手羽の1週間を振り返る #段ボールの未知化 #トラストウォーク #mauleaf #大吉原展 #ムサビズム展 #ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる

2024年4月13日(日)

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手羽の1週間の出来事をまとめてお送りします。
活動記録になるから日記って便利。
前回はタマビネタばかりだったけど、今回はほぼムサビネタで構成されてます。
 

4月8日(月)。
オリエンテーションも落ち着き、いよいよ2024年度授業開始。

空間演出デザイン学科新1年生が段ボールをもってぞろぞろ歩いてるところに遭遇。

北川先生に聞くと「これから最初のワークショップをやるんです」とのことで見学することに。
授業名は「段ボールの未知化」、これからやるのはそのための導入ワークショップで、「自由に段ボールを破壊してください」というお題とのこと。
様子をショート動画風にしてみました。

「『段ボールの素材感を使って立体を作る』みたいな授業は彫刻学科に任せて、空デらしいアプローチで段ボールと向き合います」とのこと。面白そう。
 
 
4月9日(火)。

1号館下に立ってるいろんな募集の立看。
手羽が知ってる限り、「旅するムサビプロジェクト」「ムサビる!」のメンバー募集、「MAUソーシャルインパクトアワード」の参加者募集(今度詳細書きます)、課外ワークショップ(15日開催)、mauleaf制作メンバー募集説明会(こちらも15日開催)のお知らせが流れてるんで、ムサビ生はライブキャンパスをチェックしてね。
大学ってネットよりもこういう張り紙情報の方が有益だったります。
 

 
4月10日(水)。

おおお。彫刻学科の男女神輿の募集が出た!
なんだかんだ「ムサビ芸祭といえば」なコンテンツなので、よかったら。
こちらも説明会が15日。
 
 
4月11日(木)。

この光景を見ると「新学期が始まったなあ」と感じます。
これは視覚伝達デザイン学科の名物ワークショップ「トラストウォーク」で、

2人ずつペアを作り、ひとりは必要最低限の指示をする道案内役となり、もうひとりは目隠しをして、裸足で学内を歩くんです。
頼りになるのはパートナーの道案内と自分の「視覚」以外の感覚のみで、 ”四感”を目一杯使ってムサビを感じるワークショップ。


4月12日(金)。
代休を取って、

上野へ。上野公園の桜はだいぶ散ってたけどギリギリ花見はやれるぐらいな感じだったかな。
 
目的地は2つあり、一つ目は、

東京藝術大学!
最後に行ったのはコロナ前かなあ・・ずいぶん久しぶりな感じ。

まだ旧正門の改修工事が終盤に入ってる頃で、開いてる状態を見るのは今回初めて。

学食も変わってた。
 
何しに来たかというと、

大吉原展です。
館内はほとんどが撮影禁止で、唯一写真OKだったのが、

吉原の妓楼の巨大立体模型。
精密な模型もすばらしいですが、

人形制作が辻村寿三郎さんで「おおおお」と声が出ちゃった。
すんごいボリュームなのでたっぷり時間を作って見にいった方がいいです。

そして2つ目の目的地、

東京都美術館へ。こっちはちょいちょい来てます。
 

手羽の師匠である最上壽之先生の作品にまず挨拶して、館内へ。

もちろんこちらを見にきました。
ムサビズム展 -武蔵野美術大学校友会 関東圏合同展-

●会期:2024年4月10日(水)-16日(火)*休館日:4月15日(月)
●時間:9:30-17:30(入場は17:00まで、最終日は13:30まで)
●会場:東京都美術館 1階 第3・第4展示室
●参加支部:群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、ムサ通の会、日月会、基礎デの会、在校生


武蔵野美術大学校友会(同窓会)の支部1都6県が一堂に会する合同展覧会。関西支部合同展、九州支部合同展はこれまで開催されましたが関東、そしてこの規模の合同支部展は90年の歴史で初めて。
 

残念だったのが完全撮影NGだったことで、入口だけ撮ってきました。
しかしこれだけの作品数を展示調整するって相当大変だったはず。
実行委員の皆さん、本当にお疲れ様でした!

