【本日、熊本高校と高大連携協定締結】ムサビニュースまとめ20201029

2020年10月29日(金)

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「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして、「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回10月12日以降のムサビ関連ネタをまとめます。

●日時:2020年10月29日 (木) 18:30 - 20:00
●参加費:無料
●配信:AXISギャラリーからのオンライン生配信


東京2020大会(以下、TOKYO2020)のスポーツピクトグラムをデザインした廣村正彰さんと、そのモーショングラフィックをデザインした井口皓太さんによる初めての対談デザイントークイベント。
手羽美★を昔からご覧になってる方ならご存知だと思いますが、廣村さんも井口くんもムサビOBなんすよ。


というわけで卒業生の活躍を一気に。
村上慧 移住を生活する(金沢21世紀美術館|石川)|美術手帖

●会期:2020年10月17日~2021年3月7日
●会場:金沢21世紀美術館
●開館時間:10:00~18:00(金土~20:00)
●休館日:月(11月23日、2021年1月11日は開場)、11月24日、12月29日〜2021年1月1日、1月12日
●観覧料:無料


村上くんは建築学科卒。
 
 
パッケージ幸福論2020「デザインは勇気の灯火」

●2020年11月15日(日)〜11月29日(日) 金・土・日・祝:7:00PM まで/ 11:00AM〜6:00PM最終日:5PMまで
●会場:ギャラリー5610
<参加デザイナー>
赤井 尚子、石浦 弘幸、石田 清志、井上 大器、大上 一重、小野 太士、籠谷 隆、木村 雅彦、近藤 香織、杉山 ユキ、田中 健一、富田真弓、松田 澄子、長崎 佑香、廣瀬 賢一、山崎 茂、湯本 逸郎
<ディレクション> 中島信也
<グラフィックデザイン> 白井陽平
<総合プロデュース> 鹿目尚志


こちらも毎年の恒例展示になりましたね。ディレクションの中島信也さんは視デ卒。
 

視デといえば、
NSK Future Forum 5

●日時:2020年11月7日(土)15:00-19:00
5回目となる今回の「NSK Future Forum」はYouTubeで配信。
テーマが「ユーモア」ってことで、プレゼンテーターに視デ卒の林家たい平さんが登壇されます。

もう一人視デOG。

おもいっきり美大にかみついてます(笑)
知らなかったけどお嬢さんは美大に入学されたんですね。演劇されてるからタマビなのかな?


渦巻く智恵 未来の民具しめかざり

●会期:2020年11月28日(土)~12月27日(日)月曜休み
●時間:10:00~18:00 
●会場:生活工房ワークショップA(4F) / ワークショップB(4F) / 生活工房ギャラリー(3F)


視デ卒で基礎デ大学院修了で元芸文助手のしめ飾り研究家・森須磨子さんの展示。
森さんが活動を始めると「ああ。そろそろ年末なんだなあ・・」と感じます。

『ザ・ノンフィクション』のディレクター・長谷川玲子さんもムサビ卒。

 

「キングダム」などの映画監督・佐藤信介さんが監督し、アリス役は山崎賢人さん、ウサギ役を土屋太鳳さんが演じる生き残りを賭けて命懸けの“げぇむ”に挑むSFサバイバル。
佐藤信介さんは映像学科卒。


須藤玲子の代表作《扇の舞》待望の国内初公開:時事ドットコム

●展覧会名:6つの個展2020
●会期:2020年11月3日(火/祝)~12月20日(日)
●会場:茨城県近代美術館
●須藤玲子アーティスト・トーク:11月3日(火/祝)14:00 - 15:00 (事前予約制)


須藤 玲子さんは工芸工業デザイン学科卒。
 

テレビ演出家の今野勉さんは元映像学科の主任教授です。


てなわけで、ここからは先生や学生さんの活動をまとめて。
10/23(金)〜11/3(火祝)「AREA Tokyo Design Award 2020」受賞作品展示発表のお知らせ

●期間:2020年10月23日(金)〜11月3日(火・祝)11:00〜19:00
●会場:AREA Original Furniture


北青山の旗艦店 AREA Tokyoを拠点に展開するインテリアブランドAREAが世界進出を機に、若手デザイナーの育成と世界への発信を目指して、製品化を前提としたデザインコンペ「AREA Tokyo Design Award 2020」を初開催しました。
ここに参加したのが、工芸工業デザイン学科 インテリアデザインコースの学生さん20名。大学の2ヶ月のカリキュラムにおいて「ALIENATION(エリアネーション/異化効果)」をテーマに作品を製作。


オーダースーツのFABRIC TOKYO、リモートワークをサポートする新コンセプト「HOME BIZ」を発表。本日より、Makuakeにて第一弾商品【家専用スーツ】の先行予約販売を開始 @PRTIMES_JP

峯村昇吾さんは武蔵野美術大学大学院に在学中とのことで、CLなのかな?
吉祥寺にショップがあって、そんなことを知らずにたまたま先週のぞきました(笑)
 

通算6回目となる全国の中高生を対象にした「日学・黒板アート甲子園」
最優秀賞は好文学園女子高等学校!おめでとうございます。
この審査員を黒板ジャックの仕掛け人・教職の三澤 一実さんがやってます。
 
 
Opening the River—鈴木康広「ファスナーの船」隅田川航行のご案内 @PRTIMES_JP

10月31日から11月8日まで、空デ・鈴木康広先生の「ファスナーの船」が隅田川で航行します。
乗ってみたいけど乗れないのね。
 
 
で美大といっても大学なので、活躍されてるのは実技の先生ばかりじゃありません。
3人紹介。
11/7 (土) 第5回 やっぱり物理が好き! ~物理に進んだ女子学生・院生のキャリア~ | Kavli IPMU-カブリ数物連携宇宙研究機構

