[news] NIPPONの47人 2015GRAPHIC DESIGN、地域とデザインをテーマに

「旅」「物産」「地域問題」など、毎回様々なテーマで47の常設展示台を使い日本の地域を紹介してきたヒカリエ8階のd47 MUSEUMでは、4月3日より日本の47都道府県から一人ずつデザイナーを呼び、彼らの作品とともに地域性をも見つめる『NIPPONの47人 2015 GRAPHIC DESIGN』を開催しています。関連イベントも行い、デザインと地域性を考える展示となっています。

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地域の個性が表れる、時間と風土に影響されたデザイン
「デザイン」というと現代的・都市的なイメージがあり、渋谷というロケーションもそのイメージに合致しています。しかし、工芸や農業など様々な分野においてデザインが必要とされる今の「デザイン」は、伝統工芸や食文化などの風土を背景とするその土地ならではの、個性の表れるものでもあります。
この展示で選ばれた47人の作品は、作品自体とともにその地域性にも注目させてくれます。「それぞれの土地に根付く地元企業とそれぞれのデザイナーが対話を重ねた答えとしての、時間と風土に影響されたデザイン」なのです。


「日本中に『その土地らしいデザイン』があるということを実感して」


D&DEPARTMENT PROJECT/d47 MUSEUMディレクターであるナガオカケンメイ氏、黒江美穂氏は、「その土地に住み、その土地で創作している47人の作品を集め、一人一人がもつ豊かな個性と、その土地の風土や環境から生まれるデザインを一堂に見ながら、日本中に『その土地らしいデザイン』があるということを実感していただければ」と語っています。
5月16日には関連イベントとして出展者とディレクターによるトークショーもあり、大阪と富山それぞれで活躍するデザイナーと「地域とデザイン」をテーマに話します。

▼トークイベント情報
日時:5月16日(土)
場所:8/COURT(ヒカリエ8階)
参加費:各回1,500円(税込み)

第一部:13:30〜15:30(開場13:00)/ 原田祐馬(大阪府) × ナガオカケンメイ
第二部:17:00〜19:00(開場16:30)/ 宮田裕美詠(富山県) × ナガオカケンメイ.


シリーズ「 NIPPONの47人」は、今後もつづく。
d47 MUSEUMの企画展は今回で12回目、そしてシリーズ「 NIPPONの47人」は2回目となります。d47 MUSEUMでは今後もこの47個の展示台で日本の47都道府県を展示する企画を続けていくとのことです。
都会・渋谷にあるデザインの洗練されたヒカリエの8階へ、日本の各地域の地域性とそこから生まれるデザインについて思いをはせに行きませんか?


▼開催概要
会 期:2015年4月 3日(金)~2015年5月24日(日)
時 間:11:00 ~ 20:00(入場は19:30まで) 
場 所:d47 MUSEUM (渋谷ヒカリエ8階)
料 金:500円(学生:400円/小学生以下無料)
URL:http://www.hikarie8.com/d47museum/2015/03/nippon47-2015-graphic-design.shtml



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