高知出張レポートをシリーズでお届けしております。
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■高知出張レポート前編 #アートこうち #前浜掩体群 #桂浜 #高知城 #ひろめ市場
8月17日(木)午前8時、空間演出デザイン学科の津村先生と学生さん、そして手羽は
高知県立岡豊高等学校に到着。
高知県内で唯一、美術・書道専門(あとは音楽)のコースがある高校が本日の会場。
しかし、昨日のド晴天が嘘のような大雨で・・・。
ホテルから電車で行くつもりだったんだけど、電車が運休になる可能性もあるよう。こういう時は帰りのタクシーも捕まりにくくなるから、急遽カーシェアリングしました。
手羽の人生初カーシェアリングが高知。
スマホで車の鍵が開くのは感動。
中庭には不思議なものが。
タイル張りっぽいから、もともとプールか池だったのかな。
生徒さんは講堂に集合。
この日は高知県内の生徒さんが集まり、高知県高等学校文化連盟美術・工芸専門部が主催で夏季研修制作実習と芸術系大学説明会である「ArtKochi〈アートこうち〉」が開催されるのです。
今回で6回目って言ってたかな。ムサビは去年に続き2回目の参加なので新参者。
これから参加する大学の札の前に生徒さんが座るシステムだから、各大学の参加人数が可視化されてる。
後ろで見守る各大学の先生やスタッフ。
事前に生徒さんには大学名・企画タイトル・概要が知らされています。
参加大学・各大学の企画名はこうなっています。
皆さんから言われました。
「ムサビさんは一体何をやるの?!」と(笑)
なんせ「バラバラ事件の検証」ですからね。
一応は生徒さんには簡単な概要は知らせてあったけど、このタイトルでムサビ企画を選んだ生徒さんはもう合格でいい気がする。
簡単に内容を書いておきます。
いってしまえば「人体デッサン」なのですが、イーゼルの場所によってモデルさんの描くパーツが違うんです。そこのアップを画面いっぱいに描いてね、と。
モデルは津村ゼミの学生さん。
今回の企画は津村先生が考えたものなので、サポートスタッフもかねて来てもらいました。
ちなみに高校の先生や他大学関係者が「ムサビが東京からモデルを連れてきたぞ」とザワザワしてたそうです。いや、学生さんなんだけどね。
始まってしまうと描き終わるまでほとんどやることがないのだけど、それにしても、
雨が朝よりも強くなってる・・。
スマホを見ると、大雨警報に発令され、ステージ3になってる。
またしても超雨男がやってしまった・・。
昨日、「今年の出張は晴れてたから超雨男伝説を払拭だ」と書いたけど、思い出してみたら宮崎も暴風警報出てたし、オンラインオーキャンも雨だったなあ。人間って都合の悪いことを忘れるもんなんだなあ・・。
この時間を使って、他大学さんの企画を見学することに。
恒例の貼紙チェック。
こういうキットを女子美の株式会社が出してたんですね。
東京造形大は「アートブックを作ろう」。
あ、そうだ。昨日のブログで高知城で見かけた
このキャラクターが謎だと書いたところ、東京造形大のM澤くんから「モケケ」という全国展開してるキャラクターだと教えてもらいました。こんなことになってたとは・・。
動画も撮ってきました。
ムサビブースに戻るとそろそろ終了時間だ。
余った時間で学生さんにムサビのことをしゃべってもらいました。
で、これが午前の部。
同じことを生徒さんを変えて午後もやるのです。もう1本!
生徒さんに聞くと、美術コースや美術部の子だけじゃないので、人体デッサンは全員初めてだったし、デッサン自体も今回初めてという方がボチボチいました。
でもみんな結構描けちゃうんですよね。それがすごい。
ワークショップは無事に終了。
ここから30分間は大学説明タイムで、千羽が20分しゃべって、
最後は津村先生と学生さんにしめてもらいました。
これで高知での仕事は終了。
帰るころには雨はかなり弱くなってました。
以上、翌日有休取ったので、高知旅行レポートはもう少し続きます、の手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。