タマビ×二子玉川ライズ地域連携アートプロジェクト タマリバーズVol.9「ふたこのわたし」に行ってきた!

2019年10月6日(日)

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10月5日(土)昼、

タマビ上野毛キャンパス方面に車を走らせる。
・・ん。交差点の木は建物が隠れるくらい大きかったと思ったけど気のせいかな?

今日の目的地はタマビ上野毛ではなく、

華やかでおしゃれに満ち溢れた街・二子玉川です。フタゴタマガワ、通称ニコタマ。
手羽も買い物でちょいちょい来るようになりました。

この日はちょうど

多摩川花火大会の日で、2時から交通規制が起きることを駐車場で知る。
なんとなくいつもより人が多いし、そわそわしてる感じもする。

目的地は花火待ち合わせ場所でもある

夏~秋のイベント空間デザインは桑沢出身の長谷川喜美さんで、中の体験アートはタマビ卒のつちやあゆみさんが担当されてます。
六本木アートナイトでも展示されててその時にも思ったけど、菱川先生の「森の木琴」を思い出しますね。

で、何しに来たかと言うと、別に買い物ではなく、

多摩美術大学と二子玉川ライズとの地域連携アートプロジェクト「タマリバーズ」の発表会ともいえる参加型アートパフォーマンス「ふたこのわたし」が開催されると知り、やってきた、と。

タマリバーズは 「美大のある街」二子玉川を舞台としてタマビ生と二子玉川ライズで働く人、地域に暮らす方々と一緒に新たなお祭りを作ろう!と2011年からスタートし、2016年度からはPBL科目として産学連携のカリキュラムになりました。

手羽が前回見たのは2018年1月。
タマビ統合デザイン学科第1期生卒業制作展とタマリバーズvol.7に行ってきた
vol8は見れず、今回で観覧するのは3回目かな?
ムサビは六本木アートナイトに毎年参加してるけど、こういう地域パフォーマンス系はやってないので、できるだけチェックするようにしてます。

 
山笠づくりの工作ワークショップもやってて、

統合デザインの米山先生発見。上野毛組総動員。しかしなんでカメラ目線。

13:00。徐々に騒がしくなってきた。

ん。デッキになんか怪しい影が。

予想以上に怪しすぎる。
彼らは船頭さんに連れられて過去からやってきたハヤリオバケたち。


  • 昔人気だった、もしくは存在してたモノのお化け

なのでレトロ看板や昔二子玉川にあった遊園地、遊郭、田んぼなどがモチーフになっています。
しかし突然こんなのが近づいてきたら、子供は夢に出ちゃうんじゃないかな(笑)


  • 船頭さんがどこかに行ってしまったらしい。これじゃ戻れないじゃん!


  • 船頭さーーん、どこ~?

恒例の「船頭さん知りませんか?」とお客いじりタイムスタート。


  • 「こうなったらみんなで探しに行こう!一緒に探してくれる人はいませんか?」


  • 会場から船頭さんを一緒に探す勇者が出てきた


  • 「頑張って探すぞ!」「おーー!!」

と、みんなで「渡し」を探す旅に出るのであった。

・・・ん。これで終わり?!


手羽はいつも「通りがかりのお客さん目線」で見たいので、チラシなどの細かい情報は事前に読まないようにしてます。普通のお客さんと同じ条件だとどんな感じに見えるのか知りたくて。

看板発見。どうやらこういうツアールートでニコタマを練り歩くみたい。
お客さんの呼び込みにもなるし、いいアイデアですね。

ちなみに今年はプレイベントもやってたそうで、9月末からずっと彼らは船頭さんを探してるんだなあ。



でも置いてかれた私たちはどうしたらいいの?ここでじっと待つしかないの?

反対方向からなんか出てきた。


  • 「バエ!」「エモ!」「バエ!」「エモ!」とリズムに合わせて叫んでる


  • どうやらこっちは流行のハヤリモンスター達。タピオカやパンケーキ、インスタ、ブランド品などのモンスター


  • チーズハットグ役の学生さんが気になって。なんか他の人とは違うオーラが出てる気が


  • あ。靴が脱げた(笑)


  • インスタ用の写真を撮ってもらう

んで結構大事なシーンを聞き逃しちゃったんだけど、「そっちとは違うわ」「いや同じよ!」と争いになり、ダンスバトル勃発!

みんなダンスうまいなあ。バレエできる人もいるし。
タマビ関係者の方。なんでダンスバトルになったのかこっそり教えてください・・。


  • で、「私(わたし)を探す旅にいこう!」となり仲間を募って、

こっちも旅に出て行ってしまった。え。どうなっちゃうわけ?!

と、なんとなく全貌がわかってきたところで、現地でもらったリーフレットを見る。

東急のページを見ると、「2017年タマリバーズで初演の原案を大幅に改定しての再演です」と書いてある。今回も船頭さんを探してるのはそういうことか。あ。2018年じゃなくて2017年なのね。

今年は
(1)ハヤリオバケ登場編
(2)ハヤリモンスター登場編(この裏でハヤリオバケツアー)
(3)ハヤリオバケアトラクション編(この裏でハヤリモンスターツアー)
(4)みんなでニコタマ音頭編

と、かなり複雑な構成になってることを看板で知る。いろいろ詰め込んだなあ・・。

間をつなぐMCさん。
なかなかハヤリオバケさん達が帰ってこない。


  • いたいた。小さいお子さんがいるとなかなか前に進まないんだよね(笑)

到着してすぐにそのままアトラクション編に突入。


ハヤリオバケさん達は踊って、子供さんの面倒みながらツアーして、そのままアトラクションスタッフをやって、とずっとノンストップ状態。役者さんも大変だ・・。

スタッフが紙コップに水入れて配ってたけど、幕が上がってる状態じゃ、演者さんは飲めないよね。見てる方が「倒れないでね・・」と心配しちゃう(笑)
オバケ役の人は賑やかし役にしてアトラクション操作はスタッフがやるか、交代でやるか、スマートな水分補給方法がないかなあ、と考えちゃった。
米山先生、そこを考えるのが統合デザイン学科じゃないっすか?(違う)

最後まで見たかったけど交通規制が始まる前に手羽は離脱。

どんな形で終わりを迎えるのか知りたい人は、今日10月6日(日)は 12:00-14:00と16:00-18:00の2回公演でやってるのでぜひ見に来てください!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。