[レポ]藝祭恒例の大迫力みこし、藝大の本気が今年も凄まじいクオリティ

2016年も大盛況だった東京藝術大学の学園祭「藝祭2016」から、巨大なお神輿画像をお届け。桃太郎、ゴリラ、竜宮城などさまざまなモチーフを盛り込んだ作品たちを迫力たっぷりの写真でどうぞ!

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藝大の学祭「藝祭」の名物と言えば、毎年ど迫力のおみこし。まだ残暑の残るなか緑美しい上野公園を通り過ぎ、広場でおみこしを見ると、「今年も来たな〜!」って気分になる!

これは、毎年藝大の美術学部と音楽学部がそれぞれ1学科ずつタッグを組んで制作し、そのおみこしでパレードを行うというもの。今回は私が大学構内でみつけたおみこしを中心に藝祭の熱い夏をお届けします。


  • お神輿の横にはこんなふうに学科名とミニチュアが置かれています。


  • そして実物がこちら。お神輿本体は2、3メートルを超える巨大なもので、下から見上げると圧倒的な迫力。


  • 建築と声楽が制作したこちらは竜宮城をモチーフにしたもの。


  • こちらはクジラがモチーフ。小さなフジツボのディティールまで精密に描写されています。



ここで一度、ちょっと下がって大きさを見てみると...


大人の身長よりも大きいことがわかりますね。パレードの時間以外は、こんなふうに校舎の中に展示されています。



桃太郎はパレードにお出かけ中でしたので、公式ツイッターから。




  • ゴリラもこの通り、パレード中。アメ横にいるゴリラを探してみると...


今年もさまざまなモチーフで藝大周辺を練り歩いた名物のおみこし。どの角度から見ても迫力たっぷりに設計されていたり、中には隠しキャラクターを用意したものも。美術学部と音楽学部で制作をするのも藝大ならではで、それぞれの学科の個性が生きています。

当日はそんなおみこしを祝福するかのような真夏日、晴れのお天気。
大きなおみこしが作る日陰で涼んでいる法被姿の学生の、満足そうな笑顔が印象的でした。

(写真・執筆 出川 光)
一部写真引用元:藝祭2016公式Twitter

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OTONA WRITER

出川 光 / Degawa Koh

現PARTNER編集長。2010年武蔵美卒。専攻は写真。新卒でリクルートに入社、営業・ディレクターを経て、クラウドファンディングCAMPFIREを立ち上げるため転職。5年間CAMPFIREでチーフキュレーターを務め2015年に独立。カメラマン、クラウドファンディングコンサルタントにを経て現職。