【ムサビはまるで万博】ムサビニュースまとめ20250416

2025年4月16日(水)

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手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ・・・には多すぎて入れなかったムサビ関係の話題をまとめて紹介。
前回3月26日以降の情報なので、2025年度最初のムサビネタまとめ。
 
 
大阪・関西万博がスタートしましたが、ムサビの先生が関係してるパビリオンがあります。
BLUE OCEAN DOME ブルーオーシャン・ドーム | 2025年大阪・関西万博パビリオン

BLUE OCEAN DOMEは、「海の蘇生」をテーマにした海に関する様々な情報に触れることができるEXPO 2025パビリオン。

建築を手掛けたのは建築家・坂茂さんで、展示プロデューサーが基礎デザイン学科の原研哉先生、そしてユニフォームデザインを空間演出デザイン学科の津村耕佑先生が担当されてます。
津村先生に聞いたところ、「万博終わったら終わりのいかにもイベントコンパニオンのコスチューム」ではなく、会期終了後も海に関わる方を中心に活用していただける機能性を持たせたデザインにしたそう。

38秒頃に出てくる「日立製作所の担当者」は、クリエイティブイノベーション学科の丸山先生。
独り言だけど、こんだけ紹介してるんだから万博ポイントがたまって丸山先生あたりチケットくれないかなあ。
 
  
万博といえば、 
大阪で「1970年万博」と美大が強力タッグ、大喜利コーナーも » Lmaga.jp

万博記念公園にある国立民族学博物館で、ムサビとのコラボで開催してる「民具のミカタ博覧会」を細かく紹介していただいてます。
手羽レポートはこちら。
みんぱく創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」開会式・内覧会に行ってきた
 
 
もひとつ万博といえば、
岡本太郎:困難な時代に人間と世界の価値を創造するために | nippon.com

太陽の塔などで有名な岡本太郎研究をされてるのが、芸術文化学科の春原 史寛先生。
こういう先生がいるんですね。
 
 
「こんな先生がいる」だと、
「運ぶ」の起源たどれば人類史わかる?一夫一婦制、直立二足歩行…更科功教授に聞いた

更科功先生は、分子古生物学を専門とされてて、教養文化・学芸員課程研究室に所属されています。
美大といっても大学なので、そして教養科目も大事にしてるムサビなので、実技の先生だけじゃなくこういう先生もいらっしゃるってことですね。
 

もう一人、現役の先生を紹介すると、 
となりのスゴイ家「環境対策OK一年中気持ちよく過ごせる家&三つの機能を持つ屋根がある家」 | BSテレ東

4月18日(金)放送のBSテレ東「となりのスゴイ家」で、建築学科・持田正憲先生のご自宅が紹介されるそうです。これは楽しみ!
 

1990年4月19日に映像学科・吉田直哉先生が映像学科1期生に向けておこなった「映像原論」の第1回目の講義の音声データが見つかったんです。「映像」という言葉を使った日本で最初の学科が映像学科で、まさに「映像教育」の幕開けとも言える授業なのです。
 

今年卒業したクリエイティブイノベーション学科の松浦さん。
卒展ではまさにこの軽トラを市ヶ谷キャンパスに展示してて、「卒展終わったらこのまま北海道に行く」って言ってたんですよね。無事に着いてよかった。
詳しくはこちら。
【ムサビ市ヶ谷卒展】武蔵野美術大学Institute of Innovation卒業・修了展2024に行ってきた
 
 
今年の卒業生といえば、
武蔵野美術大・関芙実香(上)、0から1を作り出す 氷上競技部立ち上げインカレ出場
武蔵野美術大・関芙実香(下)、アイスショーを卒業制作に「新たな選択肢を創りたい」

よく新入生が「●●部ってあるのかな」とつぶやいてるのを見かけますが、関さんの話を読むと「なかったら作ればいいじゃん」と。
 

手塚治虫作品と若手デザイナーによる著名キャラクターとのコラボレーション企画に、視覚伝達デザイン学科卒のmisato.さんが参加しています。
misato.さんは手塚治虫作品「ジャングル大帝レオ」とのFUNxFANコラボ「ホップ ステップ ジャングル大帝レオ」のLINEスタンプを制作。
 

