2月25日(日)、あかりちゃんと一緒にここへ行ってきました。
国立新美術館!
・・・このカットの写真撮ったの何回目だろ。
もちろん目的は
■平成29年度 第41回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展
です。
通称「五美大展(ゴビダイテン)」。
五美大展については詳しくはこちらをご覧ください。
■【2/22から国立新美で開催】五美大展のほとんど使えない豆知識
やっぱりSNS見てると、いまだに「藝大も展示されてるし行きたーい」的なことが書かれてますね・・。
くどいようですがタマビ・女子美・東京造形・日芸・ムサビでやってるのが五美大展なのです。。
まずは1階から。
ムサビは学内卒展で見てるから「あ、国立新美ではこう展示したのね」という確認作業にどうしてもなっちゃいますね。ホワイトキューブの方が映える作品もあればムサビ展示の方がよかった作品も。
すいません、彫刻出身なもんで以降も立体作品ばかり撮ってます・・・。
女子美さんは立体アート専攻だけじゃなく、洋画専攻の学生さんが作った立体作品も面白いものが多く、かなり手羽好み。
ここ数年の五美大展見てると女子美さんはアバンギャルドというか、社会へのメッセージとか「私の作品を見やがれ!」となんかメラメラしてる作品が増えてて、五美大の中で一番熱いものを感じますね。「女子美生は悩み事をいっぱい抱えてるんだろうなあ・・」と思ったりもしますが、それが正直に出てる。
ちなみに1階の屋外展示場は五美大がごちゃまぜ状態で展示されてます。
屋外作品で毎年好きなのはタマビさん。今年も「いいなー」と思うのは全部タマビだった。
東京造形さんはギャラリーツアーをやってました。
ちなみに東京造形さんのギャラリーツアーは3月 4日(日) 14:00も開催されるのでぜひ。
この日はムサビ日本画学科も3時からアーティストトークやってたけど、全大学やった方がいいんじゃないかしら。
・・・・あ。日芸さんの写真がない・・・ち、ちゃんと見ましたよ。見たんだけど撮り忘れちゃった・・・。
いろいろ書いてきましたが平面・立体の全体的な印象だとムサビが一番でしたね(これが書きたかった)
五美大展は3月4日までやってるので、「今年の●●美大はどうかな?」という視点でもいいので、お時間がありましたらお越しください。
ここからはいつものルート。
六本木アクシスへ向かい、
ムサビ視覚伝達デザイン学科卒業制作選抜展「shide CONTACT 2018」へ。
*会期は昨日で終了しています。
おっと、「アクシスで卒展」といえば、アクシスで開催された工芸工業デザイン学科インダストリアルデザインコース卒業制作展のことがAXISのウェブマガジンで紹介されてます。
■【卒展2018】武蔵野美術大学インダストリアルデザインコース。フィクションとリアルが交差する作品群|Webマガジン「AXIS」
そして4階のアクシスギャラリーと、アクシス全体を使った展示になってます。
このスズケンくんも作品もちょっとだけバズってますね。
■マヤ文字を使って作文した、手作りの「マヤ文明の年表」が渋谷に現る。ムサビの大学生の卒業制作に驚嘆の声 - Togetter
この作品を見ながらあかりちゃんに「こんな本格的なマンガを学生さんが書いてるんだよ。売ってないんだよ」と説明してたら、後ろから齋藤先生がやってきて「これはちょっと違うのよ」と。
へ?違う?
実は漫画家デビューしちゃったんです。
「ぶっきんぐ!! 1」が絶賛発売中(1月に出たばっかり)なのでみんな買ってね。
千羽も思わず、その場でスマホからポチっとしちゃいました。潰れそうな本屋さんの話なのにamazonで買っていいのかって話は置いといて。
齋藤先生と言えば、ちょいちょい書いてきたこちらの情報が発表されましたよ。
立川市とムサビが協力し、今年度・来年度と2年がかりで立川駅西地下道のアート化に取り組む官学共同プロジェクです。
3月1日(木)~3日(土)10:00-16:00の間、プレイベントとして地下道でライブペイントをしてるので、よかったら見に来てください。また3月2日(金)~25日(日)8:30-20:00に立川市窓口サービスセンター多目的スペースで展示もしてるのでこちらもぜひ。
詳しくはこちらをごらんください。
■電車でつなぐ西地下道アートプロジェクト
立川の和菓子屋さんは和菓子を差し入れにもってきてくれてもいいよ。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。