●日時:2020年11月7日 (土) 13:00-16:30
●会 場:オンラインでの実施
●対 象:物理学科はじめ物理を学ぶ女子大学生及び大学院生 (工学系や天文分野の方も大歓迎!)
●参加費:無料
●定 員:30名程度 (事前申込制)
●主 催:東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU), 東京大学物性研究所, 東京大学宇宙線研究所


こちらに宮原 ひろ子 先生が登壇されます。タイトルは「美大で物理! ~一般教養の教員というキャリア~」。

細将貴先生が、野生動物における特定の天敵からの捕食圧の大きさと、その 捕食圧に対する自切の防御効果を定量する手法を開発しました。

 
 
53条違憲訴訟 証人請求認められず 次回で結審へ 地裁 /岡山 - 毎日新聞
憲法学の志田陽子先生。
くどいですが、美大といっても大学なので英語も法学も物理学も生物学もあるんです。
といっても、これだけ教養科目に手厚いのは美大ではムサビぐらいかもしれません。
 
 
【本だな】リノベーション・オブ・バリュー 負からのマーケティング - 観光経済新聞

著者の一人・水師 裕さんは武蔵野美術大学 ソーシャルクリエイティブ研究所 客員研究員。



ソーシャルクリエイティブ研究所といえば、こんなイベントがあります。
日本の「あんしん」のビジョンを考えるワークショップ(オンライン)

●日時:2020年11月27日(金)18:30~21:00
●主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所、武蔵野美術大学
●協力:大日本印刷株式会社、Xデザインフォーラム
●参加費用:無料(事前申込が必ず必要です)
●ファシリテーション
・山崎和彦(武蔵野美術大学)、小川泰明(大日本印刷株式会社)、長沼大史(大日本印刷株式会社)、松川雅一(株式会社DNPコミュニケーションデザイン)


アート思考のひとつであるビジョン思考の講義を受け、協創の作業を通して“あんしん”のビジョンを知るためのプログラム。


あ、そうだ。これは今日だ。
本学と熊本県立熊本高等学校が高大連携協定を締結しました

ムサビが初めて⾼校と連携協定を結ぶことになりました。
熊本高校卒の著名人といえば、Takram代表の田川欣哉さんがそうですが、今はなんといっても鬼滅の刃に勝った宮崎美子さんかな?(笑)

でも「なんで最初が熊本の高校?」と誰もが思いますよね?
理由はいくつかありますが、
・熊本高校の校長の改革意識がものすごく高かったこと
・伝統と歴史を残すために何が出来るのかを考え、高校教育の改革に乗り出していること
・新学科がやろうとしてることに校長先生がすごく共感していただいた
・地方の進学校の探究への意識と美大のポテンシャルが上手くはまった
・一年かけて締結にこぎつけられた。
あたりかな。

で、協定を記念して今日シンポが開催されるんです。
「STEAM教育の未来とイノベーティブな⼈材育成」シンポジウム
●⽇時: 2020 年 10⽉29⽇(⽊)14:00-
●会場: 熊本県⽴熊 本⾼等学校
●登壇者:⻑澤忠徳(武蔵野美術⼤学 学⻑)、前⽥康裕(熊本⼤学 ⼤ 学院教育学研究科 准教授)、⼿嶋州平 (Artful Mind Project 代表)、岩本修⼀(熊本県教 育委員会 ⾼校教育課⻑ )、⽵中千尋(熊本県教 育委員会 義務教 育課⻑ )、⽮野幸彦(熊本県⽴熊本⾼等学校 美術教諭)
●モデレ ーター :越猪浩樹(熊本県⽴熊本⾼等学校 校⻑)


後日この様子は動画でUPされます。

今日は実は学内のオンライン全学研修会の日でもあるんですよ。
学長は熊本から参加されることになってて、これもコロナによってできたことかもしれません。

●会期:2020年11月30日(月)~12月19日(土) 入場無料
●時間:10:00~18:00(土曜日は17:00閉館) 日曜日休館
※会期などは変更になる場合あり
●会場:武蔵野美術大学美術館 展示室1


若手・中堅層の教員7名(石川卓磨、後藤映則、小林耕平、杉浦藍、鈴木基真、冨井大裕、森田浩彰)による展覧会。
いいメンバーがそろってますな。

スペシャルインタビュー第7弾は、満を持して東京ミッドタウンマネジメント株式会社の井上ルミ子さん。ルミ子さんにも大変お世話になりました。
手羽のことを少しは語ってくれると思ってたのに・・。
 

●会期:2020年11月14日(土)~12月13日(日)会期中無休
●時間:11:00–19:00
●会場:東京ミッドタウン・デザインハブ( 東京都港区赤坂9 丁目7 番1 号ミッドタウン・タワー5 階)
●入場料:無料
●主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
●企画・運営:武蔵野美術大学


デザイン・ラウンジとして最後の展覧会。
まもなく詳細が発表されるはず。


以上、函館に住む彫刻学科の後輩から、

「函館の蔦屋にムサビコーナーがありました。」とメッセージが届いた手羽がお送りいたしました。

函館 蔦屋書店で、武蔵野美術大学出版局が『美大ってどんなところ? もっと知りたい美大フェア』てのを10月25日まで開催中なんですよ。
ムサビ出版局の書籍を中心に、 美大では何をどのように学んでいるのか、またキャンパスライフの様子がわかる書籍をご紹介してます。ムサビオリジナ ルのグッズも販売中!!

 
でも手羽が知りたいのはそんな写真ではなく、

そうそう、これを見たかったの。
・・でもちょっと待って。
「小さな名品」って、それってムサビ日記のことかあああああ。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。