【夢夢神社】六本木アートナイト2017に行ってきた(三鷹にも)

2017年10月1日(日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いつもなら、2つに分ける量ですが、アートナイトは今日までなのでひとつにしました。
写真多くて重いかも・・すいません・・・。
 
 
9月30日(土)午前4時。
まだ空が真っ暗な中、車を走らせて六本木へ。

社会連携、デザイン・ラウンジ、空デスタッフが六本木アートナイトの夜中搬入・設営をやってたので、応援がてら現場へ行くことにしたんです。計算上設営も終わって、ラウンジで修学旅行状態でみんなで盛り上がってる時間帯かな、と思って。手羽、仲間外れは嫌なんです。

誰もいなかった(涙)
設営が予定以上にうまくいったもんで、すぐに解散したんだそう(涙)
六本木で一人たたずむ手羽(涙)


とぼとぼ家に帰り、朝ご飯の準備をし・・家族は手羽が六本木に行ったことは知らずに・・、武蔵野美術大学三鷹ルームへ。

実は三鷹ルームへ行くのは4月のお披露目会以来だったんだけど、1階にプロダクションI.Gさんがいつのまにか入ってた。
タツノコプロさんに「進撃の巨人」「魔法使いの嫁」のウィットスタジオさん、そして「ボールルームへようこそ」(手羽は久しぶりにアニメで泣きました)のプロダクションI.Gさんと、アニメ会社とムサビしか入ってないビル(笑)

んで三鷹ルームへ来たのは、



三鷹ルームでの初の公開講座だったんです。
今年は鷹の台キャンパスでは実技、デザイン・ラウンジではデザイン思考系、そして三鷹では教養系の講座を開くことにし、1発目はこの人しかいないだろう、と

「グレートジャーニー」「1からカレーを作る」関野吉晴先生にお願いしました。
全4回の講座なので細かいところまで話してくれ、本当の授業を受けてるよう。しかもすごくいい話。
あ、関野先生は10月8日に京大総長と対談をやりますよ。


で12時過ぎに公開講座が終了し、その足で今日2回目の六本木ミッドタウンへ。

風船羊羹・・失礼、アークノヴァではもうすぐ磯崎新さんのトークイベントが始まることもあり行列ができてた。

行列をボーと見てる時間はないのだ。


  • みんなで現地下見に移動

今回のディレクターをお願いした空デ・津村先生が学生さんの立ち位置などを指示。


そして恒例となったホスピタリティ研修を受け、津村先生と一緒に六本木ヒルズ方面へ。
六本木はアートナイト一色になってて、


  • アマンドは蜷川実花さんによる装飾がされてた。


  • 六本木交差点


  • 国立奥多摩美術館さんによる「人間時計」パフォーマンス。大変だな・・・。

そうこうしながら六本木ヒルズへ。
手羽はミッドタウンっ子だから、ヒルズに来るのは実に1年ぶり。アートナイトの時しか来ない(笑)


六本木ヒルズアリーナでキックオフセレモニーが開催されるのです。

いつものごとくすごい人と報道陣。

午後5時30分スタート。


  • 南條実行委員長の挨拶


  • 行く先々であってる気がする宮田文化庁長官

メインプログラム・アーティストの蜷川実花さん始め、参加アーティストも登壇して記念撮影。
このあとすぐパフォーマンスがスタートしたけど、ラウンジ企画は6時からスタートしてるので手羽たちは急いでミッドタウンへ戻ることに。
(てなわけで六本木ヒルズエリアは全く見ることができず・・・)


今回のテーマが「未来のマツリ」と聞いた時に「ああ。マツリといえばあれがあるじゃん」とすぐに閃いたのが、オープンキャンパスで津村先生がやってた夢夢神社。
津村先生には他にもお願いしてるものがあり(これは後日書きます。10月中旬かな?)、なおかつ個展などでお忙しい時期と重なっていたんですが、快く引き受けてくださり、アートナイトバージョンに改良して今回実施することになりました。

どういうところでやったかというと、


  • 外苑東通り方面にある「ガレリアゲート前」という場所。富士フィルムさんのすぐ隣


  • あ、そうそう。COMME des GARÇONSが入りましたよ

このガレリアゲートは鳥居がモチーフになってるんですよ。
それを聞いた時「あ、ムサビの神様が下りてきた」と思いましたね(笑)ムサビ正門を彷彿とさせるし、ここしかないな、と。

もうすでにパフォーマンスはスタートしてて、

パフォーマンスといっても、巫女さんが静かに横に立ってるだけで、特に大きく動いたりするわけでもないので、これは安心してみてられる。

他のところもサっと見てくるか、と国立新美術館へ。


  • 行動展はアートナイト特別で18時から無料で入れました。

本当は安藤忠雄展を見たかったんだけど、すごい人で・・・日を改めて見に行きます。

次にミッドタウンの他のエリアへ。
まずは1階キャノピー下。


  • 今回の蜷川さんの立体作品は、よく言えば舞台美術っぽいというか、悪いくいえば彫刻を学んだ人間からすると平面っぽいというか。

けんけんぱしてたり、ダンスしてたり。

地下1階では、ミッドタウンアワード2017受賞候補作品の展示や過去受賞アーティストによるパフォーマンス・ワークショップをやってました。


  • 今日10時からアートコンペの最終審査がこの場所が行われるそう。ミッドタウンマネジメントの人は眠る気ないな(笑)


  • この作品、近づいてよーーーく見てください。


  • 今年こそムサビ関係者が大賞獲ってほしいなあ。

ちなみに夜9時半ぐらいに撮った写真です。すごい人でしょ?
アートナイトはこの時間帯が一番人が多いんですよ。

だいたいミッドタウンものを見終わったので、夢夢神社へ戻る。
手羽は1時間ぐらい離れてたんだけど、夢夢神社の可能性をここで発見して。

というのも、1時間前にはなかった「作法」が生まれてたんです。
夢夢神社は巫女さんが横に立って「おみくじ」という札を持ってるだけ。
文字情報でも「こうしてください」とか一切指示はしてないんだけど、いつのまにか「ちょっと前で立ち止まってお辞儀」「柏手」「終わった後にお辞儀」が発生してて、

なおかつ、30分後に見るとまた微妙にルールが変化してるの。

アメリカでやったら、こういう「作法」は生まれるんだろうか。
日本的な人がやったものを真似して、日本とはまた違った作法が生まれるんじゃなかろうか。カルフォルニアロール的な。トランプタワー前とかでやってみたいですね(笑)


  • 後半は巫女さんのフォーメーションを一列に

空デの学生さんやスタッフの皆さん、ラウンジスタッフ、社会連携チームスタッフ、そして津村先生、本当にお疲れ様でした!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。