minnaとみんなのハッピー祭~ 10th anniversary event ~に行ってきた

2019年10月23日(水)

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10月22日(火)、渋谷ヒカリエへ。

即位礼正殿の儀の日だから、都心は超厳戒態勢、首都高も完全封鎖されてるから「この日に都心へ車で行かない方がいい」と言われてたけど、甲州街道はガラガラで楽チンに渋谷まで車で来ることができました。あちこちに山口・大阪ナンバーのパトカーや機動車が止まってたけど。

手羽が渋谷ヒカリエへ来るのは、
【池上彰登壇!】東工大xロンドン芸術大学CSM合同シンポジウム に行ってきた2
以来だから、2年ぶり・・・ほんとヒカリエには用事がなくて・・・というか渋谷に行くことがほとんどない・・・。


  • ずいぶん景色が変わりましたね

YOSHIKIばりに「ここはどこですか?」と聞きたくなるぐらいの景色の変わりよう。

向かった先は8階。
様々なクリエイティブ系スペースが集まっているフロアで、

こちらはD&DEPARTMENTによる47都道府県をテーマとしたミュージアム「d47 MUSEUM」 。
現在は「d design travel KAGAWA EXHIBITION」で香川特集をやってます。

ちなみにD&DEPARTMENTはカフェレストラン「d47食堂」も運営してて、もしかしたら市ヶ谷キャンパス1階の展開はここを目標にしてるのかもしれない。

渋谷区の運営する「川本喜八郎人形ギャラリー」も8階にあります。
川本さんが渋谷区生まれってことでここにできたそう。
川本さんといえば「三国志」が代名詞にありますが、手羽は「死者の書」を撮影したタマビをイメージしちゃうのです。この頃、よくタマビが川本喜八郎さんの名前を出してたので(笑)

メンバー制のワークラウンジ「Creative Lounge MOV」は一番奥に。
中がどんな感じなのかはこちらでウォークスルーしながら見ることができますよ。

WEBメディア「CINRA.NET」が中心となって運営するカルチャースペース「MADO」は、この7月にオープンしたばかり。


で、目的地はこれらではなく、渋谷ヒカリエ 8/ CUBE1.2.3でやってる

minnaとみんなのハッピー祭10th anniversary event
なのです!
ちなみに上記は「っぽい写真撮れないかな」とネバって撮った写真。「D&DEPARTMENT」って感じじゃないっすか?(勝手なイメージ)

で、22日は8/COURTも使ったSPECIAL DAYっていうんだから、そりゃ行くしかないっしょ!

この日は縁日状態になっていて、


  • 「ハッピーわなげ」や


  • 「ハッピーキャンディー」や「ハッピーラムネ」(すごい色・・)、

「ハッピー射的」に、とハッピー尽くし。

「ハッピーくまで」を作る屋台ワークショップを真ん中でやってて、のぞいてみると

全員ムサビスタッフの家族だった。
時間合わせて来たわけじゃなく、たまたま鉢合わせになったそう。

きっとみんな子供に「渋谷で面白いイベントやってるから行く?」とだまして連れて来たんだろうなあ。手羽もリンクロウやあかりちゃんをそうやって連れ出してたんで。
あ、一応あかりちゃんに「渋谷で知り合いがハッピーなイベントやってるけど行く?」と声をかけたんだけど、「ハッピー?・・・なんか、いい」と断られちゃったの。
もう中1のお年頃だもん(涙)世代交代(涙)

あ、角田さん達発見。

おっと、minnaについて説明してなかった。

ムサビ空間演出デザイン学科卒の角田真祐子さんと工芸工業デザイン学科卒の長谷川哲士さんを中心とするデザインチームで、「【みんな】(for everyone)のために【みんな】(borderless design)のことを【みんな】(partnership)でやっていきたい」をコンセプトに掲げ、「株式会社ミンナ」と名付けられました。
 

