ムサビのワークショップを俯瞰する二十二の事例

六本木生活中の手羽です。手羽が捕まらない時はラウンジに電話ください(業務連絡)

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もう少しムサビネタが続きます。
これもちゃんと告知してなかったけど、開催が3日後なもんで・・・。


毎年こういう企画をやってます。

▼ワークショップ発表会2015
-ムサビのワークショップを俯瞰する二十二の事例-

●日程:2015年11月2日(月) 16:30-

●会場:2号館 201教室、202教室
*同時開催

●入場無料

●主催:教職課程研究室

*発表会終了後の19:00より12号館8階にて懇親会をおこないます、ぜひご参加下さい。
 
 

 
この一年間、ムサビの様々な学科・学年の学生さんが、様々な形で様々な場所で造形ワークショップをやってきた活動報告会です。
日本における「造形ワークショップ」の第1人者は元視覚伝達デザイン学科主任教授の及部克人先生と言われてまして、ムサビはワークショップについては、昔からちょっとうるさいっす(笑)

「発表したい人、集まれ!」と募集をかけたところ、今年はなんと22グループから申し込みがあり、1会場じゃ収まらないので同時2会場進行となりました。
あ、最初に書いておきますが、決して派手なイベントではありません。
でも美術大学のつくる力、まきこむ力、つなぐ力、そだつ力を実感できる報告会になるはずです。

企業や地域の方はもちろんですが、私は特に3つの人達に見てほしくて。
まずは、他美大の教職員や学生の皆さん
去年、ある美大がやってる造形ワークショップに参加したことがあるんだけど、「ひどいなあ・・・教員が誰もワークショップを指導できないんだろうなあ・・これだとそりゃ『美術なんていらない』って言われちゃうよなあ・・・こんなのだったらやらない方がいいのに・・・」と感じたことがありました。
「ムサビが模範例です」とは言えませんが、ワークショップを学生の教育に昇華させてる参考にしていただければ。

次に、ムサビ視覚伝達デザイン学科かタマビグラフィックデザインか迷ってる受験生
美術予備校では「同じようもの」として扱われてる両学科ですが、去年のワークショップ発表会にタマビの米山さんが参加して、「これ聞くとタマグラと視デの違いが明確になるね」とおっしゃってたくらいで。
「どっちが上か?」という話ではなく。

そして最後にムサビ生です。
薄々気が付いてる人もいると思うけど、この手のイベントや募集は、学生さんの参加が思ったより少ないんです。 年々その傾向が強くなってるような気がします。
先生方からは「告知が弱いんだ!」「今の学生さんは忙しいから」と言われるけど、有名人の課外講座なら行列ができるので、決して伝わってないわけじゃないし、忙しいからでもない。
他大学さんも同じことを言ってたので、多分どの大学も同じ悩みを抱えてるんじゃないかしら。
他の学生さんがどういう活動をしてるのか知れるいいチャンスなので、芸祭で疲れてると思うけどぜひ。


では、今年の発表グループとタイムテーブルをお知らせします。
先ほども書いたように2会場に分かれてるので、聞きたいプロジェクトで自由に移動してください。

A会場は視デ・斉藤ゼミ中心に組み立てられてますね。
■A会場 2号館201
16:30 開会
16:40 なかまちテラスつながりづくりプロジェクト
視覚伝達デザイン学科3年×小平市仲町公民館・仲町図書館

16:50 ありがた屋 〜言葉の花束贈りましょう〜
視覚伝達デザイン学科 4年

17:00 もぎもぎ絵本ファーム
ルネこだいら 夏休みフェスタ

17:10 黒板ジャック@奄美
旅するムサビ in 奄美大島

17:20 田中一村美術館でのワークショップ
旅するムサビ in 奄美大島

17:30 積み木クラス 出前講座 in 萩山小学校
視覚伝達デザイン学科 空間構成Ⅱ

17:38 休憩

17:50 ちいさな なつやすみ マジフルマジフルカラカール〜パレット王国とよくばりドラゴン〜
視覚伝達デザイン学科 3年 空間構成Ⅲ

18:00 武蔵野市の商店街 × アート・デザイン=?
MAUちゅー

18:10 世界で1つだけのプレゼントをつくろう
フレーフレー福島 2015

18:20 松原救護列車を伝える会との取り組み
旅するムサビ in 長崎

18:30 ケヤキコネクション
視覚伝達デザイン学科3年 × 小平第十二小学校

18:38 質疑応答 〜 閉会




 
続いてB会場。
こちらでは、旅するムサビを中心にミッドタウンキッズワークショップをやってもらった2団体も発表をします。

■B会場 2号館202
16:40 黒板ジャック in 羽村のあおぞら保育園
旅するムサビ in 羽村

16:50 北条小学校でのワークショップ
旅するムサビ in 加西市

17:00 船を作って、ミッドタウンへとびだそう!
MAUセイラーズ

17:10 親子でなぞっ手サマー
むさびてなぞり隊

17:20 ぼうさいクエスト
ぼうさいクエストの会

17:30 君とムサビる! この夏、アートに恋をする
ムサビる! 2015

17:38 休憩

17:50 ムサビる! なりきりアニマル大図鑑
ムサビる! W.S.企画

18:00 ムサビる! 中学生企画 2015
ムサビる! 中学生企画

18:10 長野スケッチ大会 2015
旅するムサビ in 長野

18:20 小諸発!ドリーム列車 ”絆” プロジェクト
旅するムサビ in 長野

18:30 熊本大学とのコラボレーション
旅するムサビ in 熊本




 
ミッドタウン組は唯一「商業施設主催のイベント」として行ったワークショップです。
彼女たちには「『美術館や中学校を借りてやるワークショップ』と『商業施設主催ワークショップ』は違う」と口をすっぱく伝えてきたので、そのあたりが報告のポイントになるのかも。
 

ところで、「それぞれが集まって発表をし共有する」企画はどの美大さんも簡単にやれそうですよね?
でもやろうとすると実はかなりハードルが高いんです。なぜなら「主催をどこがやるか?」問題があるからで。

ムサビの場合は、造形ファシリテーション能力獲得プログラムの流れで教職研が主催になってくれてますが、別に教職取ってる学生さんの発表だけではありません。
産学連携やゼミ・授業でやったものもあれば、完全に課外活動・・つまり自腹でやったものもあるので、これらをゴチャマゼにしたワークショップ発表会を「事務局企画」としてやるには、「それは研究支援センターだろ」「いやいや、課外だから学生生活課」「うんにゃ、広報でしょ」「教務だ」と所管がはっきりしないんです・・・はい、いわゆる「縦割り」ってやつです(笑)

「様々なワークショップを行ってる」こともそうだけど、「様々なワークショップグループが学科学年関係なく集まって発表会をやれる」のは、今のムサビの強みでもあるし、この手の発表会に22団体も集まるのがムサビの特徴かもしれません。

 

以上、きっと、きっと、ミッドタウン組は「手羽さんのおかげで成功しました」と言ってくれるに違いないと思ってる手羽がお送りいたしました。
ミッドタウンマネジメントさんもいらっしゃるそうだから、ほんとによろしく。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。