「DJI」という会社名をどれくらいの人が知っているのかな。
手羽は去年まで知りませんでした。というのも手羽の知り合いがDJIに就職しまして「なにそれ?DJ機材の会社?」と思ったくらい。
2006年に生まれたDJIは、マルチコプターの世界的リーディングカンパニーです。
「マルチコプター」にはいわゆるラジコンヘリも含まれるんだけど、自律飛行可能無人航空機、つまり「ドローン」ということでこの場は話を進めさせてもらいます。あ、ドローン(drone)って何かの略称だと思ってたんだけど、英語で「雄蜂」のことなのね。英検3級の人間は知らないことばかり。
そうそう。英語といえば、ドラゴンボールにスカウターって出てきますよね。これです、これ。
手羽はずっと「なんで戦闘力を見る道具が『スカウター』っていう名称なんだろ?」と思ってたんですよ。不思議に思いません?戦闘力を見るだけの道具なら他の名前もありえるはずで。ええ。最近まで「一生懸命練習すれば小さいカメハメ波ぐらいなら出せるようになるはず」と思ってた人間です。家でこっそり練習してた人間です。でも男の子ならだれでもこっそり練習したよね?広報チームリーダーが「やったことない」と断言して「この人とはうまくやれない気がする」と思ったもんです。
んで最近になって「あ。『スカウトマン』のスカウト(scout)、つまり斥候、偵察って意味だったんだ・・」と気が付きまして。きっと漫画では戦闘力を測定するシーンしかなかったけど、他の機能もあったんでしょうね。鳥山明はよく「スカウター」って名前を思いついたな、すごいな、と。
・・え?みんな知ってた?
えーと話を戻して。
DJIは商用ドローン業界最大手であり、民生用ドローン市場でなんと世界シェア7割!
本社は中国で、アメリカ、ドイツ、日本、北京、上海、香港まで拠点を拡大し、グローバル社員が約5,000人。今はドローン製造だけでなく、高性能カメラ、スタビライザー製品の開発からドローンの安全利用啓発まで幅広く活動されてます。知らないところでいろんな会社があるんだなあ。
・・・ってなんか広告記事みたいですね・・・何ももらってませんので(笑)
いつものごとく前置きが長くなりました・・。
そのDJIがクリエイター支援活動の一貫として運営する世界最大級のオンライン空撮動画 / 写真コミュニティサイト「SkyPixel」が空撮動画・写真展を開催することになったのです!!
■Perspectives by SkyPixel in Tokyo - 僕は空からの眺めが好き
●会期:2016年8月10日(水)〜21日(日)
●時間:11:00 - 19:00
※最終入場は閉館30分前まで
※最終日8月21日(日)は18:00まで
●会場:表参道ヒルズ本館B3F スペース オー
●入場無料(事前登録不要)
●主催:DJI JAPAN株式会社
●出展アーティスト:上田 晃司 | 谷角 靖 | 三浦 修平 | 林 明輝
●アカデミックパートナー:多摩美術大学 | デジタルハリウッド大学 | 日本大学芸術学部 | 武蔵野美術大学
SkyPixelは毎年フォトコンテストを開催してて、その中の受賞作品や優れた作品を選抜し発表の場とする「Perspectives by SkyPixel」展を世界各国で開催しています。過去にはロサンゼルス、ベルリン、香港、上海などで開催し、そして今年2016年にいよいよ日本にやってくることになった、と。
展示以外にワークショップが3つ用意されてて、ひとつは今日開催されるSkyPixelアカデミックプログラム。大学生招待者限定プログラムなので、きっとアカデミックパートナーに名前がある大学の学生さんだけなのかな?
二つ目はキッズワークショップ「プロペラ竹とんぼをつくろう」。
竹とんぼからドローンプロペラの仕組みを知ろう!ってことですね。こちらは8月20日開催。
そして3つ目が「ヘッドマウントディスプレー・ワークショップ」で8月19日に開催されます。
ドローンレースではヘッドマウントディスプレーをつけて操縦するようなんだけど、「飛行するドローンを肉眼で捉えながら、同時に空撮中の映像も観ることができたら?」てのがパイロットの念願の夢。
そこでブラザー工業株式会社が開発したのがヘッドマウントディスプレー「AiRScouter」。
もともとは教育やトレーニング、医療機器のサブモニター、セキュリティ・メンテナンス業務などでの利用を想定して作られたようで、例えば工場でマニュアルを確認しながら製造することが可能。
でもこのエアスカウターをドローン操縦に使えば機体と映像の同時確認ができるように・・できる・・でき・・・
スカウター!!!
と意味のなさそうだった前置き文がここにつながるわけです。
ところで例の件もあって、平成27年12月から航空法で無人航空機を飛行させる際の基本的なルール が義務化されましたよね。「うほ!対応が早い!!」と思ったのが東京造形さん。すぐにこんなページを公開しました。
■東京造形大学|無人航空機(ドローン・ラジコン等)を飛行させる際の飛行ルールについて【重要】
ムサビでも時々やってる人いたて、かなり早い段階でデ情・今泉先生も買ってました。
体育の北先生はこんな研究用途で使ったり。
■武蔵野美術大/ドローンを体育の授業に導入 空撮動画で運動動作をフィードバック | ICT教育ニュース
造形さんはいっぱい上げてる人がいたんでしょうね(笑)
ちなみにDJIにドローンの飛行禁止エリアが出てます。
■DJI-安全飛行: 飛行禁止エリア
ご利用は計画的に。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。