大学史展と明治大学博物館に行ってきた

雨が続いて洗濯物が乾かない手羽です。

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昨日、午後から明治大学さんに行ってきました。

目的はこれです。

あ。この写真じゃわからない?
看板をアップにします。

第2回全国大学史展「学生たちの戦前・戦中・戦後」
●会期:7月3日(金)~8月2日(日)10:00~17:00(入場は16:30まで)
 ※7月4日(土)11:00~/14:00~ 担当者が展示物について解説するギャラリートーク開催
●会場:明治大学博物館 特別展示室
 (東京都千代田区神田駿河台1-1 駿河台キャンパス・アカデミーコモン地下1階)
●主催:全国大学史資料協議会東日本部会、明治大学史資料センター
●入場無料
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全国大学史資料協議会が主催する展覧会で、1920年代から1960年代半ばまでの時代を戦前・戦中・戦後と分け、大学関連の資料はもちろんですが学生のノートや教材、洋服など約100点、写真が約200点展示されてます。
各大学が周年事業の時に作った映像コーナーもありますよ。

美大だとムサビを始め、東京藝大さん、女子美さんも(他大学に比べて数は少ないですが)資料提供しています。

この展覧会を見るとつくづく「大学史料っていろんな種類があるんだなー」と感じますね。
「大学史料」というと、文科省や大学事務局が発行した文書資料をイメージするかもしれませんが(実際にそれが一番多いのだけど)、学生さんが使ってたものから当時の学生さんの考え・世相が見えたりするんです。
学生さんも課題やサークル、古美研・ゼミ旅行の写真など寄贈していただけるものがあったら、ぜひ大学史史料室に声をかけていただけると助かります。

ムサビ80周年をやる時に「80年前のものが残ってるのは80年前の人が次の世代に残そうと思ったから」と言われたことがありました。
自然と残ったんじゃなく、「残す」という意識があったから今に残ってる。
最近は「事務局引っ越しにジャマだしスペース取るし。こんなもん残しても意味ないしょ。デジタルデータがあればいいっしょ」と簡単に現物資料を廃棄する風潮があります。
物理的な問題は仕方ないのだけど、「100年後の人」のことを考えてセレクトしてほしいなあ・・・と。

それと資料保存のトレンドは、デジタルではなくマイクロフィルムや現物資料保存の方向に戻っています。
というのも、フロッピーディスクやMO、CD、DVD等の寿命は20年ぐらいと言われてるのと、「20年後にそれらを読み取れる機械とソフトがあるか?」という話で。
なかなかこの問題は難しく。


せっかく明大さんまで来てこれで帰っちゃもったいない。

というわけで、明治大学博物館(常設展)と大学史展示室を見ることに。
恐らく日本で一番お金がかかってる大学史展示室は明大さんです。

考古部門・商品部門といくつかのパートに分かれてますが、明大さんの博物館で一番有名なのは刑事部門です。
日本でも珍しい、拷問・処刑具の博物館なんです。

法学部の教授達が刑事関連資料を収集しはじめたのがきっかけと言われてます。

前近代における非人道的な拷問・刑罰・処刑具の様子を知ることで、人間尊重の必要性を理解するための反省材料として作られた博物館なんです。

実物や実際の刑場の写真を見ると、「つい最近まで本当にこういうことをやってたのか・・」と言葉が出なくなります。

日本だけじゃなく世界の拷問・処刑具も展示されてて、左の写真はご存知ギロチン。
左のは「鉄の処女」「ニュルンベルクの処女」の言われるもの。あ、英語名は「アイアンメイデン」ですね。
(今は「実在物じゃなく空想の拷問具」という意見が強いです)


すぐにわかるように犯罪をした人には入墨をし、、それが地域によって違ったそう。

ドラマを見るたびに「首が転がり落ちたりしないのかな?」と思ってたんだけど針があったんですね。

よく読むと、「多摩郡国分寺に住む43歳の妻と20歳と18歳の娘が、夫の暴行が我慢できず食事に毒を入れて殺したので処刑する」と書かれてる・・・・。

圧倒的な展示なので、一度ご覧になることをお勧めします。


明治大学さんにはもう一つ有名な博物館があって、

阿久悠記念館です。
作詞家の阿久悠さんは明大OBなんですね。
大学の中にポピュラーミュージックの作詞家の記念館があるってのも明大さんだけだと思います。

明大スポーツ。
関係者には「メイスポ」って呼ばれてるのかな?

リバティータワーへ行くと、就活で疲れた学生さん達がゴロンとしてた。
あんまり美大では見かけない風景。こうやってビジネスマンになっていくんだなあ、と。


以上、

一歩前に進みたい手羽がお送りいたしました。


今日のまとめ
●手羽美★の中に手羽イチロウ記念館を作ろう


よし、手羽美術大学★開設の野望がまた一歩近づいた!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。