【時代はタマビなのか?】旅ムサ説明会からのミッドタウンアワード説明会

2018年5月19日(土)

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怒涛の社会連携チームによる説明会・報告会がようやく一段落つきました。
昔から他グループから「社会連携チームは何をやってるかよくわからん」と言われてるので、こんなことをやってますよー、とわかってもらうために。


4月16日の社会連携活動説明会

で始まり、先週5月10日は

ミッドタウンキッズワークショップ募集説明会がありました。
「学籍」「奨学金」という業務範囲を狭くできる言葉ではなく、いくらでも広げられるフワフワした「社会連携」なもんで、いろんなことをやっております・・。


んで今週は2日連続の説明会だったのです。
5月16日(木)は、

旅するムサビプロジェクト活動説明会

学生さんによる昨年度の活動報告と今年予定されている旅ムサの参加者募集です。
単位も出ず公欠にもならないし、基本自腹(随分交通費を出してくれるところが増えたけど)という旅ムサなのに、これだけの学生さんが興味を持って参加してくれることが本当にありがたいです。
偶然なのか他説明会よりも男性の参加者が多かったような印象。
長期滞在型の旅ムサステイも増えたし、興味のある方はMCBに登録してね。


んで、昨日5月18日。
午前、手羽は池袋で企業さんと打ち合わせ。
帰りがけに池袋サンシャインシティ噴水広場の前を通ったら

夕方に島茂子リサイタルが開催されることを知る。
リーダー・・じゃなくて島茂子さんをみんな応援してますよ。


午後は大学へ行き、

Tokyo Midtown Award 2018募集説明会へ。
ミッドタウンマネジメントさんに「どうしてデザインコンペ審査員からムサビ関係者を外したんですか(涙)バナー画像のように大々的に募集協力してるというのに(涙)こんなにミッドタウンさんのことが好きなのに(涙)やっぱり最後はタマビなんですか(涙)」とネチネチクネクネ愚痴る手羽。

「そ、そういうつもりは全然ないんですけどね・・。あ、モード学園さん、女子美さん、東北芸工さんとかでも学内説明会をやってますけど、デザインコンペとアートコンペの両方の説明会はムサビさんだけなんですよ!やっぱりムサビさんはデザイン・ラウンジもあるから特別で」
「でもどうせ今年からタマビで説明会やったりするんでしょ?」
「・・・・・やりますけどね・・」
「やっぱりやるんだ・・ムサビとは遊びだったってことですね(涙)」としつこくネチネチと。

今回の説明会では特別ゲストとして、

2016年アートコンペ優秀賞を受賞された建築学科卒のFUKUPOLYさんにお越しいただいて、応募の経緯やその後のことなどを後輩たちに語ってもらいました。これも先輩に受賞者がいる大学の強み。

ちなみにFUKUPOLYさんは本来VFXを中心とした映像作家さんで、最近だとキリン氷結のウェブムービーPV

のVFXだったり、SLUSH TOKYO 2018のオープニング映像・キービジュアル制作、最近だと安室ちゃんのラストツアーライブ幕間映像制作などをされてます。
最初はデザインコンペに応募するつもりだったけど、途中でアートコンペに切り替えたそう。こういうパターンもあるんですね。(両方に応募することも可能です)

FUKUPOLYさんがことごとくおっしゃっていたのは、ミッドタウンアワードは賞金や制作費もさることながら「受賞後のサポートの手厚さ」
受賞したらハイ終わり、ではなく様々なミッドタウンでのイベントに声掛けがあるし、デザインコンペであれば実現化に向けて動いてくれる。私も思ってましたが、ここまで若手アーティスト・デザイナーの「受賞後」のことを想ってくれてるコンペは他にありません。

今年は、これまでのアートコンペ受賞者を対象に東京ミッドタウンで20番目となるパブリックアートを設置するための特別コンペ「The Best of the Best TMA Art Awards」を募集してました。
これがなんと賞金300万円・制作費最大3,000万円なんですよ。
といっても立体で恒久設置だと素材はかなり限られてくるし(石かステンレスあたり)、どんなことがあっても倒れないよう地中部分の土台にお金がかかるので(彫刻業界でよく言われるのは「安全のためには作品の高さ分地中に埋めろ」)、設置費込み3000万円であれば相場かな、と。

ちなみにTMAはもちろん東京ミッドタウンアワードの略だけど、改めてみるとTAMAに見えるな・・やっぱり時代はタマビなのか(涙)・・・って完全な被害妄想かな・・ま、デザインコンペの今年のテーマ「HUMAN」には「MAU」って文字が隠れてるからいいか・・こんなことにネチネチ気が付くのは手羽ぐらいか。

説明後はこれも学内説明会の醍醐味で、過去のデザインコンペ受賞者のプレゼン資料を特別に見せてもらいました。WEBだけではわからないこと。ありがたやありがたや。

今年で11年目のミッドタウンアワードは審査員が一新された他、デザインコンペに大きな変更が出ています。
これまでプレゼンシート提出だけだったのが、2次プレゼン審査が行われることになりました。
アートコンペ同様公開プレゼンになるかはまだ未定とのことで(デザインは知財の関係で公開は難しいかもしれませんね)、それに伴って応募条件に「9月28日(金)に実施する2次プレゼンテーション審査に参加できること」が追加になってるからご注意ください。

エントリーはもう始まってます。とりあえず迷ってる人もエントリーはしておきましょう。
たくさんの応募・・特にムサビ関係者からの応募をお待ちしております。悔しいからムサビで総ナメしてやりたいのよね。

前期に予定されてた社会連携チームがらみの説明会・報告会はこれで終わりだけど、

明日5月20日(日)は「まちで楽しむ6」がムサビで開催されるし、来週26日(土)は六本木ーアートナイトが待ってます。
問題は26日があかりちゃんの小学校最後の運動会とかぶってることが最近判明したことだったりしますが・・父さんはどうしたらいいんでしょうか。誰か教えてください。

そして来週ぐらいには東京工業大学との合同ワークショップ募集がスタートできるかな。多分。

いろいろやってますんで、ムサビ生は社会連携チームからの発信をこれからもちゃんとチェックしててね。
 

 
以上、保健室の掲示板にかっこいいマジンガーZのイラストが貼られてて「なんでだろう」と思ってたんだけど、最近ちゃんとよく見たら

「麻疹が0」→「ましんがぜろ」→「マシンガゼロ」→「マジンガーゼット」とまさかのダジャレでショックだった手羽がお送りいたしました。
しかし、巨大ロボ好きの手羽は反応しちゃうけど、今の学生さんに「マジンガーZ」じゃ伝わらないんじゃないかと・・。

ちなみに子供に秀樹の凄さが伝わらなくて歯痒い気持ちになってる親御さんにアドバイス。
手羽家は「へそ毛をギャランドゥっていうでしょ?秀樹から来てるんだよ」と教えたらびっくりしてました。
理由を話したらリンクロウから「でもそれって身体的特徴を言ってるわけだよね?・・昭和の人ってひどいね。。」と言われたけども。。今考えたら確かにそうかもしれない。。それが昭和。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。