3月10日(土)、まずは五反田の東京デザインセンターでやってる
多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース有志による卒業制作展へ行ってきました。
メディア芸術コースの卒展は横浜赤レンガ倉庫で終了しちゃったけど、こっちは情報デザインコースです。
学内卒展では見てきたけど、情デコースの学外卒展を見るのは初めてで、「予想以上に良かった」というのが率直な感想。アウトプットも完成度も昔よりずいぶん上がってません?
そして五反田から恵比寿へ向かい、
恵比寿ガーデンプレイスへ。
もちろん目的は
多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業制作展2018 プロポーズです。
タマグラ卒展は時間があればできるだけ見るようにしてます。
恵比寿ガーデンプレイスは1994年に開業して、当時は今でいう六本木みたいなオシャレスポットでした。2000年ぐらいまではよくコンサート聞きにいったり、飲みに行ったりしたっけ。
なのでうちら世代はピカピカな建物の印象しかなく、今の自然のエイジングが強くなった建物は「寂びれたディズ●ーランド」みたいで、見てて寂しくなります。この時代によく使われた「茶色」って今時の茶色ではないんでしょうね。茶色も微妙に変化してるのかも。
個人的にはそろそろ会場を変えた方がいいようにも思うのだけど、180人が入れる都内ギャラリーってあんまりないか・・。
タマグラ卒展を見るたびに思うのは、「グラフィックデザイン学科はグラフィックデザインを勉強するところなんだな」ということ。
「へ?当たり前だろ?何言ってんの?!」かもしれないけど、ムサビ視覚伝達デザイン学科の方向性や「大事にしてる部分」と全然違うことが卒展見ると明確になります。タマグラは結果、ムサシデは経緯を大事にしてるというか、タマグラはアウトプットの精度を高めることに、ムサビ視デは研究の精度を高めることを重きを置いているというか。視デはコンセプト説明パネルがほとんどあるけど、タマグラにはキャプションぐらいしか作品を説明するものがないのがわかりやすい違いです。
でも、そろそろタマグラも新たな展開に向かう時期なのかなあ、と思ったり。
おっと、もう5時だ。
新宿高島屋である買い物をして、すんごく久しぶりに
手羽一郎へ。
あ、初めての人には説明が必要ですね。
昔うちのスタッフから「新宿でこんな看板を見つけて2度見しちゃいました」と画像が送られてきたんです。そこには手羽の本名と字面がそっくりな「手羽一郎」の文字。
で、そこから拝借してブログのペンネームを「手羽イチロウ」にさせてもらった、と。許可はもらってないけど、これまで名刺や「ムサビ日記」を何度かお店に置いてきてます(笑)
何度行っても自分の実名を新宿歌舞伎町前で晒されてるドキドキ感。
で、この日は久しぶりのムサビ日記&美大日記飲み会だったんです。
からあげ&芋子の結婚式で「久しぶりに集ろうよ」となり、「となればやっぱり場所は手羽一郎でしょ」と決まりました。
それにしても・・・
集合時間の6時オンタイムで集まってたのは、手羽と桑沢の高橋さんだけ・・・。
高橋さんが「こ、これはどういうことなの?!」と驚いてたけど「これが噂のムサビタイムってやつです」とあっさり説明。たただみんな卒業してもムサビタイムを発動するとは思ってなかったけど・・。
「主役の芋子が日にちを間違ってた」という信じられないこともありながら、みんなが集まったのは6時45分ぐらい。ま、こんなもんです。タマビ米山さんもムサビタイムを発動してたし。てかそれは「タマビタイム」と言うのか?
新宿高島屋で買ったのは、レミパンプラスでした。
手羽は生粋のレミパン愛好家。新婚家庭にレミパンをプレゼントするのが昔からの夢だったのです。
これが渡せただけで十分。
ムサビ日記・美大日記メンバーもお年頃で(同棲してる人もいたし)、二人が付き合いだしたきっかけとか元カノの話とかかなり踏み込んだ話を聞いてた(笑)
次はだれが結婚するのかな。
若者とおっさんたちはここで別れ、
おっさんたちはゴールデン街へ。
久しぶりに来たけど完全に外国人の方の観光地になってますね。
この3人だけで飲むのはほんと久しぶり。
新学部の話とかこれからの美大のこととか美大職員のこととか家族のことか話してたら、あっという間に終電の時間になったのでした。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。