選ばれし6作品を展示、第14回グラフィック「1_WALL」展開催

若手クリエイターの登竜門的存在になっていると言っても過言ではない、グラフィックデザイン・写真の公募展「1_WALL」。第14回のファイナリスト6名による展示がはじまる。

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グラフィック「1_WALL」のファイナリスト6名が集う

個展開催の権利をかけた公募展、第14回グラフィック「1_WALL」展が、いよいよ今週からスタートする。

グラフィック部門に応募のあった作品から、ポートフォリオ審査による一次審査、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト6名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展で作品を発表する。
会期中の4月1日(金)には、グランプリを決定する公開最終審査会も予定されており、一般見学者にも公開されるファイナリストによるプレゼンテーションと審査員による議論を経て、グランプリを決定する。グランプリ受賞者には1年後の個展開催とパンフレット制作の権利が贈られる。




今回のファイナリスト6名・6作品をチェック!

今回の「1_WALL」でも、描く線を簡略化することによってものの形と認識について問いかけた佐貫さん、実在しないモチーフを存在するもののようにリアルに捉えた関川さん、社会問題を自分なりの解釈で色鮮やかなイラストレーションに落とし込んだ楢崎さん、日々の散策から想像した世界を独特な空間の中で表現したmillitsukaさん、自分だけのユートピアの中にいる女の子と動物たちを特徴ある質感で描いた山川さん、理想の美青年を滑らかで巨大なレリーフや絵画によって出現させた吉田さんと、多様な表現が集まった。 


  • 佐貫絢郁「脱臼と卓球」

  • 関川航平「Figure」

  • 楢崎萌々恵「ディア、大文字の誰か」

  • millitsuka「理想の環境」

  • 山川結女「NOWHERE and SOMEWHERE」

  • 吉田芙希子「ミスター・スノードロップ」


▼開催概要
グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する
第14回グラフィック「1_WALL」展


会期:2016年3月23日(水)~4月15日(金)11:00~19:00 
休館日:日曜
会場:ガーディアン・ガーデン
入場:無料
審査員:大原大次郎 (グラフィックデザイナー)、長崎訓子 (イラストレーター)、白根ゆたんぽ (イラストレーター)、室賀清徳 (『アイデア』編集長)、大日本タイポ組合


▼関連イベント
公開最終審査会
日時:2016年4月1日(金)18:00~21:00
※予約制 3月1日(火)から受付開始


>> 第14回グラフィック「1_WALL」
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