手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回11月6日以降の情報です。
美大関連ってことだとまずはこれですね。
■ベネッセ デジタルハリウッドを買収 社会人などデジタル人材育成事業を強化 岡山(KSB瀬戸内海放送) - Yahoo!ニュース
ベネッセホールディングスがカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が保有するデジタルハリウッドの全株式を取得する譲渡契約を結んだと発表。
ベネッセグループはオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy」を提供してますが、デジタルハリウッドが運営する日本で初めて株式会社が設立した大学「デジタルハリウッド大学」を手に入れたことになります。
先日はソニーによるKADOKAWA買収話があり、「ソニーがZEN大学、ベネッセがデジハリ大か!」と関係者では話題になりました。
学長がらみの話題を3つ。
■公立大学法人京都市立芸術大学理事長予定者の選出について | 京都市立芸術大学
赤松玉女 現理事長(現学長)の任期満了に伴い、小山田徹先生が次期理事長(学長)予定者に選ばれました。
任期は令和7年4月1日から令和11年3月31日までの4年間。
小山田先生は彫刻の教授。
サガビ次期学長にデザイン学科の江村 耕市先生が決定。
京都市立芸術大学の小山田新学長も江村新学長も京都市立芸術大学卒。
それにしても、2大学とも女性学長だったんですが一気に男性学長が増えちゃいましたね。
学長といえば、こんな話題も。
■山本理顕前学長関連の記事や発言について | 重要なお知らせ | 名古屋造形大学
学長が出席したものだと、
■愛媛県と東京芸大が進める事業成果発信へ 来年初のアートフェス(愛媛新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース
福祉やスポーツなどとアートを掛け合わせ人口減少などの地域課題解決に取り組む「アートベンチャーエヒメ」事業を進める愛媛県と東京芸術大が、アートフェスティバル「art venture ehime fes(アートベンチャーエヒメフェス)2025」を2025年10月18日~11月3日に開くと発表。
東京藝大は四国に力を入れてる印象がありますね。
東京藝大といえば、
■横浜流星主演「わかっていても」南沙良と中川龍太郎監督が東京藝大で特別講義 - ナビコン・ニュース
映画「ブリーピリオド」の撮影許可を出さなかった東京藝大ですが、特別講義ということであれば、こういう番宣には協力されるんだなあ、と。
公立芸術大学ってことだと、
■金沢美術工芸大学 教員研究発表展2024 美大のしごと
会期:令和6年11月26日(火)‐12月8日(日)
会期中無休/入場無料
時間:10:00-18:00(入場は閉場の30分前まで/最終日17:00閉場)
会場:金沢21世紀美術館市民ギャラリーA(1階)
1998年以降、毎年開催されている教員の研究成果発表会。
公立の京都市立芸術大学さんも関係するイベントだと、
■京都市交通局:8大学の学生が地下鉄駅をアートでジャック!「KYOTO駅ナカアートプロジェクト2024」
京都の8大学がそれぞれ地下鉄駅で学生作品を展示します。今回で13回目。恒例企画になってきました。
「・・ん。この中に京都精華大学の名前がないなあ」と思ったので、セイカさんの話題をひとつ。
■高校生のための創作作品コンペティション「SEIKA AWARD 2025」
高校生の自由な創作活動の応援と新しい才能の発見を目的とした創作作品コンペティション。2025年で6回目。締切りは2025年1月15日(水) 17:00です。
募集といえば、
■第19回日藝賞 投票
日藝賞は日藝出身者を対象に、その年にもっとも活躍した人物へ贈られるもの。現在学生、教職員、卒業生を対象に投票が行われています。締切は12月13日。
ちなみに第18回日藝賞はVaundyさんで、これまでの受賞者はこちらをご覧ください。さすが人材が豊富な日芸さんですよね。
ちなみに毎年次の受賞者を勝手に考えるのが好きで、個人的にはIKURAちゃんかな。
ここから東京の美大の話題を。
■JOSHIBI アーティスト・イン・レジデンス(相模原)|Tokyo Art Beat
女子美術大学は2022年度から「JOSHIBIアーティスト・イン・レジデンス」(JOSHIBI AIR)を試験的に開始していて、これまでは東高円寺駅付近のスタジオを拠点に活動してましたが、2024年度から相模原キャンパス内にスタジオを移して活動しています。
ネットでバズったものが2つあり、
■19歳の美大生が包装紙で…… 爆誕した“新たなハンバーガー”に350万表示の称賛 「美大生って凄い」「天才」(1/2 ページ) - ねとらぼ
美大生のサカモトさんは東京造形大学1年の学生さん。
ねこぱんちさんは多摩美術大学グラフィックデザイン学科1年生。
というわけでタマビの話題を2つ。
■学長・副学長対談 | 多摩美術大学
学長 内藤 廣先生と副学長の深澤直人先生の対談動画シリーズが公開されました。
全6話を予定してるようで、12月4日現在2つの動画が見れます。
会 期:2024年12月2日(月)~2025年1月13日(月)11:00~19:00
