「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして、「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回4月18日以降のムサビ関連ネタをまとめます。
今回もたっぷり。
宇佐美先生の件といい、この2週間は「客員教授」がキーワードになったムサビでした。
まずは
■「MUJIはこうして生まれた」創作チームからの証言 クリエイティブ・ディレクターの小池一子氏に聞く
小池先生は全然年を取らない・・・。
一方、残念ながら客員教授の訃報がこの2週間でふたつ入ってきました。
■インテリアデザイナー、杉本貴志氏死去 「無印良品」店舗などデザイン - SANSPO.COM
杉本先生の「スーパーポテト」はその無印店舗の設計などをされてました。
■藤枝晃雄氏が死去 武蔵野美術大名誉教授:日本経済新聞
手羽が学生時代に教わった先生であり、1年の手羽には話が難しかったけど、「美大時代の座学授業」といえば真っ先に藤枝先生の授業を思い出します。
続いて教員や学生さんの活躍
■オートバックスセブン、武蔵野美術大と産学共同プロジェクトを開始:日本経済新聞
オートバックスさんとの産学連携。
■映像基礎実習(映像前史)授業成果展2018
これも恒例となってきましたね。
映像学科には「手作り装置で追体験する映像の歴史」という授業があり、学生さんが作ったプリミティブな映像装置が12号館1階に昨日から5月12日まで展示されてます。
■太陽の自転周期が雷の発生に影響している ~江戸時代の日記の分析で判明~
宮原ひろ子先生らの研究成果で、弘前の「弘前藩庁日記」(御国日記と江戸日記)と八王子の「石川日記」の文献に記載のある雷などの記録から太陽の周期が雷の発生に影響している事が分かったそう。
理系と文系の融合というか、こういうところからわかるもんなんですね。
■日・サンクトぺテルブルク(ロシア)美術大学間交流プログラム報告会が実施されました
かなり手厚く対応していただいたそう。
今年からムサビ専任教員となった冨井大裕さんのインタビュー。
冨井さん・・というか2個下の直接の後輩なので昔から「冨井」と呼んどるんですが、着任して教授会など2回教員や職員の前で挨拶をする機会があり、その場にいた
某教授からの報告によると、2回ともダダすべりというか空気読めない挨拶だったらしい。
その先生との実際のやり取り。
「新しい冨井さんって方、手羽さんになんとなく似てるんですよね。空気読めない感じが」
「・・・すいません。私の後輩なんです・・」
「それで似てるんだ!納得!」
なにに納得されたのかわからんのですが、しかも2回目で冨井は「手羽さんの仕事のジャマにならないように頑張ります」的なことを言って、会場が「シーン」となりまくったらしい。
いろんな人から「事故に巻き込まれましたね」と慰めらました・・。
そんな冨井・・・冨井さんですが、作品は大好きです。学生さんに影響がすぐに出そうな気もしてます。
■選ばれるのは、10年以上支持されている商品やサービスだけ 「ロングライフデザイン賞」の4つの視点
今年からグッドデザイン賞審査委員長になった柴田文江先生。
グッドデザインといえば、
■「重くない」憲法、手のひら冊子に グッドデザイン賞:朝日新聞デジタル
法学の志田先生の名前もでてくるし、そもそもこれを作ったのがムサビ夫婦。
てなわけで卒業生の活躍を。
■チョーヒカル個展『超動物展』 「空想動物」や「絶滅動物」など100点超
◆東京会場
●会期:2018年5月18日(金)~6月3日(日)11:00~19:00
●会場:東京都 浅草橋 TODAYS GALLERY STUDIO
●休館日:月曜
●料金:500円※3歳以下は入場無料
◆名古屋会場
●会期:2018年6月15日(金)~7月1日(日)11:00~18:00
●会場:愛知県 名古屋 TODAYS GALLERY STUDIO NAGOYA
●休館日:月曜
●料金:500円※3歳以下は入場無料
視デ卒・チョーヒカルさんの個展が東京と名古屋で開催されます。
■衝撃のコラボ!左ききのエレン×プレモル - 少年ジャンプ+