 
4月13日(土)。

朝から市ヶ谷キャンパスへ。
市ヶ谷のお堀周辺はだいぶ葉桜にはなってたけど、花見ギリギリぐらいな感じ。
 
そのまま7階の「Co-Creation Space Ma」へ。

ちょうど会場設営してるところで、少しだけお手伝い。
  
これからムサビズム展記念フォーラムが開催されるんです。

午前中の講演のあと(写真撮り忘れた・・)、

元校友会長でもあるCMディレクター・中島信也さんと現校友会長の萩原幸也さんによる漫才があり、続いて

長澤理事長による「美大教育これから」という講演。
 

そこから中島さんと長澤理事長のクロストーク。

長澤理事長が語った「時代は美大を期待」というフレーズ、なかなかいいですよね。
なにかワードの募集があったら手羽が考えたフリをして使わせてもらおう。

そのあとに合同展実行委員会の皆さんから報告があって、

最後は樺山学長による挨拶。
今回わかったのは、

学生時代、中島さんが芸術祭実行委員長をやってて、その2個下ぐらいで樺山学長が芸術祭の展示部長をやってた、という話。芸祭話で盛り上がってた(笑)
 
14日(日)は都美館でギャラリートークやワークショップ、パフォーマンスをやってるのでぜひ。
あ、パフォーマンスをやってくれるソーズビーくんはムサビ退学しちゃったのね・・。

今後の活躍を期待してますっ!!
 
元校友会長の松家さんから「そうそう。今の放送されてる朝ドラ『虎に翼』寅子のモデルとなった三淵嘉子さんの息子さんはムサビOGでワンダーフォーゲル部に入ってたんだよ。広報に使って」と教わる。どう広報に使えばいいんだ・・。
 

帰る前に1階のMUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスへ。

土曜日夕方も結構お客さんがいるんだなあ。お花見帰りかしら?

SNSで話題になってる商品が紹介されてた。気になってたものばかり!!

それと、MUJIカフェでこういう活動もやってるんですね。
市ヶ谷キャンパスの真横に四谷大塚さんがあって、夕方はお迎えの車が何台も市ヶ谷キャンパス前に止まってます。

保育園もあったり、実は子供がいっぱいいることを市ヶ谷キャンパスを作ってから知ったんですが、市ヶ谷は法政大、中央大などなど学生さんがいっぱいいる街でもあるんで、ぜひ町のメリットを活用してもらえれば。
 

 
ついでに2階共創スペースへ。
15日(月)からこちらの展示が始まるんです。
美とタンジブルによるイノベーションの創出|Emi ASAYAMA展

外資系コンサルティングファームでマネジング・ ディレクターを務める朝山さんは、大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコースを2021年3月に修了して、そのまま同博士後期課程に進学し、この2024年3月に博士号を取得されたんです。すごっ。
その博士後期課程研究発表展で、 4月21日まで展示しています。

土曜はその設営を映像学科・篠原先生とされてるところでした。
4月20日(土)13:00-14:00には、その篠原先生と2階でトークイベントを開催します。
   
また、朝山さんが書いた本が4月15日に発売されます。
ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる

工学修士の学位を持つ朝山さんが、社会に出た後で「足りない要素」を実感し、ムサビに通いながらアートをビジネスに応用できないかを悪戦苦闘しながら得たエッセンスをまとめたもの。
 
その出版記念トークとして、5月10日(金)18:30から7階Co-Creation Space <Ma>で長澤理事長も含めたトークイベントが開催されます。
こちらは要予約なのでご注意を。
 


これで帰ろうかと思ったら、2階ギャラリーαM前がなにやら人だかり。


  • タマビ「Up & Coming」のスタッフも見に来てました。2週続けて手羽ブログに登場

入った瞬間、「??なんだこりゃ?!」となるんだけど、説明を聞くとなかなか面白い作品ばかり。

ムサビ1のバズり王に宣伝してもらわないと。

ちなみに手羽は来場30人目だったそう。こういうの地味に嬉しい(笑)

しかし、イベント多すぎ・・・。
 
 

以上、今日は子供たちとコナンを見に行く手羽がお送りいたしました。
コナンだけは一緒に行ってくれるの。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。