2018年3月16日(金)、この日はムサビにとって大きな1日でして。
午前6時50分、新しくできたムサビのバス折返場に到着。
今までちょいちょい美大関係者を学内案内してきたけど、折返場を作ってたことは秘密にしてました(笑)
場所はどこかというと、
去年開通した都道333号線と美大通りがぶつかるところにあります。入試では仮運営してたんで受験生は知ってる人も多いはず。
かなり画期的な折返場なんですが、それはまたあとで。
で、2018年3月16日はムサビ⇔立川駅のバスが運行開始する日。
立川はこの数年でかなり発展しており、JRが発表してる「2016年度 各駅の乗車人員」では中央線の中で東京駅・新宿的に続いて立川駅が第3位だし、モノレールもあるし、神奈川方面のアクセスもいい。
ムサビは立川駅直通のアクセスをずっと待ち望んでて、はい、333号線が開通するずいぶん前、2011年からこのプロジェクトはスタートしてたんです。だって「立川駅からは若葉町団地で降りて徒歩10分弱ぐらい」と「立川駅から直通バスで25分」じゃ全然違うわけで。これを心待ちにしないムサビ関係者がいないはずがない。
そしてとうとう2018年3月に「ムサビと立川がつながる日」がやってきたってわけ。
赤いバスがスタンバイしてる!コーフン!!
西武バスのカラーは緑で、立川バスは赤。ザクとシャア専用ザクをイメージしちゃう。3倍速そう。
停留所名はもちろん「武蔵野美術大学」。
英語表記は「MUSASHINO BIJUTSU DAIGAKU」。そのまま。
時刻表はこうなっています。
立川駅行以外に、本数はかなり少ないですが玉川上水駅行も同時スタートしました。
どういうメリットがあるかというと、TAC協定校でもある国立音楽大学さんですね。
この時刻表だと行くのはかなり難しいけど(笑)、玉川上水駅→ムサビ便は平日だと10時・11時・12時・16時台にあるので、国音の学生さん、もしくは単位互換で国音で授業を受けたムサビ生がムサビへ行く時には少し便利になるかな?
さて、上記時刻表でわかります?
平日朝7時が立川駅行の始発なんです。それを狙って、
立川駅行の乗客第1号を手羽がゲット!!
手羽は「333号線を車で走ったムサビ関係者第1号」でもあり、またしてもムサビの歴史に名前が刻まれてしまった。ちゃんと大学史史料室は記録に残しといてね。100年史に載せてね。
ちなみに「立川→ムサビ行のバス乗客第1号は教職の高橋先生、第2号は施設課のCnotAくん」という情報は横にメモっとくぐらいでいいので。
あ、もひとつどうでもいい情報だけど、CnotAくんは撮り鉄で「バスはそんなに」と言ってたけど本気カメラ持ってた。今回の記事にはCnotAくんの撮影した写真をちょいちょい使わせてもらってます。上記写真もCnotAくんに撮ってもらいました(笑)
気分はすっかりシャア・アズナブル。どれ、見せて貰おうか、立川バスの性能とやらを。
立川駅へレッツラゴーー!!
あっさり着いた。
・・手羽は鉄要素もバス要素も全然ないんで、こういう時の楽しみ方がわからんとです・・。「立川駅行乗客第1号」という称号さえ取れればよかったので、次の停留所で降りようか迷ってたくらいで(実話)。実戦というのは、ドラマのように格好の良いものではないのだ。
あ、でもせっかく立川駅まで来たんでちょっとポイントを。
降車位置は3番ですが、
若葉町団地・ムサビ行きバスの乗車は5番からです。ここ間違えないようにね。
うーん・・・ほかに用事もないし、ムサビに帰るか。
ちゃんと「ムサビ行き」と表示されてるか確認。
こういうルートです。
立川駅からムサビへの時刻表はこちら。
■立川バス|立川駅北口(5)→[立30/31]若葉町団地・武蔵野美術大学行
ムサビ行のみを抽出した手羽お手製時刻表を作りかけてたんだけど、この「美印」ってのがかわいくてやめました(笑)
ムサビ行だから「武印」じゃなくて「美印」ってところがポイントで。
ムサビ行きは7時30分に出てるのでそれに乗車。
てか、さっき乗ってきたバスだったりするけど。立川駅滞在時間5分。
「同じバスにただ乗って帰るだけじゃつまらないなあ・・あ、そうだ!」とひらめく。戦いとは常に二手三手先を読んで行うものなんだよ。
てなわけでムサビまでのタイムラプスを撮ってみました。
どんな価値があるかわからんけど、参考に。
おっと、皆さんは所要時間が気になりますよね。
この時間帯だとムサビ→立川駅は20分で着きました。結構早いと思いません?国分寺・ムサビ間とほとんど同じってこと。
立川→ムサビはちょっと混んでたけど、それでも23分。混むというか立川通りって信号が無駄に多いのよね。タイムラプス見るとわかるけど、信号待ちしてる時間が結構あるでしょ?
ちなみに料金は270円です。
神奈川のみなさーん、ムサビへのアクセスが便利になりましたよーーー。
てなわけで、あっさりムサビに到着。
おっ、西武バスさんも動いてる!
はい、ここがこの折返場のすごいところなんです。
「バス会社と大学の敷地を一体開発してバス乗り場を作り、そこに他バス会社も利用する」というのは、全国でもほとんど例がないそう。バス会社って私たちが思ってる以上にテリトリー意識が強いんだって。でもこれ見てください。立川バスさんの停留所は西武バスさんの敷地にあるんですよ。バスに詳しい人ならこの事実に衝撃を受けるはずで。
西武バスさんの太っ腹な気持ちに本当感謝しております。
さっきはザクと言ってごめんなさい。「カラーが立川バスがシャア専用ザクなら、西武バスはジオング」に表現を変えさせてもらいます。
国分寺駅も4月からいろいろスタートするし、もっと国分寺も注目される場所になるはず。
あ、そうそう。
立川駅からムサビへ向かう途中、女子高生が乗ってきたんですが、ムサビに着いたらそのまま西武バスに乗り移ったのね。立川から国分寺ならJRの方が便利なはずなのに、もしかしてバスヲタなのかしら。
その西武バスさんも3月16日からムサビ路線関係がいろいろ変わりまして、まず停留所名。
これまで「津田町」だったところが「鷹の台駅入口」に変わってたり。
大きなところでは、ムサビ正門前のバス停は
3月16日から「武蔵野美術大学正門前」に変わり、折返場が終点の「武蔵野美術大学」になりました。
だから、オープンキャンパスとかイベントで正門から入場したい時は「正門前」で降り、14号館や体育館などに行きたい時は「武蔵野美術大学」で降りることになる、と。
また、始発は折返場になるので座って乗りたい人は正門前じゃなく「武蔵野美術大学」から乗った方が便利です。これを知らないと、卒展見て帰る時にこれまでの正門前(マンション前)からバスに乗ろうとしたら、来たバスがもう満車状態ってことになっちゃう、と。
ぜひ卒業式・入学式では、立川バス、西武バスをご利用ください。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。