やはり視デ卒のかっぴーさん原作「左ききのエレン」がサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」とコラボした特別編が3話公開され、その中で生まれた広告ポスターが今日5月8日(火)よりリアルにJR渋谷駅で公開されます。
■攻めてる老舗・カニ醤油の「醤ース。」が、コレ1本で万能すぎた #メシ通
温泉が好きすぎて別府に移住してしまったフリーライター・フジイ サナエさんはムサビ彫刻学科卒。
■演出クリエイティブの最前線であり総決算 ー紅白歌合戦の舞台美術ができるまで|BAUS
紅白歌合戦のチーフデザイナーを務めたNHKの森内大輔さんはムサビ空デ卒。
■(語る 人生の贈りもの)山藤章二:1 病室で締め切り恋しくなった:朝日新聞デジタル
シリーズで山藤さんの人生が紹介されてます。ムサビの話も出てきますよ。
■デザイン系の卒業研究の進め方 2018|Makoto Tomita
基礎デ卒で東海大の先生をされてる富田 誠さん(Xデザインフォーラムにファシリテータとして参加してました)がデザイン系卒業研究の進め方をまとめてくれてます。
美大4年生は参考にしてね。
動画ものをまとめて。
Gongdora「Mind is Free」のPVを映像学科卒のノガミカツキくんが制作。
NakamuraEmi「かかってこいよ」のPV監督、そして振り付けは映像学科卒の志村知晴さん。
手羽が今はまってるのがNakamuraEmiさんでして。
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■漫画家になるには~「半分、青い。」の漫画家志望シーンから現代事情を考える(石渡嶺司) - Y!ニュース
美大ネタまとめ向きなネタだけど、ムサビが「ってムサビは中退ばかりに見えちゃうじゃん!」な扱いなので(笑)
最後は大学からのお知らせを3つ。
まず一番大事な話。
■武蔵野美術大学|入学試験の変更点
2019年度入試は新学科の初めての入試なんですが、大きな一般入試の変更点だと、
・工デが「鉛筆デッサン」「デザイン」2科目必須だったのが、「鉛筆デッサン」が必須科目で「デザイン」「構想力テスト」はどちらか1科目選択となる。
・デ情は「数学」を廃止し、「デザイン」(3時間)を新設。
・新学部に移る映像学科はほとんど変わらないけど、学部統一入試が追加。
かな。
そして社会連携チーム主催でムサビ生対象の募集説明会が2つ開催されます。
■サマーキッズワークショップ募集説明会
●日時:2018年5月10日(木)18:00-(1時間程度)
●会場:2号館202教室
今年も東京ミッドタウンで夏にキッズワークショップを開催させてもらうことになりました。
去年の様子はこちらをごらんください。
■MIDTOWN LOVES SUMMER 2017「みんなで作ろう日本の夏」に行ってきた
それなりに準備は大変だけど、このミッドタウンという都心の商業施設でワークショップができるのはミッドタウンにデザイン・ラウンジがあるからでして、ぜひこの特権を学生さんに使ってもらいたいんです。
■旅するムサビプロジェクト活動説明会
●日時:2018年5月17日(木)17:00~
●会場:2号館205教室
グッドデザイン賞も授業したご存知旅するムサビプロジェクト(通称:旅ムサ)の説明会。
今年は北海道中札内村、北海道産訓子府町、青森県八戸市、千葉県いすみ市、鳥取県大山町、長崎県大村市、鹿児島県奄美大島等々で長期滞在型の旅ムサステイが行われることになっています。
当日は昨年参加した学生からの活動報告や、夏までに行われる企画の参加者募集を行う予定。
長期滞在で日本全国これだけの場所へいけるのもムサビ生しか体験できないわけで。
基本は旅費等自腹ですが、交通費・宿泊費などをいただける場所もかなり増えてきました。
活動に興味がある方、これから参加してみたいと考えている方は、ぜひご参加ください!
以上、まだまだ社会連携チームはミッドタウンアワード説明会や東工大合同ワークショップの募集もかけるのでチェックしててね、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。