【六本木アートナイトの話も少し】デザインこいのぼりと東京デザインテンにいってきた

2017年4月24日(火)

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昨日はデザインハブ定例会があったので、久しぶりに六本木のミッドタウンへ行ってきました。
あ、どうやら他美大職員さんから「六本木に毎日手羽がいる」と思われてるフシがあるんですが、いつもいるのは六本木より気温が3度は低い(とミッドタウンさんにバカにされてる)小平市で、用事がある時だけ六本木に来てるのです。


ちょっと早く着いたので、芝生広場へ。
というのも、現在ミッドタウンではMIDTOWN OPEN THE PARK 2017が開催されてるんです。

Rhizomatiks Architectureによる『江戸富士(EDO-FUJI)』や、

江戸富士をバックに芝生広場でやる「ミッドパーク ヨガ」、人気ブックディレクターの幅允孝さんが50のキーワードで選定した本を読める「ミッドパーク ライブラリー」、サントリーウイスキー「知多」のハイボールが飲める「ミッドパーク カフェ」などなどのほかに、「ミッドパーク ギャラリー」もやってます。
・・・って全部「ミッドパーク●●」って名称はなんかヒーローの技みたいだなあ・・「ミッドパークビーム!」的な。


ミッドパーク ギャラリーでは「デザインこいのぼり」をやってて、

これは去年から始まった企画なんですが、浅葉 克己さん、勝井 三雄さん、永井 一正さん、松永 真さん等の大御所デザイナーから、浅葉球さんをはじめとする若手デザイナー、泉美菜子さんなどTokyo Midtown Award過去受賞者などなど様々なデザイナー約100人がデザインした約100体のこいのぼりが泳いでいます。

んで、その中でムサビ生26人がデザインしたこいのぼりも元気に泳いでます。

しかし、「100人のデザイナーや美大生に100のこいのぼりをデザインしてもらう」なんて企画ができるのは、ミッドタウンに日本デザイン振興会さん、JAGDAさん、ムサビがあるからできることですな。いえいえ、もっとミッドタウンさんはデザインハブに感謝しろってことではなく。
 

ちなみに後ろに写ってるのが21_21 DESIGN SIGHTで、10周年を機に設けられた館長に佐藤卓さんが就任したそうです。
21_21 DESIGN SIGHTが10周年を機に新たなスペースとなる「ギャラリー3」を携えて生まれかわります
そう言われたら確かに「21_21の館長」って表記は見たことなかったから、これまで「館長」っていなかったのね・・。

ちなみにちなみに、こいのぼりの数え方は「1旒(りゅう)、2旒」なので、厳密には「約100旒のこいのぼり」という表記が正しかったりします。


そうそう。
ミッドタウンさんといえば、26日夕方にムサビ内でムサビ生対象にTokyo Midtown Award 2017説明会をやることは以前書きましたが、
【ムサビ生限定】4/26 Tokyo Midtown Award 2017説明会 in MAUをやります!
今年も夏のキッズサマーワークショップをムサビが1日担当することになり、その説明会も一緒にやることになりました。「六本木一等地の商業施設でやるワークショップ」なんて、これこそ普段は経験できないことなので、ぜひ参加してね。


もひとつミッドタウンといえば、こちらも恒例となってる六本木アートナイト2017の開催日が発表されましたよ。

今年は9月30日(土)~10月1日(日)
去年は2夜連続だったけど、例年パターンに戻って「1夜限りのアートナイト」です。

で、オープンコール・プロジェクト、つまり企画の公募が現在行われています。
オープンコール・プロジェクト - 公開作品募集
多くは各施設・団体がアーティストを決めちゃうんだけど、一般募集も一部してるんです。インスタレーション、映像、音楽、パフォーマンスなど、ジャンルの制限はないので興味のある方はぜひ。
 

んで、ミッドタウンタワー5階のデザインハブへ。
こういう展覧会が開催中で。

東京ミッドタウン・デザインハブ 10周年記念 第65回企画展「東京デザインテン
●会期:2017年4月14日(金)〜5月21日(日)
●時間:11:00-19:00
● 会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
● 入場料 無料
● 主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
●会場デザイン・展示ディレクション:浅子佳英(タカバンスタジオ)
● アートディレクション:野間真吾(NOMA Inc.)
●展示什器デザイン・制作:甲斐貴大(studio arché)
●協力: 東京2050 # 羽藤英二, 小林里瑳/ヤマトホールディングス株式会社/楽天株式会社/砂山太一/早稲田大学社会科学部 空間映像ゼミナール(佐藤洋一ゼミ)/築地魚市場銀鱗会/酒井輪業社/東京魚市場卸共同組合/桐生製車/ARAMAKI/まんまる◯/株式会社築地活字/Port B + Port 観光リサーチセンター/株式会社 MATCHA/青木弘司建築設計事務所/今村水紀+篠原勲/miCo./青井哲人+明治大学 建築史・建築論 研究室 ほか

10年たったデザインハブが10年後の東京をデザインの視点から見通す企画展で、【コウツウ】【サイカイハツ】【ウンソウ】【デンキ】【タワマン】【イチバ】【インサツ】【カンコウ】【リノベ】【タコクセキ】という10の「点」に注目して、それをつなぐことで見えてくる東京の今とこれからを語ろうよ、という内容になってます。

今回のデザインをシャチハタを使って作ることもできる・・・んだけど、特製紙があっという間になくなってしまって、現在制作中です。しばらくお待ちください・・。

こんなものも展示されてます。実際に乗れますよ。

関係する場所へ行くデザインツアーもいろいろやってるんですが、これがすぐに定員になってしまって・・。今日現在空いてるのは、4月26日(水)9:30-15:00 ツアー:デンキだけですね。
これから公開されるものもあるので、マメにチェックしてみてくださいな。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。