気になる！ 関西で活動するデザイナーグループsaidoについて
大学の先輩の紹介で出会った、関西を拠点に活動するデザイナーグループ『saido』。以前からとても気になっていた彼らについて深く知るべく、今回アトリエを訪ねてきましたのでご紹介します。
「kansaiのdesignerでomosiroiことをしよう」デザイナーグループ『saido』とは？
関西在住のインハウスデザイナーを中心に活動しているデザイナーグループ『saido』。きっかけとなったのは、実は「Facebook」で呼びかけた飲み会。「展覧会とかしたいね」っていう呼びかけから実際に結成されたそうです。彼らは普段プロダクトデザイン、竹工・木工、グラフィックデザイン、UIデザインなどの分野で活躍するプロのデザイナー。同世代デザイナーが10人以上集まって活動するグループは、全国的にみても珍しいのです!（2〜5人のユニットは星の数ほどありますが）。そんなsaidoのメンバーに私の大学（名古屋造形大学）のプロダクトデザインコースの先輩がいらっしゃるということで、大阪でやっているミーティングにお邪魔させていただきました！
展覧会「GRAVITY」について
「自分の普段の仕事とは別のことをしたい」「卒業制作みたいに１年間じっくり準備やリサーチして作品を作りたい」と始まった『saido design project』。展覧会に向けて、月に１度のアトリエでのミーティングに加えて、メンバー１人ずつFacebookでリレー形式の経過報告をしたり、リサーチのためにみんなで科学館に出かけたりもしたそうです。約１年半の準備を経て、2014年の秋に重力をテーマにしたsaido第１回目の展覧会「GRAVITY」が開催されました。その展覧会のとても素敵な図録がこちらから購入できるので、気になった方はチェックしてみてください。
https://saidodesignproject.stores.jp/#!/
集まって活動することで、「アイデア・技術・人との繫がり」が広がる
取材の後、次回の展覧会に向けてのミーティングを少し見学させて頂く事に……！順番にスライドを使って自分のアイデアをプレゼンしていくsaidoの皆さん。デザイナーの展覧会が出来上がって行く行程を垣間見ることができて、タナカは本当に終始ドキドキが止まりませんでした！小気味良いブレインストーミングを傍らで聞きながら、「かっこいい……！」と心の中で連発していました（笑）。
メンバーの皆さん口を揃えて仰っていたのが、集まって活動することで、「アイデア・技術・人との繫がり』が広がるということ。お互いに意見や情報を交換したりすることで１人ではできないものが生まれるということです。
最後になりましたが、saidoの次回の展覧会情報です。次回のテーマは「寿」。
京都展：10月半ば。東京展：デザイナーズウィークと同時期開催を予定しています。
タナカは今から楽しみです！皆さんもぜひ足を運んでみて下さいね！
今回はグループとしての『saido』を紹介しましたが、メンバー１人１人も素敵な人がたくさん。この魅力を紹介できないのはもったいない……！ということで、saidoメンバー個人をピックアップして紹介する記事をシリーズ化したいと考えていますので、みなさんお楽しみに！
【saido facebook】https://www.facebook.com/saido.design.project
【saido WEB】http://saido-design-project.com/
ライター：タナカユウホ
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STUDENT WRITER
タナカユウホ / Yuho TANAKA
名古屋造形大学プロダクトデザインコース。 フリーペーパー「PARTNER」東海支部 編集部。 感じるままに生きたいです。人との出会いは宝物。
