【夢夢神社】一夜限りの祭典・六本木アートナイト2017は9月30日と10月1日!!

2017年8月28日(月)

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今年もこの季節になりました。


六本木アートナイト2017

●日時:2017年9月30日(土)10:00~10月1日(日)18:00
<コアタイム>9月30日(土)17:27【日没】〜10月1日(日)【日の出】05:36
●開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
●入場料:無料 *一部のプログラムは有料
●主催:東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合】

 


初めての方に簡単に六本木アートナイトについて説明しましょう。

1.六本木アートナイトとは?
2016年のオリンピック招致を目的に、東京都が東京文化発信プロジェクトの一環として打診をし、森ビルが中心となって国立新美術館・サントリー美術館・東京ミッドタウン・六本木商店街振興組合( のちに21_21 DESIGN SIGHTも)で実行委員会を結成しスタートしました。
基本理念は
1.非日常的な 体験の創出
2.六本木の文化的なイメージの向上
3.新しいライフスタイルの提案
4.街作り の先駆的なモデルの創出


これまで大震災直後の2011年3月を除き、2016 年までの毎年、計7回が開催されています。
去年の延べ鑑賞者数は63万人ですが、例年は一晩で80万人ぐらい集まるイベントです。
新宿駅の1日平均乗降者数が約77万人なんで、つまりあれぐらいの数の人が六本木にいるってことですね。1日の集客数では日本最大のアートイベントじゃないかしら(去年は二晩だったけど)。

以前は花見時期の3,4月だったけどそれが秋に移動になり、今年は9月末。もともとがオリンピック関連始まりだから、2019年、2020年はオリンピックに合わせて夏開催になるかもしれませんね。


2.一夜限りのアートの祭典

アートナイトの最大のポイントは「夜にいかないと意味がない」こと。アートナイトなので(笑)
開催期間が「9月30日、10月1日」となってますが、「30日と1日の二日間開催」ではなく「30日から1日にかけて夜通し開催」という意味です。
作品展示などは終日やってます。でも一番盛り上がるのはやっぱり夜。アートナイトなので(笑)
日の入り→日の出までの時間帯を「コアタイム」と呼び、この時間帯にトークショー、パフォーマンス等のイベントが集中してます。
だから 「土曜の昼にパっと見て帰る」 「日曜に行く」ってのは、このイベントに関してはほとんど意味がありません。
「でも夜までやってたら家に帰れなくなるじゃん」という方、ご心配なく。
例年は無料シャトルバスが出てるので大きな駅までなら戻れます。そこからは知らないけど(ぼそっ)



3.どこでやってるの?

オープニングなどを行うメインステージは六本木ヒルズです。
でも作品展示・パフォーマンスが行われる場所は大きく「国立新美術館エリア」「六本木ヒルズエリア」「東京ミッドタウンエリア」「六本木交差点中心エリア」の4つのエリアに分かれてます。
便宜上エリアを分けただけで、各エリアをつなぐパフォーマンスもあるし、森美、21_21 DESIGN SIGHT、サントリー美術館、アクシスもそうだけど、美大生がよくお世話になってるようなギャラリーもこの日ばかりは遅くまで営業してます。普段入れない夜の美術館もいいもんですよ。

また、町中や商店街でもイベントが常に発生してるので、「どこかの施設でまとまってやってる」ではなく「六本木全体で同時多発的に」なんですね。ここまで周辺施設が全面協力してるアートイベントもそうそうないっす。
なので、一か所に留まってたら非常にもったいなく、アートナイトを楽しみたい方はずっと六本木を夜な夜な徘徊してるイメージでいてください。
ま、 六本木はそんなに広くないエリアに施設が密集してるので、重たい荷物さえなければサクサク回れるとは思います。


3.デザイン・ラウンジも参加してます
開催テーマが「未来ノマツリ」だとか、メインプログラム・アーティストが写真家・映画監督の蜷川実花さんだとか、今回から東南アジアの注目アーティストによる「東南アジア・プロジェクト」が始動したとか、国立奥多摩美術館が人間時計のボランティアスタッフ募集してたよ、とか詳細プログラムは公式サイトの第2弾リリースをチェックしてもらうとして。

例年ミッドタウン枠としてデザイン・ラウンジも参加させてもらってまして、今年は

夢夢神社
●日時:2017年9月30日 (土) 18:00 – 22:00
●会場:東京ミッドタウン 外苑東通り沿いガレリアゲート前
●料金:無料
●企画:津村耕佑/武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ

ムサビオープンキャンパスでご覧になった方はわかると思いますが、はい、10号館前でやってた空デ・津村先生のアレです。(もちろん六本木アートナイトバージョンでお届けします)
今年のテーマが「未来ノマツリ」と聞き、今年はどなたにやってもらおうかなあ、、と悩んでたところで夢夢神社でしょ。あ、バッチリだ、と。
去年も空デだったんで、学生さんの中に「アートナイトに空デ枠がある」と思われてるフシがあるんだけど、そんなものはありません(笑)たまたま空デが続いただけです。
時間は18:00から22:00と短いですが、ぜひ見に来てください!!



以上、これで紹介したいイベント記事シリーズは終わったので、またちょこちょこ更新休みます、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。