明日から始まる、いろんな美大が関係するこちらのイベントを今日は紹介します。
■Inter Collage Animation Festival 2017
■インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル2017
●会期:9月15日(金)~18日(月・祝)
●会場:国立新美術館3階講堂・研修室
*東京終了後、各地方会場での巡回上映予定
●フェスティバルディレクター:小栁貴衛(東京工芸大学)
http://www.icaf.info/
https://twitter.com/ICAF_info
https://www.facebook.com/InterCollegeAnimationFestival
Inter Collage Animation Festival、略称ICAFで、私たちは「アイカフ」と呼んでいます。
ICAFとはなにか?
開催趣旨文を引用すると・・
===========
インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)は、大学や専門学校などの教育機関で制作された学生作品を上映する映画祭です。
各校の作品は教員の推薦によって決まります。そしてICAFの歴々の出品者を見ると、TVアニメーションの分野で活躍する方はもちろん、アカデミー賞、カンヌやベルリン映画祭出品・受賞監督。広島、アヌシー、オタワ、ザグレブなど世界各地で行われているアニメーション映画祭の常連監督が名を連ねています。
===========
一言で説明するならば、「全国の教員推薦学生アニメ作品を一挙上映!」。
幹事校(藝大、東京造形、東京工芸、タマビ、ムサビ)のアニメーション教育に携わる先生で組織された実行委員会方式で運営されており、今年の参加校は多摩美術大学、 東京藝術大学、東京工芸大学、東京造形大学、武蔵野美術大学、アート・アニメーションのちいさな学校、大阪芸術大学、大阪電気通信大学、尾道市立大学、金沢美術工芸大学、吉備国際大学、九州産業大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、 神戸芸術工科大学、札幌市立大学、女子美術大学、専門学校東京ネットウエイブ、東京デザイナー学院、東北芸術工科大学、 長岡造形大学、名古屋学芸大学、日本大学芸術学部、比治山大学短期大学部、広島市立大学、文化学園大学、北海道教育大学岩見沢校、北海道芸術デザイン専門学校と、その数はなんと28校、上映作品数188作品!
自由公募ではなく、「各大学(学校)の教員が協力しあった展覧会(上映会)」と考えると「28校が参加」ってのはファインアート含めて他にないんじゃないかしら。
こんな感じで参加大学のPR動画も公開されています。
他にも過去作品や海外大学作品の上映なども行われていますが、手羽が注目してる企画はやっぱりこちらですね。
■持ち込み上映_とらのあな2017
●日時:9月16日(土)13:30〜16:00
●会場:国立新美術館 3F 研修室
●講師:
・大山慶/プロデューサー・株式会社カーフ代表取締役【「診察室」「HAND SOAP」】
・岡本美津子/プロデューサー・東京藝術大学教授【「テクネ」「0655/2355」】
・片渕須直/アニメーション映画監督【「この世界の片隅に」】
・合田経郎/アニメーション作家【「どーもくん」「こまねこ」】
既に募集は締め切ってますが、学校、学科や教員推薦関係なく高校生以上の生徒・学生を対象とした「オレの作品を見ろ!評価しやがれ!」企画。
それにしても、豪華な講師陣だなあ・・。
ICAFは教員推薦なのでアニメ専攻系の学生作品ばかりになってしまうので、こういうチャンスを使って、例えば油絵学科の学生さんとかが持ち込んだら面白い展開が生まれるはず。
週末は国立新美術館へ!!
最後に上映タイムテーブルを貼っておきます。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。