会期:2025年6月12日(木)~6月23日(月)/6月11日(水)メディア向け内覧会
入場時間:11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン (表参道)
入場料:無料


デザイナーのエマ理永さんはムサビ短大工デ卒。
同展覧会では、エマ理永さんが手掛けた、ドラマ「やまとなでしこ」や映画「花より男子ファイナル」で着用されたドレスのほか、「ニューヨーク タイムズ」や「ネイチャー」に掲載され話題となった「無重力ドレス」、「フィボナッチ 数列ドレス」、「AI ドレス」などを展示されます。
 

『隈研吾「けんちくってたのしい! たてものとそざいのぼうけん」の絵・文を書かれたたつみなつこさんは学視覚伝達デザイン学科卒。本作が絵本作家デビュー作。
 
発刊を記念して、隈研吾さん設計の角川武蔵野ミュージアムがあるところざわサクラタウン 2階 ダ・ヴィンチストア 特設コーナーで2025年4月9日(水)~5月6日(火)に原画展示されます。

ちなみに帯をアンガールズの田中卓志さんが書いてて、さっき紹介した「となりのスゴイ家」もそうだけど、完全に田中さんは建築芸人になりましたね。
 

●会期:令和7年4月12日(土)から5月11日(日)
●時間:各企画により異なる
●料金:無料(一部有料企画もあり)
●会場:所沢駅、グランエミオ所沢、エミテラス所沢、所沢航空記念公園、ところざわサクラタウン他
●主催:所沢子ども芸術祭実行委員会
●共催:所沢市、所沢市教育委員会


この企画の1つで、旅するムサビプロジェクトがKADOKAWAさんと一緒に、5月4日(日)にワークショップ「空飛ぶカラフルクジラ」をやります!
場所は所沢航空記念公園 所沢航空発祥記念館前広場!
 

●会期:2025年5月19日(月)~6月21日(土) 11:00-19:00(最終日16:00まで)会期中無休
●入場無料
●会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
●出展校:ArtCenter・多摩美術大学、千葉大学・シンシナティ大学、東京都市大学、長岡造形大学、名古屋造形大学、 武蔵野美術大学・バンドン工科大学、モナッシュ大学、早稲田大学

 
デザインハブでの展示に武蔵野美術大学・バンドン工科大学 協定校プロジェクトが参加。
今年は国際色豊かな感じですね。
 

●日程:2025年4月18日(金)~5月2日(金)会期中無休
●時間:10:00-20:00*最終日は17:00まで
●会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2階 社会連携拠点1/M
●主催:武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所

 
ソーシャルクリエイティブ研究所と日本総合研究所の共同研究拠点「自律協生スタジオ(コンヴィヴィ)」による展示。
本展覧会では、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスにおける講義とコンヴィヴィによる地域での取組を紹介しながら、つくる思考の可能性とそれを社会に広げるための方法について考えてゆきます。
 

●実施日:2025年5月16日(金)・23日(金)・30日(金)、6月6日(金)・13日(金)・20日(金)の6日間
●時間:16:40-18:10
●場所:鷹の台キャンパス 1号館3階 グローバルセンター


4月に新設されたグローバルセンターの最初の企画。ムサビ生なら誰でも参加できます。
メンバー募集締め切りは5月7日(水)17:00なので、興味ある人は急げ!!

ちなみに学内広報誌「mauleaf」制作メンバーの締切は本日4月16日(水)13:00。
他にも「ムサビる!」「旅ムサ」メンバー募集もあるので、ムサビ生はライブキャンパスや

1号館下の掲示をご確認ください。
他にもいろんな情報が出てるので、毎日1号館下をチェックしてもいいくらい。
 

もひとつ。 
学校法人武蔵野美術大学の求人情報/武蔵野美術大学の専任職員募集【美術館業務(大学職員)】
専任職員の募集をしてるのでよかったら。
 


以上、大阪・関西万博会場にムサビ正門にそっくりな建造物があるんですが、
万博で毎日開催!噴水装置300基で水しぶき、炎の熱さ感じる迫力ショー

よく長澤理事長が「ムサビは魔法学校」とおっしゃってるけど、万博の方が近いかもしれない、と思った手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。