手羽の1週間を振り返る #スクーリングモデル #対話型鑑賞 #宮古 #手羽を祝う会 #タコピーの原罪 #14歳からはじめるデザイン

2025年7月1日(火)

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手羽の1週間の出来事をまとめてお送りします。
活動記録になるから日記って便利。


6月23日(月)。
市ヶ谷オープンキャンパスの代休を取って、定期検査。
待ち時間がほとんどなのに1日つぶれると違う意味で疲れる。


6月24日(火)。
先週は4日間市ヶ谷キャンパスだったけど、今週はずっと鷹の台。
久しぶりに学内をプラプラ歩く。

この張り紙を見ると「夏が来たなあ」と感じます。
毎年、夏期スクーリングのモデルを学生さんから募集するんですが、モデル料金が適用されるので他の学内バイトよりも時給がいいんですね。そう、美大はこういう学内アルバイトもあるんです。
ただ、「座ってるだけでいいんだから楽勝!」と思ってたら大間違いで、周りからじっと見られながら1日同じポーズをとるのってこれがすごく大変だし、体力勝負の仕事。
我こそはという方はぜひ。

 
6月25日(水)。
朝からずっと打ち合わせと会議。
この日は「ドタキャンさせてもらった日」とでもいうか、午前は高校の大学見学が入ってて手羽が説明役だったんだけど法人の打ち合わせが入ってドタキャンさせてもらい、夜は美術館・図書館の歓送迎会だったけど家の都合で急いで帰らなくちゃいけなくなりドタキャンさせてもらいました。
いろいろご迷惑おかけしております・・。
 
 
6月26日(木)。
ガンダムジークアクスについて語り合いたいんだけど、周りに見てる人が一人もいない。
若い人は見てないのかな?
 
 
6月27日(金)。
月1でやってる学生募集広報プロジェクト研修の第3回。
学生募集広報プロジェクトとは、オープンキャンパスや高校説明会でムサビや美大について話してもらう人材を育てるための部署の壁を越えた若手職員中心のプロジェクト。
他大学では1回だけ説明会を開いて「職員研修の一環として部署関係なく高校へ営業に行きなさい」とやってるところもあります。でも大事な高校生の時間を職員研修の一環で奪うのは申し訳ないし、「あ。自分は経理で一般大学卒なんでよく知りません」と答えてしまう職員が高校へ行って、それで自大学の評判を落とすだけならまだしも、美大全体のマイナスを作るわけにはいかない。
なのでみんな大変だと思うけど1か月に1回・約半年間の研修を受けてもらうことにしています。

今回はキャリアチームスタッフに「高校生に知って欲しいムサビのキャリアの話」をテーマにしゃべってもらいました。
キャリアスタッフが感じる美大生やムサビ生のキャリアの強み、企業採用担当者から聞いた工学系デザイン学部生と美大生の感覚の違いなど、「あ。これ、そのまま高校説明会で使えるな」と。

続いて、

熊本相談会へ一緒に行ったナシモトくんから。
今年はプロジェクトスタッフも地方進学相談会に同行するから「行く前にチェックすべきこと」「自分が高校生に聞かれてうまく答えられず『くーーー(悔)』と感じたこと」等を率直に語ってもらいました。
 
んで、第3回のもう1つのメインイベントは

対話型鑑賞!
旅するムサビプロジェクト(旅ムサ)を仕切ってる連携共創チームのドルさんにファシリテータ役。
美大職員といっても9割は一般総合大学卒の人たちなので、「いろんな視点・考え方がある」「正解なんてない」ことを知れるし、他の人のほんのちょっとしたつぶやきでさっきまで見えなかったものが見えるようになったりするんで、研修の中でも好評企画になってます。

これまではムサビ卒スタッフに作品を出してもらってたんだけど、今年は旅ムサの学生さんに協力してもらいました。
「実は作者の学生さんがここにいるんです」「ええええ!?!?」なお決まりな展開。
絵の具まみれのつなぎを着た「THE美大生」な人が横でじっと聞いてるんだから気が付かないはずがない(笑)
 
「感じたことを自由に言っていいんだ」と自分のストッパーが外れたところで、違う作品で対話型鑑賞。
上記の写真と下の写真を見比べてみてください。

あきらかに作品との距離が近くなってるのがわかるかしら?
これが「作品の中に入っていく感覚」ってやつ。美術って案外面白いでしょ?


19:30。
急いで明大前の

宮古へ。
他美大職員さんとのグループラインで手羽さんの理事就任を祝ってあげようと自発的に企画してくれて・・・

嘘です・・手羽が言い出しっぺなんですけどね・・・あ、手羽のグループラインは朝が早いです。「おじいちゃんタイム」と言われてます。

桑沢の高橋さん、東京造形のM澤くん、タマビの米山さん、メグリンといつものメンバーで集まることに。高橋さんがくす玉を買ってきてくれた。

かれこれ20年以上の付き合いになり、みんなそれなりの肩書がついちゃたもんで。
若手職員さんもこういうつながりが生まれてくれたら。
 
 
6月28日(土)・29日(日)。
久しぶりの2連休。
ここから宮崎・鹿児島巡業、鷹の台オープンキャンパス、福岡・大分巡業、広島・岡山巡業と8月10日まで連休を取りにくくなるから、「家のこと以外何もしない日」と決め、仕事関係のネット絶ちを決行。(といってもメールだけは見てましたが)

朝ドラ「あんぱん」を一気見したり、アニメ「タコピーの原罪」の配信をチェックしたり、タマビ統合デザインの永井 一史先生が書かれた「14歳からはじめるデザイン」をゴロゴロしながら読んだり。

「あんぱん」は先週から「Science Tokyo」と撮影協力に出るようになり「なんで東京科学大?」と思ってたら、高知新報の外観が大岡山キャンパス西1号館なんですね。こういう時は「東京科学大」じゃなくて「Science Tokyo」表記なんだな。
 
「タコピーの原罪」は原作は読んでないけど話題になってた漫画なんで見てみたんだけど、、、つらい・・ここから明るい展開になっていくんだろうか・・。

 
んで「14歳からはじめるデザイン」をパラパラと最後のページをめくったら

執筆協力によく知ってる人たちの名前が。
デザイン・ラウンジスタッフやん!なにやっとんねん(笑)
 
 
6月30日(月)。
ムサビ生が編集部員をつとめる学内広報誌「mauleaf」の編集会議。
さ、あとは進めるだけ!みんな頑張ってね。

出版局から「100周年WEBマガジンのこちらの記事が公開された」と連絡が入る。
モザイク画と賄い飯【第1回】 | MAU2029

油絵学科の水上先生が書いていて、全然違うけど、なんとなく「ダンジョン飯」をイメージしました。最近の料理漫画っぽい展開。
真面目な大学史じゃなく、こういうコラム系にすすむのがムサビっぽいな、と。
第3話まで続くそうなのでお楽しみに!


以上、帰りがけにふとゴミ箱の横を見たら

 「ハイキュー!!」と空目した手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。