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■【人ありて技術】宮崎県立佐土原高校と日向市駅に行ってきた
7月6日(土)午前10時、
アートホテル宮崎。
この日は13時半から
宮崎の美術教員団体「宮崎芸術進学研究会」主催による「第11回宮崎県美術系大学短大説明会」が開催されるのです。
参加大学は全国18美大。
会場入り口。
福岡の美術研究所「画塾」さんも入り口前にブースを出してて、宮崎ではよく画塾から先生を派遣して美大受験生指導をされてるそう。
準備時間直前にブースの場所を決める厳正なくじ引きが行われ、
今年はこんな配置に。
ムサビは一番奥の小さいスペース。ま、こんなもんっしょ。
場所が決まればすぐに設営に入ります。
ムサビは小さなブースなのですぐに設営が終わり、ムトゥくんと「お昼にチキン南蛮でも食べに行く?」と話しながら会場を出ようとしたら、タマビのメグリリンさんが一人で設営してるのを発見。
手羽「タマビは大きなブースなのに、なんで一人でやってるの?」
メグリリン「本当は教員も来る予定だったんだけど体調崩しちゃって一人で相談会をやることになったんです・・」
私も何度か同じ経験があるけど、このスペースを一人でやるのは本当に大変なんですよ。
なのでムサビ、やはり早めに終わった東京造形大スタッフで設営を手伝うことに。
今回のタマビブースは東京3美大の汗の結晶なのです。
とかなんとかやってたら時間になり相談会スタート!
ここから手羽はずっと相談コーナーにベッタリだったので、ムトゥくんが撮影してます。
んで、東京造形大学。
・・・看板の上になんかいるぞ。
コッシ―だ!!
グラフィックデザイン専攻領域特任教授の大塚いちおさんは、Eテレ『みいつけた!』のキャラクターデザインやアートディレクションをされてるんです。
そしてムサビ。日曜に訪問する某絵画教室に通ってる生徒さんも多く、「明日みっちりムサビの話をするからね」が合言葉。
相談会は無事終了し、撤収も一瞬で終わったから
今度は女子美、東京造形、ムサビでタマビブースの撤収手伝い。
ムサビのムトゥくんが宅急便の伝票書いてます(笑)
すぐに翌日のパネル建込みが始まり、夜チラっと見たら、
日曜は中央大学の保護者説明会が行われるよう。
中央大さんクラスだと全国でやってるんですね。
18時半から高校の先生方と美大関係者による情報交換会。
そこで宝塚大学東京メディア芸術学部の井上幸喜先生とお話させてもらったんですが、クーロンズゲートやサイレンなどのゲームを手掛けた方で、熊本県出身(先日訪問した九州美術ゼミナール出身)の、なんとムサビ商業デザイン(今の視覚伝達デザイン学科)卒だったんです。ムサビ卒業生をまめにチェックしてるけど、まだまだ知らない方がいるなあ・・。
そして美大関係者だけで2次会に繰り出す。
塚田農場。
「宮崎まで行って普通のチェーン店なの?」と思ったあなた!
違うんです!!塚田農場の本店なんですよ!ここからすべての塚田農場が始まったと思うとすごくないですか!!
東京工芸、日芸、嵯峨美、成安造形、女子美、東京造形、ムサビで飲み明かす。
こういう時に「あのプロジェクト、すごいよね」とか「あれ、あんまりよくないんじゃない?」とお互い言える関係になりたくて。
あ、女子美の新人さんと名刺交換したら「採用試験直前は手羽さんのブログを読み漁りました」と言われた。最近このフレーズ、よく聞きます(笑)
しかし、女子美の新人男性職員はみんな若いイケメンばかり。はー、若くなりたい。
今は地方進学相談会のハイシーズンで、この土日は宮崎以外に新潟、静岡、沖縄でも相談会が開催されるから、どの美大広報担当者もほとんど地方に散ってる状態。翌日朝1で宮崎から沖縄へ飛ぶ方も。
しかも来週は多くの大学でオープンキャンパスが開催されるから、皆さん、体調に気を付けながら美大を盛り上げていきましょ!!
以上、
「大学生みたいに一番前に寝っ転がるやつ、やって」とリクエストしたら、東京工芸の大橋さんがやってくれた手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。