【小平にこないか?】5/14「まちで楽しむ5」で大学対抗プレゼンと市民とのディスカッションをやります!

2017年5月12日(金)

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「プチ田舎」をキャッチコピーとしてる東京都小平市は、昨年2016年に「こだいら観光まちづくり協会」が設立され、ポータイルサイト「フラッとNAVI 小平にこないか?」やガイドブックが出たり、現在プチ盛り上がってるところなんです。

その小平市には6つの大学があります。
嘉悦大学・白梅学園大学・文化学園大学・津田塾大学・一橋大学・武蔵野美術大学で、2013年に6大学と小平市とで連携発足した団体が「小平市大学連携協議会」、通称「こだいらブルーベリーリーグ」。


んで、ブルーベリーリーグの学生さんが中心となって行われるイベントがこの日曜にムサビで開催されるんですよっ!!

まちで楽しむ5 -学生が輝けるまち小平-
●日時:平成29年5月14日(日)13時~17時
●会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス2号館2階
●参加大学:嘉悦大学、津田塾大学、白梅学園大学、武蔵野美術大学、職業能力開発総合大学校、文化学園大学
●主催:こだプロ
●共催:小平市大学連携協議会


『まちで楽しむ』とは、小平市を中心に活動している学生たちが、活動内容を発表したり、地域の方とのディスカッションを通してさらに地域を知り、ふれあうイベントで、これまでに4回実施されています。
 
去年の第4回からムサビで開催するようになりました。

去年の様子はこちらをご覧ください。
【小平6大学プレゼン大会】まちで楽しむ4に行ってきた(前編)
【大学は地域で何ができるか】まちで楽しむ4に行ってきた(中編)
【KODAI LIFE】まちで楽しむ4に行ってきた(後編)


この第5回からの変更点が3つあって、一つ目は「学生による地域活動団体「こだプロ」が主催になったこと」
こだプロ、そして「まちで楽しむ」についてはこちらの動画を見てみて!

全7話ありますよ。


ただ、今までは学生さんが一方的に発表して終わりだったんで、「もっと深く理解してもらいたい。より深く交流したい」が毎年の反省点にあがってました。
なので今年は一斉レクチャー方式ではなく、会社説明会のようなブース形式でのプレゼンに変わります。これが2つ目の変更点。

どんな団体・プロジェクトが発表するかというと、
嘉悦大学:学生による地域発展「ブランドビジネス」
白鳥先生のゼミで、小平市の地域産品であるブルーベリーをブランド化するプロジェクトを行っています。学生が開発した「べりべりぶるべり こだプリン」は1万個以上が売れるベストセラーになりました。

白梅学園大学:白梅子育て広場の活動
保育・教育・福祉などを学ぶ学生が主体となって活動する子育て支援団体です。現在、100人を超える学生で活動を行っています。子ども、保護者の方、さらにお年寄りの方まで世代の枠を超えて楽しめるようなイベントを考え、開催しています。

津田塾大学:フェアトレード推進団体「 ChicasUnidas」(チカス・ウニダス)
男尊女卑の残るペルーのスラム街に住む女性がアルパカの毛を使った手編みのニット製品を日本で販売し売り上げを送金することで自立を支援してる団体。FT認知活動としてまちちょこプロジェクトを行っています。

職業能力開発総合大学校:「なかまちテラス」イルミネーション
2年前から小平市民の皆さんと協力して、公民館と図書館の機能を一体化した生涯学習施設「なかまちテラス」のイルミネーションを作成しています。今年も多くの方にご協力いただけるように、作成から点灯までの様子を伝えていきます。

武蔵野美術大学:視覚伝達デザイン学科「小平 障害者週間についてのプロジェクト」
視覚伝達デザイン学科けやきチームは小平障害者週間を盛り上げるべく、けやき青年教室でワークショップを行なったり、異才たちのアート展、しょうがいしゃ作品展、みんなでつくろう音楽祭というイベントにも参加しています。
等々全13団体・プロジェクト!
今年は小平市にある職業能力開発総合大学校さんも発表することになりました。これが3つ目の変更点。


ブース形式でのプレゼンは初めての試みなので、うまくいくかわかりません。
でも学生さんの「やってみないとわからないけど、変えなくちゃまずいからやる」という気持ちと実行力は本当にすばらしいと思ってて。
「こういう条件をのんでくれたらやってあげてもいいよ」と、一見理論が通ってるけど、単にやりたくないのを人のせいにする大人がたくさんいるんです。「自分もこうするから」だったり、解決に向けていろいろ努力してからのその発言ならわかるけど、何にもやってないのに解決できないことを人質にする大人がしがちな行動で。
・・・あ、大人だけじゃないですね。
うちのリンクロウくんが去年「これをやってくれたら塾に行ってあげてもいい」と言い出し、「こっちはお前の成績が悪いから塾に行った方がいいんじゃないかって提案してるの!何様のつもりだっ!!」とブチ切れたことがありました(笑)
でも、大人のずるいところは、希望通りやったとしても「これもないとダメに決まってるだろ!お前らはバカか」とさらに無理めな追加条件を上から目線で後から出してくることがかなり高い確率で起きることかな。
なので、学生さんの「とりあえずやってみる」は本当に大事にしてほしいし、応援します。

「より深く聞いてほしい!そして次につなげたい!!」というための変更なので、ぜひご来場いただいて、学生さんにあーだこーだ言ってあげてください。


これが第1部で、第2部はより深く交流してもらうための

市民と学生とのグループディスカッションを行います。去年もこれが盛り上がりましたね。
ぜひ市民の方、そして学生さんは参加してね。
おっと、今年もシークレットゲストがあるのでお楽しみに。小平市のイベントといえば「あの男」ですよ(笑)


話は変わりますが。
小平市での活動といえば、ムサビ彫刻学科の学生が約30年前からやってる活動で「小平野外彫刻展」があります。「小平アートサイト」等名前がちょこちょこ変わってたりはするけど、学生主体で30年続く地域アート展って他にないんじゃないかと。
その30年の歴史を振り返る展示が現在課外センターで開催中なんです。

年表や過去のカタログ、ポスターといった資料や、学生時代に野外彫刻展へ出品した教授のインタビューや今年度運営を担う学生さんの作品が展示されてます。
こんな昔からやってる活動だけど、こうやって一堂に会すことは初めて。

これは(実質)第1回の展示が紹介された昭和63年の記事。
よく取ってあったもんだ。

実は手羽もウン10年前に野外彫刻展のリーダーをやったことがありまして。
1週間前のことは全然忘れるのに、当時のパンフレットを見ると「この作品の設置は大変だったなあ。重かったなあ」「搬入トラックの中でこんなことを話したなあ」「●●先輩が打ち上げで酔っ払ってお店壊しちゃったなあ」ってことを全部思い出せるから不思議なもんで。

ちなみに一番下が手羽が出品した作品です。
5月13日(土)までやってるのでぜひ見に来てください。
ちなみに会場にくれば、

22歳の手羽に会えます(笑)


・・・と言いつつ、去年から活動を国分寺に移してたりするんだけどね(ぼそっ)
今年も11月に武蔵国分寺公園で開催することになってて、現在参加者を絶賛募集中です。
詳しくはこちらのSNSをご覧ください。
ムサビアートサイト2017
説明会は終わっちゃったけど、まだまだ大丈夫だよ。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。