銭湯絵師・丸山清人さんの富士山ライブペインティングに広告を出しませんか?

今日は藝大だから、行く前に西洋美術館へ寄ろうと思ったら閉館日だった手羽です(涙)

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知り合いからこの話を聞いてびっくり。

銭湯といえば富士山のペンキ絵ですが、銭湯のペンキ絵職人(銭湯絵師)さんは現在3名しかいないんですって。
一人は初めてローラー使いを考案した中島盛夫さん。
そしてもう一人は今年81歳の丸山清人さん。(残りのお一人はあとで紹介します)
これも知らなかったんだけど、銭湯絵師さんは銭湯からお金をもらうんじゃなく、広告会社が絵の下に広告を載せることでクライアントから広告費をもらい、そこから絵師さんに支払われてたそうです。


銭湯が減ればもちろん銭湯絵師さんの仕事も減る。でも銭湯絵師さんが0人になっちゃみんな困る。
確かに今の家に引っ越した時には近所に銭湯が3つあったけど、もう全部ありませんからね。たった10年ぐらいの話ですよ。といっても「じゃ使ってたのか?」と聞かれると・・・1回行っただけかな・・・行ってないのに銭湯が無くなることを悲しむのはわがままとしかいいようがないですね。
商店街の本屋さんも同じで、普段はamazonで買っちゃうけどたまに駅前の本屋に行こうとしたら潰れてた・・とか最近多いです。でもやっぱりこういうのって寂しいもんで。


丸山さんは銭湯以外でも精力的に活動をされていて、去年は国立ギャラリービブリオで個展も開催されてます。
銭湯絵師 丸山清人個展

そして、2016年8月に丸山さんによるギャラリーでの富士山ライブペインティングイベント開催が決定しました。


銭湯絵師 丸山清人
富士山ライブペインティング

●会場:Hasu no hana
●開催日:2016年8月27日(土)
●時間:調整中
●その他:入場無料&時間内自由参加 
●物販:銭湯背景画富士山手ぬぐい/ドリンク各種/その他あり
 

場所は都内最多43店舗の銭湯がある大田区!

上述の通り、広告の形で広まった銭湯絵なので今回のライブペインティングイベントではかつての広告形態にならった形で協賛を募集してます。協賛いただいた店舗名・屋号名・企業名などを会場で販売する手ぬぐいの”包み紙”にご芳名として入れるそうでイベントの告知フライヤーをかね、1,000部配布予定とのこと。
あなたの会社も名前を入れてみませんか?



さて、もう一人の銭湯絵師さんは誰かと言うと、田中みずきさんです。
なんと1983年生まれの女性で、大学では美術史を専攻されてたそう。

丸山さんの下で約10年修行の後、独立したんだとか。

現在、目黒雅叙園の《和のあかり》展に出品されてます。
和のあかり×百段階段 |目黒雅叙園

なんとなく、「ホワイトボードや電子黒板に移行され、減りつつある教室の黒板」「それに伴ってチョーク会社も無くなってきてる」「でも無くちゃ困るもの」などを考えると、黒板アートって銭湯絵と似てるような気が前からしてて。一人で大きな画面に向かって描いてる姿とかね。風呂場を教室と考えるとそのまま。
なので「黒板絵師」って表現はどうかしら。黒板ジャックの皆さん、使ってください。


ちなみに冒頭で「銭湯といえば富士山のペンキ絵」と描きましたが、福岡の実家の町にあった銭湯には富士山の絵はありませんでした。
「なんだ。この銭湯には富士山が描かれてない!しょぼいなあ」と小さい頃から思い続けてたんだけど調べてみたら、「銭湯の富士山の絵」って富士山が見える関東の文化で、西日本では全然らしいです。ま、当然といえば当然で、九州の人間はそんなに富士山に思い入れはないのです。テレビや漫画で「銭湯=富士山」を刷り込まれた影響が大きいんでしょうね。

一方東京に住んでると、冬の晴れた日に見える富士山は「ああ。富士山って大きいし、こんな近い場所にあるんだなあ」と感動し、銭湯でのんびり富士山を見たくなる気持ちがすんごくわかります。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中