【そこまでやるか】Tokyo Midtown Award 2017アートコンペ2次公開審査会に行ってきた

2017年7月3日(月)

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昨日7月2日(日)の六本木界隈は都議選があったり、乃木坂46明治神宮ライブがあったり(朝8時頃に横を通ったら大行列ができてた)、クリス・ペプラーさんが100人歩いてたり(お面付けてる人に遭遇)、ジェットストリーム50周年記念公開生放送があったり(石井竜也さんに遭遇)、なかなか賑やかな日でしたが、ミッドタウン的には

MID DAYです。詳しくはこちらをご覧ください。
【7月2日はまんなかの日】ミッドタウンアワード2017デザインコンペ募集スタート!


んで、そのまんなかの日に

Tokyo Midtown Award 2017アートコンペ部門の2次公開審査会が開催されたので行ってきました。場所は4階のカンファレンス。
・・・といっても会場内の撮影や電子機器での記録はNGなので会場の写真が全く無く・・。
どこまで言っていいのかわからないんだけど、資料も配られたし、多分このあたりまでなら大丈夫だろって範囲で書かせてもらいます。


応募された男女比は女性女54%・男性46%で、去年は女性が51%だったから「女性応募者が増えた」と言えるけど、どの美大も女性が7割なことを考えるとまだ男性応募者が多いイメージ。
応募年齢分布は平均年齢29.1歳で、1番多い層が33歳。2番目が28歳。
去年も一番多い層が33歳なので「大学を卒業して10年(5年)。なにか大きな結果出したい」という年齢なのかもしれません。応募ジャンルは立体ものが急に増えた感じです。
1次通過者の年齢層は27-29歳あたりが一番多いかな?

2次に残った12組の最終学歴(大学院・在籍生含む)は、
東京藝術大学4名
多摩美術大学2名
広島市立大学2名(1名在籍中)
武蔵野美術大学2名(1名在籍中)
京都工芸繊維1名
not美大1名
で、藝大にいたっては全員大学院卒(厳密にはコンビで応募されてる組があったので藝大大学院5名)


アートコンペ2次公開審査会を見学するようになって今年で4年目なんですが、ここ数年では「ファインアート色」が強い印象でした。「アートコンペなんだから当然だろ」と言われそうだけど、なんとなく最近はこじんまりとした手作業重視の作品が多く、手羽が大好きな「作りたいものを勢いで作った」的な作品が例年より少し増えた印象。嫌いじゃないです(笑)
「パブリックアート的なミッドタウンアワードよりSICFの方が向いてるんじゃない?」という作品も何点かあって、レベル的には申し分ないわけだから、もし2次落ちてもそっちに応募すればいいんじゃないかと。


今年の審査で強く感じたのは、「審査員は審査というよりも、作品・作家をもっと知りたい気持ちで講評してるなあ」ということ。ファインアート講評会を初めて見る人は「なんでそんなに作家さんをいじめるの?」と思うかもしれないけど、美大のファイン講評会はこんなもんじゃなく、もっと厳しいです(笑)
今回は特に審査員が理解したい気持ちから質問攻めしてるのがすんごく伝わってきました。
作家さんが自分の考えをうまく表現できなくて、何度も何度も審査員が聞いて、最後に作家さんから「サクラダファミリアが好きです」という言葉を引き出した時は「なるほど!これは崩壊じゃなくて増殖なんだ!」とストーンと落ちた感覚があったりね。
「台座」と「展示台」が違うことを改めて感じたり、例年になく濃い審査会だったかも。



7月5日に最終審査に進む6組が発表されます。
「アレとアレは残るだろうなあ・・」と想像しながら待つのが審査会に参加した人間の醍醐味で。
皆さんもお楽しみに!
 

んで、プレゼントでチケットをもらったのでこっちにも行ってきました。

21_21 DESIGN SIGHTでやってる「そこまでやるか 壮大なプロジェクト展」です。
21_21は会期が長いから「いつでも行けるや」と思ってしまい見逃してしまうことが多く(手羽経験談)、むしろ行ける時に行った方がいい美術館です(笑)
 

巨大・壮大な作品といえば、手羽世代はやっぱりクリストを真っ先に思いつきます。
手羽が学生時代にクリストが「アンブレラ・プロジェクト」の設営ボランティア募集説明会をムサビで開いたんです。あまりにも希望者が多く体育館アリーナでやったっけ。
「へー、ムサビってクリストがくるような立派な美大なんだな」と初めて思った時で(笑)


  • ヌーメン/フォー・ユース「テープ・トウキョウ02」


  • 淺井裕介さんの作品。各地で採取した土に加え東京ミッドタウン内の土を使用。

 
ジョルジュ・ルースの「トウキョウ 2017」は、


  • 角度が違うとこんな感じだけど、


  • あるポイントに立つとこんなふうに見えます。

 
でも、今回一番話題を集めてるのは西野達さんによる「カプセルホテル 21」かな。
ちなみに西野さんはムサビOBでっせ。

新しくオープンしたギャラリー3をカプセルホテルにした作品。

2017年7月14日(金)、28日(金)は予約制で実際に泊まることができます。
西野 達インスタレーション夜間特別イベント

でも・・

かなりオープンなカプセルホテルで、「早く起きた人に無防備な寝顔見られたらどうしよう」「オナラとか聞こえたらどうしよう」とか考えちゃって、手羽はちょっと無理。
興味ある方は早めに申し込もう!!アート好きにはリッツカールトン以上の経験ができるはず。
手羽はリッツカールトンの無料宿泊券ぐらいで遠慮しときます。


以上、21_21に来るたびに

「ミッドタウンはほとんどの場所がバイリンガル表記なのに、なんでこの看板だけバイリンガル表記じゃないんだろ?外人さんはここでデザインの展示をやってることがわかるけど、日本人はわからないってことなのかな?」と思ってしまう手羽がお送りいたしました。


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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。