1月25日(土)、手羽は
東京造形大学卒業制作展「ZOKEI展」を訪問し、前半はデザイン系中心でレポートをお送りしました↓
■2024年度ZOKEI展<東京造形大学卒業制作展>に行ってきた【その1】
後半戦はファインアート系を中心にお送りします。
まずは絵画棟の10号館CS PLAZAへ。
CS PLAZAは絵画専攻領域が普段使っていて、その他は学食・カフェ・画材屋、学生自治会室・部室等が入っています。
中に入ります。
中央吹き抜け。
展示は3階まであるんですが、スロープをぐるぐる回りながら上にのぼっていくので自分が今何階にいるのかわからなくなるんですよね(笑)
最初マネキンの手だと思ったら・・・う、動くぞ・・・。
「ぐるぐる回りながら」がわかる動画を撮ってきました。
続いて、一番奥にある11号館彫刻棟へ。
そうそう。東京造形大学の彫刻といえば、ABEMAドラマ「わかっていても the shapes of love」にプロダクション協力として大学名が出てきますのでよかったら。
彫刻監修に携わった非常勤講師の井原宏蕗さん関係なのかな?
東京造形大学は彫刻棟のさらに奥にグランドがあるので、そこも行ってみることに。
あ。ここにも作品があるっぽい!
彫刻かと思ったら、映画・映像専攻領域の学生さんの卒業制作だった。
動画はこちら。
これでだいたい全部見終わったので、
タピオカミルクティで休憩。
やっぱり東京造形大のタピオカミルクティは日本で一番うまい。
子どもが小さい頃・・つまりタピオカブームが来る前から、子供と一緒にきて「東京造形大でタピオカミルクティーを飲む」のが恒例になってたから、リンクロウやあかりちゃんに「東京造形大」と言っても通じず、「タピオカの美大」で「ああ。あそこね」とわかるようになりました。
帰る前にちょっと寄り道を。
1号館2階で進学相談会をやってたので顔を出すことに。
広報・今枝さんの前でクネクネしてみたけど気が付いてくれなかったので、寂しく帰る。
また来ますね。
中央道を走って、次の目的地へ。
吉祥寺にある東京都井の頭自然文化園です。
井の頭公園に隣接する場所にあり、動物園と水生物園で構成されてます。
いやー、井の頭動物園にやってくるのは何年ぶりだろ?子供がまだ小学生の頃だから12,3年ぶりかな。子供が大きくなるとほんと行かなくなる場所。次は孫を連れて、ってタイミングだろうか。
井の頭動物園といえば、
モルモットふれあいコーナー。
でも今は事前オンライン予約制になってて残念。
モルモットって意外と大きい。
猿山。
ペンギンさん。
リスの小径。
昔はリスが沢山いたのだけど、全然見つけられない・・。
ようやく1匹だけ見つけたけど、なんでこんなにいないんだ?と調べたら、
■動物園のリス31匹死ぬ 薬の使用後 東京・井の頭自然文化園@Sankei_news
2023年にこういうことがあったのね・・。
そして井の頭動物園といえば、やっぱりこの子です。
象のはな子。残念ながら2016年に亡くなってます。
前回来た時はまだ元気だったんですよね。
ゾウ舎はメモリアル記念館になってました。
おっと、目的は動物とのふれあいじゃなかった。
園内の彫刻園へ。
彫刻家・北村西望さんは井の頭公園の土地を借用して個人アトリエを建設し、ここで
長崎の平和記念像を制作してるんです。
そのままアトリエと彫刻作品は寄贈され、アトリエは彫刻園になり、
彫刻があちこちに展示されてます。
目的地は、
彫刻館B館で、何でやってきたかというと、
ムサビ芸術文化学科の春原ゼミがコラボレーション企画『ムサビ芸文 in 井の頭自然文化園 生活のなかのかたち』を開催中で、この日は学生さんによるギャラリートークをやってたんです。それを見に来た、と。
ただ館内は撮影禁止。
春原先生のXから写真引用します。
館内には学生さんの普段の暮らしの中から「彫刻」をモチーフに着想して作った立体作品や北村西望の彫刻作品をモチーフにしたダンス映像などがあって、なかなか面白かったです。
館内はすごい量の北村西望の彫刻作品があり、かつ、採色されてるのでパっと見はわからないんですが、ほとんどが石膏像。これを動物園入園料だけで見れるんだからありがたい。
以上、館内で唯一
北村西望作のはな子像だけ撮影OKだったので、はな子だけ撮影して帰った手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。