ゲッサンでムサビ日記OGのきゅっきゅぽんが連載デビューします!

これが興奮しないでどうします!な手羽です。

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皆さんの友達や近い知り合いに「漫画家さん」はいますか?
「同人誌を描いてる」ではなく、商業週刊誌なりに連載してる「漫画家」さんです。


ムサビやタマビにはマンガ学科・コースはないんですが、出身の漫画家が結構います。
例えばムサビだと「海街diary」の吉田秋生さん・「ひだまりスケッチ」の蒼樹うめさん・「結界師」の田辺イエロウさん、タマビOBだとしりあがり寿さん・「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の西義之さん・古屋兎丸さんなどなど。
ちなみに浦沢直樹の漫勉シーズン2の漫画家さんが発表されましたが、
「浦沢直樹の漫勉」シーズン2、3日から 萩尾望都、花沢健吾、五十嵐大介、古屋兎丸の仕事場に密着 - ITmedia ニュース
と4回中2回がタマビOBっていうね(笑)


手羽は(ギャグマンガは抜きにして)人物の骨格がちゃんとしていないマンガは苦手な人間でして。一言でいうと「デッサン力」。少なくとも頭と首と胴体がくっついてない絵は見てられません。「進撃の●人」「ドラ●ン桜」はアニメやドラマから入ったからなんとか頑張って読んだけど、普段なら数ページ読んで「これは生理的に無理・・」と読まない絵(笑)
簡単な線でもデッサン力がある人かない人かはすぐにわかるし、線から「この人はデッサン教育を受けた人だな」とわかるもんで。浦沢さんは完全に才能派ですが。


このたび、私の知り合いが漫画家デビューすることになりました。
あ、デビューはもうしてたんだけど「本誌連載」という意味でのデビューね。
ちなみに知り合いの漫画家はこれで二人目で、一人目は彫刻後輩の松本次郎くんです。


今回デビューしたのは日本画卒のきゅっきゅぽん先生。
もう先生と言っちゃいます。
手羽ブログを昔から読んでる人はご存知だと思いますが、ムサビ日記の元ライターさんであり、芸術祭模擬店「手羽イチロウ」の初代店長でもあります。
ブログライター名のまま漫画デビューしちゃったバカなやつ・・・えーと、お馬鹿でいらっしゃる先生なんですよ(笑)


3月12日発売のゲッサン(月刊サンデー)4月号表紙&巻頭カラーで「星間ブリッジ」が始まります。舞台は昭和初期の上海で 、日本人の運命を変えた戦争の1年前から始まる小さな二人の物語、だそうです。
ちょっと昔のアジア感があるきゅっきゅぽんの絵には、この設定はすごく合ってるんじゃないかしら。

ずっと編集部から「異色の新人」というキャッチコピーで紹介されてて(笑)、いや確かにそうで、絵を見るとかなりゲッサンや新人の中でも異色なポジションにあるのがわかります。そのあきらかな違いが「デッサン力」「絵画力」。
コナンの青山剛昌先生も「とにかく絵が抜群に上手い」とコメントしてたくらいで、トレースでは生まれない「絵」としてのバランスがバツグンなんです。
この4月号表紙見ても・・・さらにうまくなってるんじゃないの?。。特に帽子の影(反射光)にこの色を置ける人はちゃんと絵画表現の勉強した人だけじゃないかと。
 

 
これまできゅっきゅぽんはゲッサンの別冊付録で
・優等生新田ちゃんの文化祭 (2013年4月号)
・平成東京物語 (2013年7月号)
・ぎんがみと八月 (2013年9月号)
・タロウとオフィーリア (2013年11月号)

を描き、本誌読み切りで
・ばさらか!吹部マーチ (2013年1月号)
・がんばれミヨちゃん!~たまに父ちゃん~ (2015年9月号)

と2回あり、短期集中連載で
・BOY MEETS! ~タヌキネコの国~ (2014年10月号 ~ 2015年1月号)
試されて、ようやく連載・・・なんです。漫画家になるのってほんと大変。

でも奥さんが「きゅっきゅぽんさんの絵って明らかにいまどきじゃない、バカ売れする絵じゃないのに、評価し続け連載までこぎつけた編集部ってさすがだよね」と言ってて、うまいこというなーと。確かにドーンと一気に注目を集めるマンガでは多分ないと思うけど(笑)、こういう漫画家さんを連載させようと思った編集部の判断に感謝(何様)
長く続けてほしいので、皆さんも応援してください!!


そうそう。連載といえば、


  • 出典:http://natalie.mu/comic/news/178414
  • 週チャンで新鋭による集中連載開幕、人間味あふれる動物たちの友情を描く - コミックナタリー

3月3日に発売された週刊少年チャンピオン14号から4週短期集中連載されてる「ビーストコンプレックス」の板垣巴留さんもムサビ映像学科の方です。

ちなみに連載を知って、生まれて初めてチャンピオンを買いました(激白)昔立ち読みしてた時期もあるけど、ヤンキー系マンガが苦手だから手羽はもっぱらジャンプ派で。初チャンピオン購入で「いつのまにかドカベンはこんなことになってたのね、、」とかいろいろ違う発見もありましたが。

みんな頑張ってほしいなあ。


ジャンプといえば、キックオフのちば拓先生がお亡くなりになったんですね。まだ56才とお若かっただけに残念です・・。



以上、マンガ業界の知識の3分の1はバクマンからの手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中