デザイン学科主任教授)

  • 津村耕佑(空間演出デザイン学科教授)

  • 長谷川敦士(クリエイティブイノベーション学科教授)

  • 若杉浩一(クリエイティブイノベーション学科教授)

と、なかなかカオスなイベントになりました(笑)
実はいろんなデザイン系教員が登壇するイベントってあんまりないんですよ。
オンラインでの参加は200名、もちろん参加費無料なので、ぜひPeatixに登録してください。
いつ手羽は司会として呼ばれるのかドキドキしています。

上記イベントはオンラインですが、
大学説明会・進学相談会「美術大学での学びについて」
は会場での参加15名、オンラインでの参加200名となってます。
明日11月28日(土)と12月12日(土)だけなので興味ある人は急げ!



以上、この1週間で一番嬉しかったことは、

サミットで買ったブラックモンブランで当たりが出たことの手羽がお送りいたしました。
ブラックモンブランは福岡では普通に駄菓子屋でも買えるアイスで福岡人はこれを食べて育つんですが、東京じゃ全然売ってないんですよ。見つけて大人買いしたら一本当たった。
・・でもこれ、東京でも交換できるんだろうか・・・。


また1週間更新休みます。
インターンシップ演習のスライドを仕上げないとほんとやばい・・・。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。