【都美館でムサビズム展開催!】ムサビニュースまとめ20240410

2024年4月10日(水)

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美大ニュースまとめにいれると、あまりにもムサビネタが多すぎたので、単独記事にしました。
手羽が気になったムサビネタは3月21日以降にこれだけあるんです・・。
 

最初はこれを紹介しなくちゃ。
ムサビズム展-武蔵野美術大学校友会関東圏合同展-

●会期:2024年4月10日(水)-16日(火)*休館日:4月15日(月)
●時間:9:30-17:30(入場は17:00まで、最終日は13:30まで)
●会場:東京都美術館 1階 第3・第4展示室
●参加支部:群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、ムサ通の会、日月会、基礎デの会、在校生


武蔵野美術大学校友会(同窓会)の支部1都6県が一堂に会する合同展覧会が本日からスタート。ここまで大掛かりな合同支部展は90年の歴史で初めて。
4月13日(土)は市ヶ谷キャンパスでアートフォーラム、14日(日)は都美館でトークやパフォーマンスが行われます。
 


というわけで卒業生の活躍を紹介してきます。
明日をひらく絵画 第42回 上野の森美術館大賞展


空間演出デザイン学科卒業し、なんと大学院日本画コースを修了された木村真光さんが第42回上野の森美術館大賞展で大賞を受賞されました。
おめでとうございます!!
 

 
日本画学科つながりだと、 
元気炉 六号基

日本学科卒で現在客員教授もされてる栗林隆さんが栃木県宇都宮市大谷町にある地下空間に、社会や自然、そして日常生活や身体の「境界」をテーマにした大型の体験型アートインスタレーション《大谷元気炉六号基》を制作。
 

 
卒業生の本を2冊紹介。
美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門

稲葉 裕美さんは芸術文化学科卒業。
その後起業し、六本木デザインハブにあった武蔵野美術大学デザイン・ラウンジと共同で、日本初のデザイン経営の学校「WEデザインスクール」を開校したり、ノンデザイナー向けのアート・デザイン教育活動をやってる方。

去年、Tama Design High Schoolにも登壇してるのでよかったらこちらの動画もご覧ください。
「知っておきたいデザイン基本のキ」講師:稲葉 裕美|Tama Design High School講義プログラム
 

藤井亮さんは視覚伝達デザイン学科卒業。
『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』(NHK Eテレ)をはじめ、SNSで大きな話題となった『石田三成CM』、『サウンドロゴしりとり』など遊び心あふれるでたらめなコンテンツを生みだし続ける気鋭の映像作家・クリエイティブディレクター。

作品の感じから超ポジティブな方だと思ってたら、「つまらないネガティブ人間」を自認されていて、そんなネガティブ思考を逆手に取った仕事術と創作論を大公開!

佐々木さんは建築学科卒。
 

●会期:2024年4月27日(土)~6月30日(日)
●休館日:月曜日
※ただし、4月29日、5月6日は開館し、翌日休館
●時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
●会場:しもだて美術館


みうらじゅんさんは視覚伝達デザイン学科卒。
4月27日(土)には安齋肇さんとのトークイベントもありますよ!

にしても「マイブームの全貌展」はずいぶん長い期間巡回展やってて、いかにもみうらさんって感じで(笑)
 

●会期:2024年3月6日(水)〜2025年1月13日(月)
●時間:10:00 〜 18:00*土曜日・日曜日・祝日は9:30〜19:00
●会場:NIFREL(ニフレル)(大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内)


絵本を中心に活動するユニット tupera tupera(ツペラ ツペラ)のオリジナル作品と、デザインチーム minna(ミンナ)による空間プロデュースで彩る展覧会。
tupera tuperaの亀山 達矢さんはムサビ版画卒で現在グラフィックアーツ専攻の客員教授、minnaの長谷川哲士さんは工芸工業デザイン学科、角田真祐子さんは空間演出デザイン学科と、ムサビ勢による展覧会なのです!!
 

