大分県竹田市の城下町をまち歩きしながら、アートを堪能しよう

今年5年目を迎える大分のアートイベントをご存知だろうか?岡藩城下の風情とノスタルジーな面影が混在する、独特の雰囲気を漂わせる竹田が舞台。文化・芸術と町歩きが楽しめる「TAKETA ART CULTURE 2015 暮らし/衣食住」は今週末よりスタート。

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〝文化・芸術〟と〝まち歩き〟を楽しむ
大分県竹田市城下町エリアのアートプロジェクト


「竹田だからできること」をコンセプトに、大分県竹田市城下町エリアで〝文化・芸術〟と〝まち歩き〟を楽しむアートプロジェクトとして2011年にスタートした。


竹田町商店街は、岡藩城下の風情とノスタルジーな面影が混在する、独特の雰囲気を漂わせる商店街だ。しかしこの商店街も、少子高齢化や不景気といった時代の影響を受け、空き店舗が増加し、通りにはシャッターが目立つようになった。
そんな地域が抱える現状に、「文化の掘り起こし」や「アート」といった新しい視点を組み込みながら、町や人、地域と向き合おうと始まったのが、このプロジェクトだ。プロジェクトを通して、竹田のあたらしい文化や価値を創造していくことを目指している。

2015年のテーマは【暮らし/衣食住】。
刻々と変化する「町」「町並み」。変わるきっかけは、大きなものだったり、小さなものだったり。変化する「町」で暮らす「個」をあらためて見つめ直し、慣れ親しんだ風景が変わっていく中で、「プライベート」と「パブリック」のあいだを探る。



早速今週末12日(土)には、ワークショップも開催。


会期中には多岐にわたるイベントが開催される。親子で楽しめるワークショップはもちろんのこと、歴史を考えるレクチャーや、自家製有機栽培の藍を使ったストールの本藍染めなど。その土地のよさを見つけられる企画が目白押しだ。

これから祝日も多い季節。ぜひ出かけてみてはどうだろう?




▼開催概要

「TAKETA ART CULTURE 2015 暮らし/衣食住」


会期:2015年9月12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)、22日(火・振休)、23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)、10月3日(土)【全10日間】

時間: 11:00~17:00 ※プログラムにより異なる
会場: 大分県竹田市城下町一帯(15か所程度)
入場: 無料(プログラムにより有料)
プログラム:アート・クラフト(作品展示、滞在制作、町なかの手仕事)/食/ワークショップ
ゲストアーティスト:木村崇人(現代美術家/滞在制作[9/8~20]・展示)
中村好文(建築家/講演会[10/3])
参加アーティスト:飯川友紀子、岩田淳子、岡崎真悟、甲斐哲哉、ザ・キャビンカンパニー、草刈淳、上妻勇太、斎藤藍、志水聡香、新本聡、高木逸夫、高木康子、竹田料理男子、谷口倫都、TODAKA WOOD STUDIO、辻岡快、中一、長谷川絢、藤本健、山折典子、山本哲也、ヨシダキミコ、他

詳細はこちら

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