【全28校200作品を超える学生アニメーション上映!】インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル2023(ICAF2023)が開催されます

2023年9月19日(火)

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今日は今回で21回目を迎えるこちらのイベントを紹介しましょ。
*頼まれてもないのに勝手に宣伝してるので(笑)、間違ってたらすいません。公式情報をご確認ください。
 
インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2023

●会期:9月28日(木)~10月1日(日)
*オンライン期間:9/15(金)〜10/1(日)
*会場上映期間 :9/28(木)〜10/1(日)
●会場:国立新美術館3階講堂・研修室(全作品上映)、特設WEBサイト(各校選抜作品のみオンライン配信)
●入場料:無料(入退出自由)
●主催:インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル実行委員会
●共催:日本アニメーション協会(JAA)、日本アニメーション学会(JSAS)
https://twitter.com/ICAF_info
https://www.facebook.com/InterCollegeAnimationFestival
https://www.youtube.com/channel/UCzMRoCOzn4PuwnEpKuHRr4g

 
Inter Collage Animation Festivalだから略称ICAF、私たちは「アイカフ」と呼んでいます。
 
ICAFとはなにか?
開催趣旨文を引用すると・・
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インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)は、大学や専門学校などの教育機関で制作された学生作品を上映する映画祭です。
各校の作品は教員の推薦によって決まります。そしてICAFの歴々の出品者を見ると、TVアニメーションの分野で活躍する方はもちろん、アカデミー賞、カンヌやベルリン映画祭出品・受賞監督。広島、アヌシー、オタワ、ザグレブなど世界各地で行われているアニメーション映画祭の常連監督が名を連ねています。その成果は卒業以降の一人一人の努力の賜物ではありますが、大学や専門学校などの教育を通じて、何か学び得たものがあるのではないでしょうか。
また、活躍する人数の多さは、学生の時から切磋琢磨し努力を重ねていた姿を、教員がしっかり見守ってきたことの現れだと思います。
ICAFは作品を楽しむだけではなく、「人物」や「教育」が見えてくる映画祭です。
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と書かれています。
一言で説明するならば、「全国の教員推薦学生アニメ作品を一挙上映!」かな。観客席数をコロナ前と同じに戻して、3年ぶりの完全リアル開催となります。 
 
ICAF出品者で有名になった1人には、PUIPUIモルカーの見里朝希さんがいます。

見里さんはムサビ視デ卒→東京藝大大学院修了。こちらはICAFに出品されたムサビ時代の作品「あたしだけをみて」です。
PUIPUIモルカーといえば、最近、残念なお知らせがありましたね。
『モルカー』声優のモルモット死ぬ つむぎちゃん闘病で「肺炎が原因でした」 | ORICON NEWS
 

ICAFは、名誉実行委員長を古川タクさんが務め、幹事校(東京藝術大学、東京造形大学、東京工芸大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学)のアニメーション教育に携わる先生で組織された実行委員会の持ち回り方式で運営されています。
 
今年の持ち回り担当幹事校は多摩美術大学で、フェスティバル・ディレクターはタマビのグラフィックデザイン学科・野村辰寿先生が務めていらっしゃいます。
 

ICAF2023の参加校は
秋田公立美術大学/大阪芸術大学/大阪電気通信大学/尾道市立大学/金沢美術工芸大学/九州産業大学/京都芸術大学/京都精華大学/神戸芸術工科大学/嵯峨美術大学/静岡文化芸術大学/尚美学園大学/女子美術大学/多摩美術大学/筑波大学/東京学芸大学/東京藝術大学/東京工芸大学/東京造形大学/東北芸工大学/長岡造形大学/名古屋学芸大学/日本大学/比治山大学短期大学部/広島市立大学/文化学園大学/北海道教育大学岩見沢校/武蔵野美術大学
の28校。
自由公募ではなく「各大学(学校)の教員が協力しあって開催する展覧会(上映会)」では、ファインアート含めてこの参加数のイベントは他にありません。
 

参加大学のダイジェストPR動画も公開されています。5校だけピックアップしましょ。
■ICAF2023秋田公立美術大学 PR


■ICAF2023金沢美術工芸大学 PR


■ICAF2023嵯峨美術大学 PR


■ICAF2023広島市立大学 PR


■ICAF2023九州産業大学PR

日本全国から参加してるのがわかりますね。
  
手羽が注目してる企画はこれかな。
■ICAFとらのあな

●日時:9月30日(土)13:00-15:50
●会場:国立新美術館3階研修室


中学生以上の生徒、学生が参加可能の講評形式の持ち込み上映会です。
今年の講評担当者は合田経郎さん、吉邊尚希さん、ぬQさんで、3名が制作アドバイスを行います。学生であれば美大生以外でもOKだし、年齢も不問。
ICAFは教員推薦なのでアニメ専攻系の学生作品ばかりになってしまうので、こういうチャンスを使って、例えば油絵学科の学生さんとかが持ち込んだら面白い展開が生まれるはず。あなたも持ち込んでみませんか?
作品尺は10分まで。希望される方は9月27日までに応募フォームからご応募ください。
 

その他に会場で大学院の修了論文をiPadで展示したり、こんなイベントも用意されています。
■ICAF とらのみち
●日時:10月1日(日)14:00-16:00
●会場:国立新美術館3階研修室
「MVとアニメーション」と題して、ICAF出品経験者の石舘波子さん(多摩美術大学・東京藝術大学大学院)、山田遼志さん(多摩美術大学・同大学院)、ユージンさん等によるアニメ業界で活躍中の ICAF卒業生の作品上映とトーク。
 
■ICAF とらのゆめ
協賛企業と学生をつなぐ交流会と協賛企業のプレゼンタイムで、こちらはZOOMでの開催が予定されてます。
そう、協賛企業の多さもICAFの特徴でして、今年は、
京楽ピクチャーズ.株式会社/株式会社アイケイアイエフプラス/株式会社ウィットスタジオ/高知アニメクリエイター聖地プロジェクト/株式会社十返舎/シンエイ動画株式会社/CLIP STUDIO PAINT(株式会社セルシス)/株式会社ファンワークス/株式会社ボンズ/ユーフォーテーブル有限会社/株式会社ロボット/インテル株式会社/株式会社カラー/株式会社ガレージフィルム/株式会社CLAP/株式会社白組/株式会社スタジオエイトカラーズ/株式会社スタジオコロリド/株式会社ディレクションズ/東宝株式会社/株式会社TOHO animation STUDIO/日本アニメーション株式会社/株式会社ノーヴォ/株式会社pHスタジオ/株式会社ピクス/株式会社ファインアシスト/ドワーフ(株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND)/株式会社ポリゴン・ピクチュアズ/リトルビット株式会社
と、アニメ好きなら誰もが一度は目にしたことがある企業が協賛してるんですよ。この数も美大系イベントでは異例かも。
 
ちょうど国立新美術館では、テート美術館展イヴ・サンローラン展もやってるので、ぜひ!


以上、

敵だと思ってたタマビが味方で、味方だと思ってた東京造形大が敵だった的な伏線回収だらけの日曜劇場「テバン」を作りたい手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。