◼️OUTLAND×津村耕佑
公式オンラインストア:threetreasures
受注期間:2024年3月28日(木)-4月12日(金)

◼️three treasures ポップアップ
会期:2024年3月28日(木)〜31日(日)
住所:東京都渋谷区渋谷1-10-2 グローリア宮益坂III 東館 2F
営業時間:12:00-19:00


空間演出デザイン学科の津村先生の活動。
ポップアップは終わってしまったけど、オンラインで購入可能です。
 

小池一子先生は元空デ主任教授で名誉教授でもあります。
 
 
元教授といえば、
美術の教育: 多様で寛容な「私」であるために

今年3月に定年退職された教職課程・大坪圭輔先生は甲田学長時代にずっと学長補佐をされてて、美術系大学連絡協議会など他大学トップレベルでの交流を構築された方でもあります。ちょうど私もその担当だったんで、ほんとお世話になりました。あ。アトリエちびくろの顧問もずっとされてましたね。
 
そんな大坪先生が長年にわたって立ち続けてきた美術教育と美術科教員養成の現場、「美術の教育」をめぐる未来への提言を描いた本。

 
 
名誉教授ということだと、残念なお知らせがあります。
[訃報]陣内利博 名誉教授のご逝去について
前日までFacebookを更新されていたので、訃報を聞いた時は全く信じられなくて。
 

先生の活動ってことだと、
【TOKYO WOOD TOWN 2040 山と木と東京】オープニングトーク「山と木と都市の未来を語りたい」内藤廣 × 井上岳一 × 腰原幹雄 × 若杉浩一

日時:4月18日(木) 19:00 - 21:00 *終了後30分程度懇親会の予定
会場:3×3 Lab Future(千代田区大手町1丁目1−2 大手門タワー・ENEOSビル 1階)
定員:120名
参加費:無料
ゲスト:内藤 廣氏(建築家/GOOD DESIGN Marunouchi ディレクター
本展ディレクター:井上 岳一(株式会社日本総合研究所 創発戦路センター エクスパート)|腰原幹雄(東京大学生産技術研究所 教授・NPO法人team Timberize 理事)|若杉浩一(武蔵野美術大学 教授・同ソーシャルクリエイティブ研究所 所長)

クリエイティブイノベーション学科(CI学科)の若杉先生と内藤 タマビ学長が同じステージに!!
 
 
ここからは卒業生や教員だけじゃなく「在学生も頑張ってるよ!」というネタを。
東京諸島好きが集まるMeetup「san-bashi #3」開催レポート – 多働海域コミュニティ WELAGO

クリエイティブイノベーション学科5名がピッチ形式でプレゼンし、全参加学生16名の研究成果をパネル形式で展示。
 

 
CI学科の学生さんってことだとこんな活動もしています。
mto_ichigaya

CI学科を中心とした有志学生によって組織される「エムト」で、1階無印良品の方々とも共創して、キャンパスの位置する市ヶ谷という地域を見つめ直し、そこにある可能性をデザインでより良くする・変化させる・育てていくことを目的に”つながりで届ける”をコンセプトにして活動しています。
MAUとMUJIで「Mto」ってことですね。
 

旅するムサビプロジェクト、略して旅ムサ。
昨日、旅ムサの2024年度登録者募集と「School Art Project ムサビる!」のスタッフ募集説明会のお知らせがライブキャンパスに流れてるので、ムサビ生はチェック!!
 

視デの学生さんが最優秀賞を受賞!
審査員長の宮本武典さんのコメントが面白いです。
ちなみに宮本さんはムサビ油絵学科卒で、現在東京藝大の准教授をされてます。
 
 
最後はこちら。

ムサビとは書かれてないんですが、どうみてもムサビのことで。
この投稿を見て、朝からウルっとしちゃいました。
頑張らなくちゃ。


以上、今年の地方相談会出張は熊本、宮崎、高知、福岡とまたしても西日本に集中してる手羽がお送りいたしました。
「九州と四国に行きたい!」とダダをこねてるわけじゃなく、たまたま出張できる日と重なるのがこの地域なんですよね。。どうぞ皆さんよろしくお願いいたします。
タイミングが合えば美術予備校さんや高校にも行きますんで連絡ください。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。