なんといってもminnaの強みは、、グラフィックやプロダクトなどのジャンルにとらわれず、領域を越えて幅広くデザインできることだと思ってます。
「平面もOKで、立体も強い」ってデザインチームは意外と少なく、なおかつ「みんなをハッピーにしたい」という気持ちがいつも伝わってくるデザインなんですよ。これまでグッドデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞金賞、SDA賞優秀賞、TOPAWARDS ASIAなど多数受賞しています。
最近の活動だと、DESIGNART TOKYO 2019「匿名希望展」に出展してるし、トキワ松学園や京都精華大で講師をされたりもしてますね。
また、デザイン情報サイトJDNでコラム連載もしてます。
minnaとみんなの話|JDN

ちなみに「minna」の発音は、ガンダムの「アムロ」みたいに前にアクセントではなく、「アムロナミエ」の「アムロ」みたいに平音で発音するそうです。以上、他では使えない豆知識でした。


メイン会場であるCUBE1.2.3に入ってみましょ。


  • 「ハッピーくまで」はhesoやsoda design、石井怜、鈴木マサル、tupera tuperaなど23組のクリエイターとのコラボ


  • 「木」と「アクリル」という食べらない素材同士を組み合わせて、新たなハッピーの関係を実験した作品「おいしいアクリル」

段ボール工作キット「Kazokutte」
これ前から気になってて、実物は想像以上にカメラ感がありました。プロダクト感がありつつ単純化させるってのがなかなかできないんだよね。リンクロウが小さかったら間違いなく買ってた。

地球に還る生分解性樹脂で作られた「スーパースーパーボール」
この二人のちびっこたちが「宇宙みたい」と言ってて、「えっ」と2度見しちゃった。

しかし、まー、10年でほんといろんな仕事をやってるなあ。


  • おっ!!!これは!!!!!

そうなんです。
2016年からムサビオープンキャンパスのクリエイティブディレクションやアートディレクションをminnaさんにお願いしてるんです。
単なる「DMやポスターのデザイン」でなく、イベント時の動線などを意識した構内のサインやプロダクトもminnaさんでして、この数年全体的に明るくなった、歩きやすくなった印象ありません?

こんだけお世話になってりゃ、そりゃムサビスタッフが家族連れていくし、花ぐらい贈りますよ、って話で。いっそ協賛してもいいぐらいのレベル(笑)
手羽も某イベントで急遽プロダクトが必要になり、minnaに半泣きでお願いしに行ったら、角田さんが「スケジュールキツキツですけど、これ断ったら大変なことになりますよね・・」と漢気で依頼受けてくれたこともあり、minnaには足向けて寝られないのです(寝相悪いけど)


ところで、今回のイベントが「ハッピー」推しだとわかり、「どうせハッピーはっぴも作るんでしょ?(笑)」と冗談で言ったら「なんで知ってるんですか?!」と言われ。
わからんでか。おじさんをなめるな。

これがハッピー祭のために作られた「ハッピーはっぴ」
これも「法被にイラスト入れた」ではなく、四葉のクローバー状の布を切り込み1か所だけではっぴにする、はっぴ自体をデザインしてるのがすごいところ。ちゃんと前で止められるようになってます。

帰り際にショップで

五箇山和紙の新たな可能性を提案するブランド「FIVE」の名刺入れを購入。これもminnaさんの仕事です。後ろにあるのははっぴー射的でゲットした景品。


手羽は「顔はめパネルに顔をはめたい」お年頃でして、帰る前に顔ハメやってたら、

角田さんから「手羽さん、ちょっと待って!!」と言われ、顔ハメ状態で待ってたんです。
何が起きてるかわからなかったけど、今写真編集してたら、

この写真の右側に、すんごい高速で走ってる角田さんが映ってた(笑)

「長谷川も連れて来たから一緒に撮ろう!」となり、

パシャっ!
ハッピーになりたい人はみんなヒカリエ8階に行くのだ!!
(27日までやってます)


以上、

後ろにオードリー若林が映ってね?の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。