この週末は、久しぶりに木場公園へ。
張り紙の上に黄色張り紙。
リンクロウとあかりちゃんが小さい頃は、ここの遊具とじゃぶじゃぶ池でよく遊んだなあ。
目的地はこちら。
東京都現代美術館です。
東京都現代美術館に来るのはほんと久しぶり。
石岡瑛子展は行きたかったのにちょうど体調が悪い時だったんですよね。てことは以前来たのはいつだろ。
■大竹伸朗 全景
■借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展
この二つは確実だけど、それ以降の記憶がない・・てことは11年ぶり?!そんなことはないはずだけど、思い出せない・・怖っ。
開館してくれた東京都現代美術館さんに感謝。
もちろんこれを見るためです。
■ライゾマティクス_マルティプレックス
●会期:2021年3月20日(土・祝)- 6月22日(火)*会期延長
●時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
●観覧料:一般 1,500円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 900円 / 中高生 500円 / 小学生以下無料
6/1~6/22は完全予約制(日時指定)
2021年に設立15周年を迎えたライゾマティクスの、美術館では初となる大規模な個展です。
概要はこちらの動画をご覧ください。
実は
■緊急事態宣言初日にやっちゃったこと
に書きましたが、4月25日のチケット予約をしてたんです(ほんとは24日)。
でも緊急事態宣言延長の影響で急遽閉館になっちゃったんですよ。このまま閉館のまま終わっちゃうんじゃないかとドキドキで、ようやく来ることができました。
繰り返しになりますが、東京都現代美術館さんに感謝です。
ライゾマというか、最初に真鍋さんを認識したのはやっぱりこの動画です。
手羽は「デイリーポータルZ的な人」という認識でした(笑)
映像やメディアアートがメインなので、面白さを写真でなかなか紹介しにくい・・。
ライゾマの好きなMVだと、手羽的にはこれです。
■OK Go - Obsession - Official Video
自分がこの展覧会のタイトルつけるなら「トライ&エラー」「ライゾマの汗」かな。
ライゾマさんって高度なテクノロジーでスンとしながらやってる印象がありますが(笑)、膨大な失敗の上に成り立ってるエンターテインメントだし、トラッキングするためにダンサーさんに同じ動きを実は2回してもらってたり、むしろこの展覧会から汗や血を感じました。
これまでの作品がモニタで見れるようになっていて、こちらも。
ライゾマさんも凄いけど、パフュームもすごい。
最近のMVだと、こちらで、
紹介されてる一番最近のお仕事だと、
演出振付家のMIKIKOさんが演出したファッションショーの映像。
撮影もスキャンもiPhone一台とのこと。すごい時代・・。
2011年に発表した段階のこの「particles」は、ボールにLEDを内蔵して明滅のタイミングを調整してたそうだけど、今回の「particles 2021」ではボールを正確にトラッキングしてレーザー照射してるんですって。
ところで、展示を見ながら「ライゾマって名称変更しなかったっけ?美大ネタで紹介したような」とずっと気になってたんですよね。
帰って調べたら、やっぱりそうでした。
■株式会社ライゾマティクス組織変更のお知らせ
株式会社ライゾマティクスは2021年1⽉末から「株式会社アブストラクトエンジン」に名称変更し、「ライゾマティクス リサーチ」は「ライゾマティクス」に、「ライゾマティクス・アーキテクチャー」は「パノラマティクス」に、「ライゾマティクス・デザイン」は東京理科⼤学イノベーション・キャピタル株式会社から約4億円の資⾦調達を⾏って「株式会社フロウプラトウ」へ変わったそう。
15周年って言ってるからこの展覧会は「現 (株)アブストラクトエンジンの展示」が正しい表記なのか、それとも「ライゾマティクス リサーチ改めライゾマティクスの展示」なのか。
どなたか教えてください。
展覧会へ行けない方は、
■ライゾマティクス_マルティプレックス オンライン
展示室内を自由に回遊できるオンライン展もありますので、ぜひそちらを。
以上、もちろんライゾマ展だけじゃなく、
こっちも見てます、というかこっちがメインの手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。