けっきょく〝文学〟ってなんなんだ? ダ・ヴィンチ・恐山が「品田遊」として問い直す!

以前PARTNERのニュース記事でも紹介された新鋭若手作家・品田遊。前回爆笑が絶えなかった品田遊のトークイベントが、再び開催される。「けっきょく〝文学〟ってなんなんだ?」を、手を叩いて笑いながら考えてみないか?

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Twitterで67000フォロワー!ダ・ヴィンチ・恐山が「品田遊」として小説を執筆

昨年7月、『止まりだしたら走らない』を上梓した品田遊。品田遊、という名前は聞いたことのない人が多いかもしれない。しかし、ダ・ヴィンチ・恐山ならどうだろう。Twitterで有名な、ダ・ヴィンチ・恐山だ。

彼はいま、品田遊という名前で小説を書いている。小説を書いている、のだが。「『小説を書いてみないか』と言われたとき、『へえ〜』と思った」といった感じの、なんとも独特なテンションで書いている。

>> 品田遊とは?もっと知りたい方はこちらの記事も!

佐渡島庸平がツイートで発掘!新鋭若手作家・品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)とは




第一回目は「ドッ」という笑い声の効果音が聞こえてくるほど爆笑絶えないイベントに


そんな彼の、ふしぎな〝文学〟への想いを発信するイベントが、昨年11月に開催された。その名も「小説の未来をアレするナイト(仮)」。

めちゃくちゃ大きく風呂敷を広げている雰囲気があるだけで、実際はなんにも説得力がないこのタイトル。「(仮)」はけっきょくイベントの最後までとれなかった。

当日は、ゲストにコント作家のワクサカソウヘイとAR三兄弟の川田十夢を迎えて行われ、「適当忠臣蔵」(品田遊がwikipediaを参考に書いた忠臣蔵)を読んだり、村上春樹風な文章を勝手に作って「村上春樹を下方修正」したり、「気になる言葉」(リンク先参照)を紹介しあったりなど、盛りだくさんのイベントとなった。


イベントで生まれたひとつの発見を紹介しよう。

「村上春樹の本をメッツコーラとごつ盛りソース焼きそばで挟むと、良い感じがする」
by.品田遊


けっきょく小説の未来をどうにもこうにもできなかったようだが、イベント自体は非常に盛り上がった。「ドッ」という笑い声の効果音が聞こえてくるほどに、何度も何度も爆笑が起こった。
(本人によるイベントレポートはこちらから!)


「勢いで小説家になってしまった」品田遊と、
「文字の周辺をウロウロしている仲間たち」が集まる第二回目は今週末!


そんな斜め上(というか斜め下?)から〝文学〟と向き合うイベントの第2弾が、2月7日(日)に開催される。

その名も「IQ10からの文豪入門」。これまた、壮大なのかそうでないのか、よくわからないタイトルである。ゲストはコント作家・ワクサカソウヘイと、「ARuFaの日記」で有名な人気ブロガー・ARuFa。「勢いで小説家になってしまった」品田遊と、「文字の周辺をウロウロしている仲間たち」が集まるこのイベント。「文学の知的な雰囲気には憧れるけど知的なことを考えると耳から脳が出てしまう人向けのどうしようもないイベントです」と彼は言う。

「けっきょく〝文学〟ってなんなんだ?」文学とされるものと、そうでないもののはざまにいる品田遊だからこそ開催できる、ふしぎな 〝文学〟イベント。お固いシンポジウムで必死に頭を悩ませるより、手を叩いて笑いながら考えてみるほうが、ずっとずっと楽しいのではないだろうか。


追記:開催前のようすと、イベントの一部は、SHOWROOMという動画配信サービスで配信予定。会場に足を運べない人は、ぜひこちらでチェックしていただきたい!



▼開催概要
IQ10からの文豪入門
日時:2016年2月7日(日)OPEN 12:30 / START 13:00
会場:新宿ロフトプラスワン 2/7(日)
料金:前売¥1,800 / 当日¥2,000(税込・要1オーダー500円以上)
   →チケット購入はこちらから
出演:品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山 / 御用作家)
Guest:ワクサカソウヘイ(コント作家)、ARuFa(「ARuFaの日記」管理人)
予定企画(あくまで予定):
 いまの教科書がどうなっているのかその場でチェック!
 物語の魅力=キャラクターの魅力? 実際にキャラを作ってみよう
 一枚の写真から、どれだけイメージを広げられるか検証!
 名作にボツを出そう
 人気ブロガーARuFaによる「お股にホーミー」を初披露

>> 詳細はこちらから!


執筆:早稲田大学3年 庄子真汀

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