【学生の地域活動見本市】まちで楽しむ6に行ってきた

2018年5月21日(月)

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5月20日(日)午前8時20分、手羽はムサビ12号館8階におりました。

きれいな五月晴れ。
写真ではわかりにくいけど12号館8階からスカイツリーもはっきりと見えます。

9時から学生さんと一緒に段ボールパネルを運んだりせっせと準備。

んでなんで日曜の朝からムサビにいるかというと、

今回で6回目となる「まちで楽しむ6 -学生が作るまち小平-」が今年もムサビで行われたのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
【小平にこないか?】5/20「まちで楽しむ6」で小平市の学生のよるプレゼン大会と市民とのディスカッションをやります!

一言で説明するなら、「大学対抗プレゼン大会」「大学社会連携プロジェクトの見本市」「市民と学生による課題発見ワークショップ」です。
  

聞いたところによると、単位互換とかではなく、地域の大学が学生主体で集まって、しかも継続してイベントを行ってるところはほとんどないそうです。しかもシーズ・ニーズマッチング会ですからね、意外と先進的なイベントをサラっとやっとるんですよ。


  • 進行は津田塾アナウンス部の方。終わった後に聞いたら女優デビューするそうです。

実行委員による挨拶のあと、いよいよ第1部のスタート。

沢山の方にご来場いただきました。

以前は講義室を使ったレクチャー形式のプレゼン大会だったんですが、大人数対1グループの発表では市民の方との交流がしにくいということで、去年からブース形式に変更しています。

学生さんが他大学がどういう活動をやってるか知る会でもあるので、ずっと説明をやるわけではなく、15分のローテーションで各団体3,4回発表し、発表しない時間は他団体を見る・・という仕組み。

全部は紹介できないけど、さらっとチェックしていくと、


  • 嘉悦大学のイベント部


  • ムサビ視デの図書館ブランディング。その成果からグッズが発売されました。


  • ムサビのアトリエちびくろ。地域での美術振興の代表例ですね。もうすぐ50周年。


  • 代表の名前ごとにファイルされていて、これは「ムンク」さんが代表の時のファイルだから「ムンク代」(笑)


  • 視デの空間構成。障害者週間の応援や小学校での活動紹介


  • 障害者作品展のサポートをしてたりします。


  • 津田塾大学のフェアトレード推進団体「チカス・ウニダス」


  • モフモフ家族。


  • 白梅学園さんとムサビ生による福島復興支援ツアー


  • ムサビ芸術文化学科の小平アートプロジェクト


  • 白梅子育て広場


  • 子育て広場で作ったもの。なにゆえ大西ライオン。


  • みんなでつくる小平音楽祭in小平。説明をされてたのは白梅の学生さん


  • 今年は12月1日に開催されます。みんな来てね!


  • 職能大のロボット部。去年は小平市の助成金を獲得して活動してました


  • 文化学園大学の栗山ゼミ。小平産の野菜などを使った商品の企画作りをやってます。ちなみに栗山先生はこだいら観光まちづくり協会の会長です

第2部は市民の方とのディスカッションタイム。
会場を隣に移動して、

第1部で発表した各団体の学生さんと一緒に市民の方も交じってもらいました。
年齢も高1からおじさままで様々。

今回のディスカッションのテーマは「成長のカギを探る」。
自分たちにあって他団体にないものやその逆、共通するものを話し合い、市民の方からの「こういうことも地域ではやってるよ」なアイデアを入れながら、第1部で発表した各団体が今後次のステップに進むにはどういう可能性があるのか探ります。

盛り上がってくるとみんな立ち上がるの法則。

で、そこからの発表。


  • 典型例は最初のグループの発表でした。白梅子育て広場とアトリエちびくろ、両グループとの存在をしらなかったそうで、


  • 「子供の広場」という共通点があり、お互い連携できることがあるね、という気づき

「こういう会に参加してる学生さんだから」というのもあるかもしれないけど、今どきの学生さんはみんなプレゼンがうまい。よく人前でグループ意見をまとめてしゃべれるなあ・・・自分が学生の頃はできなかったことのひとつ。

市民の方から嬉しいご意見をいただきました。

視デ齋藤先生による挨拶にて2018年まちで楽しむ6も無事に終了。
毎回この会に参加して思うのは、「他大学さんはこういう活動をしてるのか」という気づきもそうだけど、ムサビ生の優秀さです。実はムサビ教職員にこの会を見てほしかったりするのだけど。

ディスカッションに参加した皆さんと記念撮影。

そこから一気に片づけをして、

小平市職員さんと実行委員の学生さんによる締めの挨拶。
今年は実行委員が少なかったんだけど、よくここまでつくりあげたと思います。
お疲れ様でした!

今回やってみて、ひとつアイデアを思い付いた、今度提案してみようかな。

以上、齋藤先生もお疲れ様でした、てかなぜそのポーズ?な手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。