※12月28日(土)〜1月6日(月)は休館
入場料:無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
運 営:多摩美術大学 TUB
監 修:永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)
ディレクター:高見真平(多摩美術大学 情報デザインコース講師)
ミッドタウンデザインハブでの展示がスタートしました。
東京都「大学等と連携した観光経営人材育成事業」選定事業で、アートとデザインの視点による新たな観光資源の開発を考えるプログラムです。説明会が開催されるのでぜひそちらから。
■武蔵野美術大学実験区 DEMO DAY 2024 〜アクセラプログラム参加7組による成果発表とゲストによるトークセッション〜
■開催⽇時:2024年12⽉13⽇(金)18:00〜21:30(17:30 開場)、12⽉14⽇(土)13:00〜17:00(12:30 開場)
■会場:武蔵野美術⼤学市ヶ⾕キャンパス 7階 Ma
■参加費:無料(Peatix事前申込が必要)
ムサビ生をはじめ、他大学の学生や社会人、高校生など64組がエントリーした「MAU SOCIAL IMPACT AWARD」でグランプリ、準グランプリを受賞またはマネージャーからの推薦を受けたチーム7組によるアクセラレーションプログラムの成果発表会。
■創造 像と地上絵が導く…内も外も 壁一面本棚の「森」<武蔵野美術大> : 読売新聞
読売新聞さんでムサビ図書館を紹介していただきました。
web記事だと「ふーん」な感じなんですが、新聞紙面ではカラー全面で紹介されてて、それ見ると「おおおお!!すげっ」となるんですよね。紙媒体の伝えるパワーを感じました。
さかとくみ雪さんはムサビ通信教育課程卒。
ドイツ在住で、ムサビ通信はスクーリング(対面授業)もあるので、そのたびにドイツから日本に通ったそう。
子どもと一緒に見てたら、最後に「監督:スミス」と出てきてびっくり。
「スミスくんってムサビ映像出身なんだよ!!」と興奮気味に伝えたけど、子供は「ふーん(またなんか言ってる)」な反応で。。
■10年後の8月また出会った君と卒制!? 本州縦断2300キロ 卒制優秀賞獲得リベンジの旅 〜序章〜
視覚伝達デザイン学科4年の時に「卒業制作で優秀賞を取る!」をテーマに、アメリカ横断を結構した二人。
その無念を晴らすため、10年ぶりに今度は日本各地の自由の女神を巡りながら本州縦断を敢行。
12月4日現在、予告編と第1話が公開されてます。
本人コメントで「陣内先生、ほら、見てくださいよ。俺ら、まだこんなことしてるんですよ。また講評してくださいよ。今度こそ優秀賞ください。」とあって、ジーンと。
■【新刊】クリエイティブアソシエーション CEKAI 10年の活動をまとめた『GAS BOOK 38 CEKAI』発売のお知らせ
クリエイティブアソシエーション「CEKAI」の共同代表・井口皓太さんはムサビ基礎デ卒、加藤晃央さんはムサビ芸文卒。今やクリエイターやプロデューサーなど100名以上が在籍する規模に成長し、東京2020開会式の演出なども手掛けるようになりました。
そのCEKAIが設立10周年を記念して、これまで10年間の活動をまとめた作品集『GAS BOOK 38 CEKAI』を刊行。
また、代官山 蔦屋書店で『GAS BOOK 38 CEKAI』 Release POP-UP イベントを12月6日(金)まで開催中。
ここから美大が直接・間接的に関係する話題をまとめて。
■2024年度 日本のアートディレクション ADC賞受賞者
ADCグランプリを東京造形大学卒の岡崎智弘さん、ADC会員賞をムサビ卒&教授の三澤遥さん、そしてタマビ卒&教授の大貫卓也さんが多摩美術大学「オープンキャンパス2023」のVIで受賞。
また美大受験をテーマにした去年の「カロリーメイト」のポスター、コマーシャルフィルムで東京工芸卒の榎本卓朗さんもADC会員賞を受賞されてます。
東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)が暫定的なアートセンター施設「東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ」を本郷キャンパスの安田講堂裏手にある通信機械室に設置し、2024年12月~2025年3月にかけ東京大学150周年記念事業関連イベント「内在するアート 大学における美とは何か」(ACUT2024)を開催。
予約不要とのことなんで一度行ってみるか。
「東京お台場トリエンナーレ 2025」が2025年10月18日〜12月25日に開催されることが発表されました。
■第28回のTARO賞が入選者を発表。24名が入選|美術手帖
知ってる名前がチラホラ。
最終審査を経て2025年2月22日の授賞式当日に、岡本太郎賞(1名)、岡本敏子賞(1名)、特別賞(若干名)が決定されます。
■文化庁後援!国内最大規模の卒業制作展 モード学園・HAL「未来創造展2025」開催決定!特別賞の審査員に、とうあ、白上フブキ、悠木碧ら
美大じゃないのですが、「あ。卒展を文化庁が後援してくれるんだな」と気が付きまして。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。