東京造形とタマビのオープンキャンパスに行ってきた

2019年7月15日(月)

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<これまでのあらすじ>
関東美大オープンキャンパス真っ盛りな3連休に手羽は
1.必ず「あるもの」をチェックし、そこで「あること」をする
2.それが優先だから建物内は1階までしかいかない。オーキャンチェックは2の次
3.滞在時間は1時間以内とする
4.職員さんに見つからないようにこっそり入ってこっそり帰る

と自分内ルールを決め、弾丸美大オープンキャンパスツアーを決行するのであった。
前回の話はこちら↓
横浜美大と女子美のオープンキャンパスに行ってきた


次に向かったのは、

東京造形大学!!!
「建築界のノーベル賞」とも呼ばれるプリツカ―賞を受賞した磯崎新氏によって設計されたキャンパスで・・って、東京造形はちょいちょいレポート書いてるから説明は不要かな。


到着するなり、雨がパラパラ降ってきた・・・なんでか知らないけど東京造形とタマビに行くと、高い確率で雨が降るのよね・・。


  • リコーダーを吹いてた

大学広報っぽい写真が撮れた(笑)

東京造形は毎年オーキャンのテーマを設定してて、2019年度のテーマは「SYN-KA」。
PVはこちらです。


ではキャンパスを見ていきましょう。


  • デザイン系が入ってる7号館


  • CS-Labで入試相談会

8号館1階に5月にオープンしたばかりの「ニューヤマザキデイリーストア東京造形大学店」
今回一番見たかった施設のひとつ。


  • こういうお湯を入れる装置があるのね


  • ソフトグライダーワークショップ


  • 芝生をはさんだ向こう側にファインアート系の施設が固まっています


  • 絵画系やカフェテリアがある CS PLAZA(10号館)


  • いつみても学食がきれい


  • 地下の版画工房

夏休みの利用はこんな感じで調整してたのね。


  • 彫刻の石彫場。初めて入った。


  • キャンパスの一番奥にあるグランド。ここも初めて。


  • 彫刻棟(11号館) ではモデルデッサンやってました。こういうの生で見るの久しぶりだなあ。

彫刻棟といえば。
新人職員研修で「中長期計画や事業計画には意外といろんな情報が公開されている」と教えました。ムサビの都心キャンパスも実は結構前から事業計画に書かれてたりね。
んで、学校法人桑沢学園 2019年度事業計画を読むと、「11号館(新彫刻棟)運用方法検討」「都市計画道路敷設への対応」とあるんです。

都市計画道路の経験者(笑)として、

8号館と10号館の間の芝生空間は何かあるなあ、とずっと思ってたんですよ。「都市計画道路上にはコンクリ構造物を建てられない」てのがあって、ずっとムサビ工デの工房がプレハブ2階建てだったのはそういうわけ。
おそらくここに都市計画道路があり、いよいよ道路の着工が決まってきたから、石彫場を撤去し彫刻棟を新しくする・・という事業計画なんじゃないかと。「彫刻棟新設」じゃなく「運用方法検討」だから、もう建築計画は動いてることが推測されます。
あ、都市計画道路の経験者(笑)としていろいろアドバイスできるんで、ムサビにヒアリングされるといいですよ。


固い話はこれくらいにして、東京造形といえばやっぱりタピオカミルクティです。
保育園のころから何度も東京造形大に連れてきてるリンクロウとあかりちゃんは「東京造形大学」という名前は知らないけど「タピオカの大学」といえばすぐにわかるくらい、手羽家では「東京造形=タピオカ」の認識になってて、手羽家でのタピオカブームは6年前ぐらいに東京造形で生まれています。
いろいろお店で飲んでみたけど、東京造形のタピオカミルクティが触感含めて一番おいしい。お世辞じゃなく。
ここまで来たら、やっぱり今日も飲んで帰らないと。そのために来たといっても過言でない。女子美でお昼を食べなかったのは、タピオカミルクティをよりおいしく飲むためだったのだ。

「すいませーん。タピオカキャラメルミルクティー1つください」
「タピオカブームでタピオカが入ってこなくて、今やってないのよ。ごめんなさいね」


こんなところにもタピオカブームの影響が(涙)
ダメだよ、ブームにしちゃあ・・(涙)

タピオカが納品されたら教えてください>M澤くん。
あ、東京造形の次のイベントはZOKEIワークショップ 2019がありますよ。要チェック!


