【シンパシーよりエンパシー】MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス1周年オンライン対談に行ってきた

2020年7月19日(日)

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7月18日(土)、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスへ。

1階のMUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの入り口にOpenMarket屋台が出てました。

ホットドック。うまし。ソーセージは特製で、ケチャップもいらない。
いい匂い過ぎて、写真撮る前に食べちゃった。


  • 店内では野菜市をやってたり

福袋も。


  • もちろん購入。

これで1000円は安すぎる・・・。
カレー詰め合わせ3000円福袋もあったけど、全部辛いやつだったんで断念。
手羽家は全員辛いカレーはダメなの。バターチキンカレーはいつもストックしております。

ちなみにカフェのカレーはいつも1種類だけなんですが、今だけ特別に4種類提供されてます。

あ。これが噂の給水機か。

市ヶ谷にも入ったのね。


  • 自分で詰める水のボト190円。

んで、なんでこんなお祭り騒ぎなのかというと、

タイトルに書いちゃってるからアレだけど、MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスがオープンして、7月18日でちょうど1周年なのです!ドーン!!

その時の様子はこちら。
【7/18OPEN!】MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスに行ってきた

もう1年か・・早いなあ・・。
始まる前は市ヶ谷はオフィス街だからサラリーマンしか使わないんじゃないかと思ったりもしたけど、ふたを開けてみると、お母さんと小さいお子さんが使ってる姿が多く。
確かにファーストフード以外でそういう場所って市ヶ谷にほとんどないんですよね。

で、1周年を記念してトークイベントが開催されることになったので、様子を見に来た、と。

本来なら1階に人を入れてやりたかったけど、今は仕方ない。
中継だけすることにし、

6階から配信を行うことになりました。
金曜に「手羽さん、土曜行きます?」と聞かれて「日曜仕事なんで行かないっす」と答えたけど、寂しくなっちゃって来ちゃった(笑)

午後3時、いよいよ配信スタート!

登壇者は良品計画の金井政明 代表取締役会長と若杉先生。
テーマは「これからの大学と企業の共創の在り方について」

司会・聞き手は、MUJIcom武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスの店長・・じゃなくてコミュニティマネジャーの岩本真一さんと

6月から社会連携チームリーダーになった河野さん。最近司会といえばこの人。

いつものごとく金井会長のトークはいい話ばかりで。

経済の成長期は、そこに店舗を出すかどうかは通行量調査などマーケティング的に成功するかを判断基準にし、「本部」というのは下に指示を出す場所だった。
でも今は「どうやってこのエリアのコミュニティに役に立つことができるか」を考え、店舗(コミュニティ)をサポートする側が本部という関係であるべき。

その象徴が、店長ではなく「コミュニティマネージャ」という肩書だったり、里のMUJIみんなみの里だったり、そしてこちらが最近の典型例ですね。
地域の“くらしの真ん中”になることを目指す 「無印良品 直江津」オープンのお知らせ

新潟県上越市の直江津ショッピングセンターに7月20日(月)「無印良品 直江津」がオープンするんです。
無印良品が観光バスを再利用して商品を移動販売、新潟・直江津で今秋から本格始動

「ネットで『なぜ良品計画がこんな巨大な店を直江津に出すのか?』をマーケティング的に考える人がいて『わからない』という結論だったけど、そんなの当然。だって自分でもわからないんだもん(笑)」と金井会長。

しかし、この二人が仲がいい(笑)

今回のトークで心にひっかったのは「これからはシンパシーよりもエンパシー」かな。
「シンパシー(sympathy)」も「エンパシー(empathy)」も日本語に訳すと「共感」だけど、エンパシーはシンパシーの相手を気の毒に思う「同情」要素が少なく、「感情移入」が強め。

こちらの記事によると、
ただの「共感」ではない?現代のリーダーに求められるSympathyではなくEmpathy
シンパシーは「自分の気持ちが主体の感情」であり、エンパシーはあくまでも「相手の気持ちが主体の感情」。同情ではなく「気持ちをわかちあう」力ってことなんですね。

トークイベントの動画アーカイブは残りませんが、テキストにまとめたものがしばらくしたら公開されると思うのでチェックしてください。


チェックしてほしい、といえば、
ソーシャルクリエイティブ研究所WEBサイト

武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所のWEBサイトがオープンしました。
詳しくは別記事で書かせてもらいます。


市ヶ谷キャンパスから動画配信といえば、こちらは今日ですよ。
Open Market Talk&LIVE 03 「竹と工芸とくらしと未来」

若杉先生も河野くんも2連チャン(笑)

あ、Open Market Talk&LIVEといえば、

前回のOpen Market Talk&LIVEでの井上銘さんによる無観客ライブ配信の様子が、「JAZZ LIFE 2020年 8月号」のライブレポートに掲載されました。

個人的には渡辺香津美、山本恭司、小倉博和の名前の近くにムサビと書かれてることに感動。
井上さんのおかげっす。


あ、動画といえば、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

いよいよ明日。

以上、その前に今日の仕事をしっかりやってきます、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。