大手前大学メディア・芸術学部オープンキャンパスに行ってきた

手羽です。神戸シリーズスタートします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

8月23日(日)朝5時に家を出て、ここへ行ってきました。

神戸です。
新神戸駅で降りるのは・・・2番目の姉の結婚式以来だから20年ぶりぐらい。

実は手羽一族のルーツは兵庫らしいんですよ。
なぜ「らしい」かというと、手羽の父の父、つまりおじいちゃんは神戸に住んでたんですが、親兄弟のことをほとんど家族に話さない人だったらしく、「兵庫の山奥に他の手羽一族がいる」ぐらいのことしか手羽父も知らなくて。
手羽と同じ苗字の人を今まで一度しか見たことがないので、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください・・。

手羽にとって「新神戸」とは「おじいちゃん・おばあちゃんに会いにいくための場所」であり、「おこずかいをもらえる場所」であり、「おじいちゃんが亡くなった時に初めて忌引で小学校を早引けして休めた場所」という記憶で構成されています。
約20年ぶりってことは阪神淡路大震災前であり、そう考えると随分久しぶりに来るんだなあ、と。
確かに神戸ってあんまり用事が発生しないんですよね・・・。

行きの新幹線の中で情報を調べてたらあることを発見し、少し予定を変更して、そちらへ向かいました。

阪急夙川(しゅくがわ)駅
ふりがなを入れたのは・・・恥ずかしながら手羽が読めなかったからで・・・駅に着くまで「なぎがわ」だと思ってまして・・・(「なぎ」は凪)。

これが夙川。うん、間違いなく夙川。君はナギガワなんかじゃないよ。

閑静な住宅街に設置された誘導看板を追いつつ、歩いていくと

ルパン三世!?なぜルパン?!

というわけで、大手前大学に到着。

新幹線の中で「そうだ。兵庫って神戸芸工さん以外に美術系大学ってないのかな?」と調べてたら、大手前大学さんに「メディア・芸術学部」があることを発見し(すいません。知りませんでした・・)、たまたま23日はオープンキャンパスをやってることが判明。
美大愛好家としては、知ってしまった以上行くしかないっしょ!

こういう時ってGoogleマップはネ申ですね。突然行きたいと思った場所に行けちゃうんだもん。
また、最近「ほんと便利になったなあ」と毎回思うのが、パスモ等のICカード乗車券。
旅先で地味に何が不便だったかというと、「駅で路線図見上げながら切符を買うこと」じゃありませんでした?普段使ってるパスモが日本中使えるっていうのはほんとありがたい。
出不精の手羽(デブ症ではありません)があちこち動けるのは「ナビ」「ICカード」「ETC」のお蔭で、ウォッシュレットを含めてもうこれが無くちゃ手羽は生きていけません。

こちらが大手前大学さくら夙川キャンパスのキャンパスマップ。
土地を買い足していった感じにできたのかな?

すぐに学生さんがツアーコンダクタをされてるキャンパスツアーに参加。
メディア芸術学部中心にまわってもらいました。

こちらがメディア・芸術学部の建物。他にもPCルームなどもありました。

いい雰囲気の建物が多く、

本館の中庭は南仏を思い出します。行ったことないけど。

こちらはメディアライブラリーCELL
一言でいえば図書館なんですが、2009年に第25回日本図書館協会建築賞受賞を受賞しています。

中にはホールがあったりすんですが、

なんとなくムサビの図書館と雰囲気が似てる気がする。
ムサビ図書館の方が後にできてるので、大手前さんのを参考にして作ったのかな?

メディア・芸術学部の忘れ物のお知らせ。
これを手書きでやるところはすごい(笑)

そうそう。
なんでルパン三世なんだ?!」って話を書いてなかったですね。

メディア・芸術学部にマンガ制作専攻があり、モンキー・パンチさんや「味いちもんめ」の倉田よしみさん,「クッキングパパ」のうえやまとちさんなどが客員教授をされてるんです。
そこで2010年からルパン三世を大々的に使って大学広報をされてるそう。

なのであちこちでにモンキーパンチさんが描いたルパンが飾ってありました。

大手前さんの売りは「実践英語がうまくなる」だから世界中かけまわるルパンにぴったりだし、「受験生のハートを盗む」って意味でもルパンを使うとはうまいな、と。
ルパンはとんでもないものを盗んでいきました。手羽のこころです!!

ただ、高校生世代がどこまでルパン三世に愛着があるかは謎ですけど(ぼそっ)

おっと、ルパンといえば、10月から新シリーズが始まりますね。
アニメ「ルパン三世」公式サイト
新ルパンは青ジャケット!
カリオストロ大好き緑ジャケット世代の手羽には抵抗があるけど多分見ます(笑)


もひとつ、大手前大学さんといえば、ツアーで知ったのですが、

1992年に作られたアートセンターが安藤忠雄さん設計なんですよ。
アートセンター|教育施設|教育施設・研究活動|大手前大学

手羽の技術じゃイマイチな写真しか撮れなかったけど、

いかにも安藤さんな面白い建物です。
普段は外部者は入ることができないそうなので、ぜひ次のオープンキャンパスに行ってみてください。


「『クッキングパパ』のうえやまとち先生と『味いちもんめ』の倉田よしみ先生による料理マンガ家の本格カレー限定60食!!」の整理券をもらおうとしたけど既に配布終了・・・(涙)

「んじゃ、帰るか・・・」と本館を出ようとしたら、あるものが目にはいって「えっ・・・」と言葉を失いました。

慌てて撮ったのでボケてるけど、鎮魂碑。
ここまで阪神淡路大震災の被害が受けたキャンパスとは全く感じられなかったんです。
【震災写真グラフ】大学から1999 新たな道進む 大手前女大

改めて周りを見ると、近くの家もビルも比較的新しい建物が多い。
全然気が付かなかった・・・。

「そうか・・・まだ20年なんだなあ・・でも20年でここまで復興できるんだなあ・・・」
そう思いながら、次の目的地へ向かうのであった。

「え?え?バレ・エステションってなに?あ、もしかしてバレエ・ステションかな??」と疑問に感じながら。


続くっ!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。