12月9日のお出かけレポート。
これまでの話はこちら↓
■もじ イメージ Graphic 展とDigital Happiness展に行ってきた
ミッドタウンタワー5階のデザインハブへ。
芝生広場のアイスリンクは上から見るとこんな感じになってます。
なんでデザインハブへやってきたかというと、もちろんこちらを見るためです。
■東京ミッドタウン・デザインハブ第105回企画展「Tama Design High School」
<講義>2023年11月27日(月)〜12月24日(日)
<展示>2023年11月20日(月)~12月24日(日) 11:00~19:00 会期中無休
●入場料:無料
●会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ
●監 修:永井一史(多摩美術大学 統合デザイン学科教授)
●企画構成:多摩美術大学
●プログラム協力:稲葉裕美(WE デザインスクール主宰)
●制作協力:吉田あさぎ、西尾仁、三浦あかり
タマビが2021年にスタートした無料オンライン講座「Tama Design University」の第3弾。
今回は「High School」とし、会場展示と初学者向けのデザインの話をテーマに、第一線で活躍するクリエイターや教育関係者、デザイン研究者、実務家らによる会場+オンラインのハイブリッド講義で構成されてます。
ちなみに「Tama Design University」はグッドデザイン賞も受賞してますよ。
デザインハブでは、美大で実際に使われてる道具、制作風景、課題などが展示されています。
会場の真ん中にあるステージで授業が行われていて、12月9日の講師は
昼の部が「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考の著者でムサビ芸術文化学科卒の末永幸歩さんで、夕方の部は「くまモン」などをデザインされてるタマビ卒の水野学さんでした。
ほぼ毎日授業やワークショップが行われています。
男性登壇者の多さが少し気になったりしますが、6名の女性登壇者は末永さん含めて稲葉裕美さん、永井由佳里さん、早川克美さん、大橋由三子さん、視デの北崎允子先生と、大橋先生以外全員ムサビOGなのが面白いな、と。
初回・佐藤卓さんの回はすごくいい話だったんですよ。
アーカイブがあがってるのでぜひご覧ください。
そのまま中学や高校の美術の授業で使って欲しい内容。
13時定刻で末永さんの授業が始まりました。
と思ったら、いきなり来場者に立ち上がってもらってワークショップが始まった(笑)
今日以降のラインナップはこうなっています。
オンラインは自由に視聴できますが、会場参加は事前予約制なのでご注意を。
アーカイブは全部残らないので、リアルタイムで見るしかないっす。
■12月12日(火) 18:00-
橋本陽夫 (橋本陽夫デザイン事務所代表)「デザインを丁寧に伝えよう」
■12月13日(水) 15:00-
長岡淳一 (株式会社ファームステッド 代表取締役 / クリエイティブディレクター) 「農業をデザインで伝える」
■12月13日(水) 18:00-
ピープル赤ちゃん研究所 ( ピープル株式会社 )「赤ちゃん観察をデザインする」
■12月14日(木) 18:00-
山藤旅聞 (新渡戸文化中学校・高等学校 副校長/(一社)旅する学校 代表/(一社)Think the Earth メンバー/(株)ゲイト CSV教育デザイナー)「価値創造の教育デザインと実践」
■12月15日(金) 19:00-
山下亮 (クリエイティブストラテジスト/アートディレクター)「デザイナーの手元で起きていること」
■12月16日(土) 13:00-
長崎綱雄 (プロダクトデザイナー/NAOTO FUKASAWA DESIGN取締役/多摩美術大学統合デザイン学科教授/BRANCH主宰)「デザインはかたち」
■12月18日(月) 18:00-
早川克美(環境デザイナー/京都芸術大学 大学院学際デザイン研究領域 教授)「創造的思考のすすめ」
■12月19日(火) 19:00-
佐宗邦威 (株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー/多摩美術大学 特任准教授)「13歳からのビジョンのデザイン」
■12月20日(水) 18:00-
大橋由三子( 多摩美術大学プロダクトデザイン専攻 教授/パスキーデザイン代表)「総合知を支える美術大学のデザイン教育」
■12月21日(木) 18:00-
小川悠 (一般社団法人i.club 代表理事)「未来をつくるアイデアのデザイン」
■12月22日(金) 18:00-
長田英知 (株式会社良品計画 執行役員 ソーシャルグッド事業部担当)「くらしの「ありよう」のデザイン」
■12月22日(金) 20:00-
井庭崇 (慶應義塾大学総合政策学部 教授/株式会社クリエイティブシフト代表取締役社長/パターン・ランゲージ国際学術機関 The Hillside Group 理事)「未来をつくる言葉のデザイン」
■12月23日(土) 15:00-
山本尚毅 (株式会社日本総合研究所 創発戦略センター所属/北陸先端科学技術大学院大学在籍)「想像とデザイン」
■12月23日(土) 18:00-
安斎勇樹 (株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO/東京大学大学院 情報学環 特任助教)「問いのデザイン」
■12月24日(日) 17:00-
北崎允子 (武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科教授、デザインリサーチラボラトリー代表)「インタラクションとデザイン」
多摩美術大学TUBではこちらが同時開催。
■TUB showing 2023
日 程:2023年12月4日 (月) – 12月24日 (日) 11:00-18:00 会期中無休
入場料:無料
会 場:多摩美術大学 TUB
共通テーマ「Re-◯◯◯」をお題にした学内全学科横断型のコンペティション企画の展示。
審査を通過した49作品が会場いっぱいに所狭しと展示されてます。
翌日10日には表彰式が予定されてて、
多分こういう進行で行われたはず。
あ。次回のデザインハブ展の告知が出ましたよ。
■ゼミ展2024 デザインの学び方を知る
●会期:2024年1月10日(水)~2月25日(日)
●時間:11:00~19:00 ※会期中無休・入場無料
●出展校:京都芸術大学大学院芸術研究科、専門学校桑沢デザイン研究所総合デザイン科、昭和女子大学環境デザイン学科、多摩美術大学統合デザイン学科、東京都立大学インダストリアルアート学科、長岡造形大学造形学部、名古屋造形大学地域社会圏領域、広島市立大学芸術学部、武蔵野美術大学芸術文化学科、同空間演出デザイン学科(50音順)
●会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
デザインを専門とする9校10ゼミで取り組んでいる課題や学生の作品を通じて、デザイン教育と学びを紹介する展覧会です。こちらもぜひどうぞ。
おっと。そろそろ時間だ。
会場に貼られてるパネルを見て、
「その通りだよなあ」と思いながら会場を脱出。
地下1階でもつ鍋定食を食べて、
武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスへ。
長くなったので、まさかの明日に続くっ!!!
以上、昨日は
またしても1日吉祥寺校にいた手羽がお送りいたしました。
これで吉祥寺校出勤も今年ラスト。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。