[news] 「ガブリエル・オロスコ展」がもっと楽しく!無料アプリで新しい鑑賞体験をしよう

東京都現代美術館は、電通と協力して双方向型アート体験アプリ「MOTガイド‐ガブリエル・オロスコ展‐」を公開しています。この無料のアプリをダウンロードすれば、同美術館で5月10日まで開催される「ガブリエル・オロスコ展」をより深く楽しめることでしょう。アプリに加え、展示概要についてもご紹介いたします!

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展覧会とアプリが連動する取り組みは、上野の東京国立博物館や六本木の森美術館などでも採用され、新しい鑑賞体験として注目されています。現在開催中の東京都現代美術館「ガブリエル・オロスコ展」に際し用意されたアプリでは、位置連動の無線通信技術「iBeacon」を利用して、来館者が展覧会の情報を共有することができます。アプリの制作は、面白法人カヤックが手掛けました。それでは、無料アプリ「MOTガイド‐ガブリエル・オロスコ展‐」の内容をいくつかご紹介します。

展覧会アプリでもっと楽しく
アプリを起動する前にまずBluetoothをONにしましょう。それから、iPhone手に会場を回ると、位置情報を自動で取得して画面に動画やテキストが表示されます。美術館の作品の横にはたいてい小さなキャプション(作品解説)がついていますよね。このアプリを使えば、キャプションを手元で読むことができます。さらに、本展では、国内美術館初の大規模な個展を開催した、現代美術家ガブリエル・オロスコ本人からのメッセージが届きます。作品の裏話を聞くことができるかもしれません。会場の途中にある廊下やミュージアムショップでも、情報が届きます。会場を出るまでアプリをチェックしておいた方がいいかもしれませんね。



現代美術家ガブリエル・オロスコ


  • ガブリエル・オロスコ《La DS カーネリアン》2013年 / 変形したシトロエン車 / H150 × W490 × D120 cm

オロスコは、1990年代前半から現在まで国際的に活躍している作家です。立体や絵画、写真など様々な媒体を使って日常の風景をユニークな視点から作品にしています。美術館に卓球台を置いたり、日本人におなじみの「あの食品」を展示したり、と彼の作品は思わず誰かに話したくなるものばかり。そんな時は、アプリに搭載されている作品の感想をツイートして他の鑑賞者と対話ができる機能を使いましょう。鑑賞者が情報発信する新しい形の鑑賞体験です。


アプリのダウンロードでスペシャルプレゼントが!
最後にスペシャルプレゼントのお知らせです。アプリをダウンロードして展覧会にいらした方の中から抽選でオロスコが作品に使ったシトロエンDSミニカーや「あの食品」もしくは日清 どん兵衛が抽選であたります。(プレゼントは無くなり次第終了)


アプリはiOS版のみの展開で、iOS7.0 以上(iPhone4S/5/5S /5C /6/6Plus)に対応しています。利用可能な期間は会期中までですが、コンテンツは会期終了後も閲覧できます。「ガブリエル・オロスコ展」は5月10日(日)まで。無料アプリをダウンロードして、東京都現代美術館を満喫してください!


  • ガブリエル・オロスコ《ピン=ポンド・テーブル》1998年 変形卓球台、卓球ラケット、ボール、水槽、ポンプフィルター、蓮 H76.7 × W424.5 × D424.5 cm 金沢21世紀美術館 蔵


  • ガブリエル・オロスコ《私の手は私の心臓》1991年 チバクローム2点組


  • ガブリエル・オロスコ《猫とスイカ》1992年 タイプCプリント 


  • ガブリエル・オロスコ《無題》2001年 グァッシュ/航空券 フーメックス財団蔵

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