「人のやらないことをやる」ソニーのデザイン精神をデザイナー6人が語る

日本が誇る世界的企業ソニー。「人のやらないことをやる」ソニーのチャレンジ精神を体現するソニーデザインとは何か?ソニーが新たな価値を生活者へ届けるとき、新規ビジネスを立ち上げるとき、それらをブランドコミュニケーションとして伝えるとき、デザイナー達は何を考え実践し、イノベーションを進めているのか。来週ソニーのデザイナー6人が京都造形芸術大学のキャンパスで語る!

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  • Walkman® WM-F5

世界に誇る日系メーカー
ソニーのデザイン精神


日本人でソニーを知らない人はいないだろう。さらに驚くべきことに、海外のどこでもよく知られていて、世界に誇る日系メーカーの代名詞といっても過言ではないように思う。そんなソニーのデザイナーに憧れる美大生も、未だ少なくないだろう。

1946 年の創業当初から、ソニーは一貫して「人のやらないことをやる」というチャレンジ精神のもと、時代を象徴する数々の製品・デザインを生み出してきた。今もこれからも変わらないソニーの精神だ。








ソニーの歴代デザインを一挙公開!

「音楽を連れて歩く」というライフスタイルを生んだウォークマン®「WM-2」、ボイスコントロールに対応したスマートなワイヤレス スピーカー「BSP-60」、Life Space UX シリーズのプロトタイプなど、1970年代から現代に至るまでのプロダクトのデザイン展示を見ることができる。
どのデザインにも、ソニーデザインの精神が見て取れるはずだ。


  • BSP-60

  • h.ear on MDR-100A

  • スカイセンサー ICF-5900

  • ICF-7500

  • QRIO SDR-4XⅡ(Left clay mockup)

  • Life Space UX/ポータブル超短焦点プロジェクター

▼開催概要
会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス(京都市左京区北白川瓜生山2-116)
主催:ソニー株式会社
プロデュース:ソニー株式会社 クリエイティブセンター 市川和男(プロデューサー)
http://sony.co.jp/design




ソニーデザインを考えるトークカンファレンス


  • ソニー株式会社 クリエイティブセンター センター長 長谷川豊 ©Sony Design

展示だけではなく、ソニーデザインの今を知り、明日のデザインを考えるトークカンファレンスが期間中に開催される。「人のやらないことをやる」ソニーのチャレンジ精神を体現するソニーデザインとは何か? ソニーが新たな価値をお客様へ届けるとき、新規ビジネスを立ち上げるとき、それらをブランドコミュニケーションとして伝えるとき、デザイナー達は何を考え実践し、イノベーションを進めているのか。
秋の京都でデザインイノベーションについて考える、プロダクトデザインに関心の高い人には、たまらなくエキサイティングなイベントになりそうだ。

▼カンファレンスのプログラム

1.「ソニーデザインの役割と深化」
長谷川 豊(クリエイティブセンター センター長)

ソニーがチャレンジし続けるために、デザインが持つ役割とは何か。54 年の歴史あるソニーのデザイン部門を率いるソニーデザインのトップ長谷川が、進化し続けるソニーデザインの実現に向けて何を考え何を実践しているのか、伝統を重んじながら常に進化・挑戦してきた京都という歴史ある街にインスパイアされながら語ります。


2.「今に引き継がれるロボットデザイン」
沢井 邦仁(デザイナー)
知性をまとった球体。話す、踊る、聴くアクティブスピーカー「BSP-60」。そこにはAIBO、QRIO といったロボットをデザインしてきた知見と、カタチや振る舞いに込めた想いがあります。ソニー製品のデザインにおいて何を進化させ、何を守ってきたのか、そしてそれはなぜなのかなど、ロボットとデザインについて沢井が語ります。


3.「アートディレクションから生まれたCMF の現場」
詫摩 智朗(チーフアートディレクター)
高音質・高品質をもっとアタリマエに。ソニーの最新のヘッドホンh.ear で目指したのは、定番スタイルとなるデザイン。造形のデザインだけではない世界観、鍵となるCMF(カラー/マテリアル/フィニッシュ)はどう生まれたのか。広告コミュニケーションにいたるまで、世の中に新しい価値を届けるために実践したことは何か、詫摩が語ります。


4.「コンテクストを理解し、新たなコンテクスト創造する」
田幸 宏崇(チーフアートディレクター)
ビジネスの在り方に至るまでデザインという考え方が多岐に活用される時代において、単に美しい造形を生み出すということだけでなく、そこにあるコンテクストを拡張するデザインであってこそクリエイティブであり、ソニーデザインらしさである。空間そのものを活用して新しい体験を創出するコンセプト「Life Space UX」において住空間というコンテクストをより豊かにするデザインとは何か、田幸が語ります。


5.「なぜソニーはオリジナルフォントを創ったのか」
福原 寛重(チーフアートディレクター)
90を超える言語に対応するソニーのコーポレートタイプフェイスSST®。それが生まれた背景を知るには、ソニーのコミュニケーションデザインの歴史を紐解く必要があります。そこから垣間見えるSST 導入以降の新しいコミュニケーションはどう変わっていくのか、何が守られ進化していくのか、福原が語ります。
SST is a trademark of Monotype GmbH registered in the U.S. Patent and Trademark Office and may be registered in certain other jurisdictions.



6.「ビジネスインキュベーションでのデザインの役割」
石井 大輔(チーフアートディレクター)
企業が変わろうとするとき、それは新たなビジネスを創出することで体現する。ソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program, SAP)において、SAP から生まれるアイデアを社内起業家達と一緒にカタチにしてきた経験をもとに、企業におけるデザイナーの新しい役割について石井が語ります。



▼トークカンファレンス概要

日時:2015.11.28 Sat 15:00-17:00
会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス「ギャラリー・オーブ」
入場:無料
予約:事前登録制 ※すでに事前登録分は満席。当日受付も立ち見で参加可

イベントの詳細はこちらから



本文内画像出展:http://www.sony.co.jp/SonyInfo/design/info/makingmodern_opus/report.html

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