そして、本日最後の目的地は、

多摩美術大学!!!!

タマビも何度もレポート書いてるから、サクサクいきます。

おっと、その前に頑張ってるタマビのメグリンにお土産をプレゼント。今朝5時半から作業してたっていうし。美術予備校でのプレゼンがうまくいかなくても気にすることはないよ。

渡してるところを撮ってもらいました。嘘です。「あ。写真撮って撮って」と、一度渡したお土産を返してもらって、カメラの準備ができたところでまた渡すという、超ヤラセ写真です。

前日金曜日は校友会との打ち合わせで吉祥寺校に行ってたんですよ(なぜかは後日書きます)
んでそのついでに、東京女子大前にある超有名・・おそらく東京で5本の指に入るケーキ屋「アテスウェイ」で焼き菓子を買ったの。それを差し入れ。
ちなみにアテスウェイのすぐ隣に

アテスウェイのケーキに惚れ込んだnendoの佐藤オオキさんが設計したアイスとショコラ専門店(姉妹店)「アテスウェイ グラスエショコラ」ができてました。ここは今度行こう。


スイーツ情報はこれくらいにしてキャンパスを。


  • あ、情報デザインの吉橋先生見っけ。


  • やはり情報デザインの久保田先生はプロセッシングの授業をされてた

雨が本降りになってきたけど、タマビはほんと人が多いなあ・・。
学内進学イベントがこの7月オーキャンだけしかないにしても、去年は二日間で1万人の来場者だっていうし。


  • 広大なキャンパスで、土曜の夕方でも「お祭りでもやってるの?」って感じですから。


  • 演劇舞踊デザイン学科のパフォーマンス


  • 演劇舞踊デザイン学科の合格神社


  • 統合デザイン学科の展示


  • デザイン棟の前にもやはり巫女さんが。神社とか巫女がブームなのかな

ただこちらは、昔からやってるリンレイさんとの産学連携グッズを配布してました。


  • プロダクトデザインの部屋


  • プロダクトのアーカイブスペース


  • 彫刻学科の石彫場


  • 木彫場


  • こっちはガラス


  • オーキャン恒例の陶のRAKU焼き


  • テキスタイル工房


  • バナナテキスタイルプロジェクト

「建物内は1階までしかいかない」という自分ルールで回ってるから、どうしても工房系の写真が多くなりますね。

4大学を比較すると、学生さんも楽しんでる感というかお祭り感というか盛り上がってる感というか大学全体が動いてる感というか、タマビがずば抜けてる。「ものを作りたい」という情熱がうまく表現されてるというか。


  • こちらはサークル5団体による合同展示


  • コミケ状態だった(笑)

で、帰ろうとしたらタマビの米山さんに捕まる。
「事務局長に挨拶して帰りなよ。今メディアセンターにいるはずだから案内するし」と言われ、


  • メディアセンター2階のCMTEL(素材研究室)

「あ、いや、その、今日は・・・」と断ることもできず、


  • メディアセンター4階の芸術人類学研究所

「おかしいなあ。このあたりにいるはずなんだけど」
・・・・米山さん、今日は「1階から上に行かない」という自分内ルールで動いてたの・・・最後の最後にしてルール破っちゃった・・ま、いいか・・・。


てなわけで各美大の「あるもの」チェックは無事完了。完全制覇。
その「あるもの」とは一体何だったのか・・・実は

日曜に東京工芸大学のオープンキャンパスに行って、そこでも「あるもの」をチェックしてきたから、そちらと一緒に明日書きます(えっ)
東京工芸中野キャンパスは今日月曜もオーキャンやってますよ。


続く!!


以上、タマビ事務局のところに

ムサビの大学ポスター張ってくれててうれしかった手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。